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幼なじみ

「お前が負けたらこれからずーっとダサメガネな」

「じゃあお前が負けたらずーっと俺のダッチワイフな」

「はぁぁぁぁあああああ!!!!!?????」

「てか、負ける気サラサラないな」

「意味わかんねえよ!」

「なんで?」

「ダッチワイフだぁ?そもそも俺、男だし!入れる穴がねぇよ!」

「あ?あんだろ、ココに」


サラリと俺のケツの割れ目を撫でる幼なじみの東。


「そんなバカな。そもそも俺と条件が対等じゃねえよ」

「じゃあ真も変えればいい」

「てか無理。ケツの穴にチンコ入らない。ここは入れるとこじゃなくて出すとこだし」

「いやいや、これがイケるんだ。負けるのが怖い?」

「なわけあるか!?よし、お前が負けたらずーっと俺のパシリ!ぜってぇ負けねー」

「パシリ、ねぇ。やっぱり真が負けたら俺の言うこと何でも聞くにする」

「まっ、待て!俺もそれにする!」



な、なんか後に引けなくなっちまった。
いくら東がイケメンで頭よくて仲がいい幼なじみだろうが“何でも”言うこと聞くとか無理。
ただでさえ最近スキンシップが多くなってきて混乱気味なのに。
なに言われるかわかったもんじゃない!





































「か、完敗…………?」

画面上で横たわる俺の使用キャラクター。
WINとかかれた画面に片手を上げてガッツポーズをする東の使用キャラクター。

10戦10敗とか…………。



「相変わらず弱いね」

「え、まじ無理。どうしょう………」


顔が青ざめていくのが自分でもわかる。


「まずは真から俺の膝の上に座ってキスを強請って?」

「い―――」

やだ、と言おうとしたら東の眼光が鋭くなった。
イケメンだけになんか怖い!!!


「言い出しっぺが逃げるの?男なんだから腹くくんなよ」


かっちーんときた!
そんくらいやってやらぁ!


ベットに腰を掛けた東の上に座る。


「きっ、キスして」


幼なじみと言えど恥ずかしいすぎる。
羞恥に駆られて思わず目を瞑ると唇に柔らかいモノが。

ハッとして目を上げて飛びのこうとするが、すかさず頭と腰をホールドされて身動きが取れなくなる。
暴れるようにもがくが、もがく度に拘束が強くなる。

さらには東の舌が俺の口の中にヌルリと滑りこんできた。



「む!んんん!……んぁあ!……あふぅ、」


息ができなくて必死に東の背中を叩く。


しまいには口に収まりきらない互いの唾液が首筋を伝わり始めて気持ち悪い。










「…はぁ、はっ、おまっ、し、信じらんねえ!!!」

「反応がウブすぎ。かあわいい〜」

「…てめぇが経験積みすぎなんだよ!」


長いキスが終わって一息つくと、すかさず文句を言ってやった。しかし、あまり効果はなかった。


「じゃあ、次はこの服きて俺のチンコしゃぶろうか?」


ニッコリとえげつないことを言う東。
この服ってセーラー服!?
だいたいどっから入手したんだ!?
てか次!!!次あんの???







そして俺は流されるままに東にぱっくりと喰われてしまった。











「嫌がってた割にはアンアン言ってたね。しかも初めてなのに」

「ううう、うるさいやい!」



美形×バカ平凡

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あきゅろす。
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