[携帯モード] [URL送信]

焦れっと一年間
番外編

「今日体育、中だな」

「バスケがいい………!」

「松野バスケ部だもんな」

「上手いのか?」

「まあね。三島はなんでもスポーツできそう」

「うんうん。海斗って運動神経良すぎだよな」

「そんでもってヒロは何においても平均値だよな。ふはっ」

「爽やかに笑うな!平均値だってある意味すげえんだぞ!」

「だよな〜、笠木って普通すぎてすごい」

「あ、ウインナーもーらい!」

「笠木ぃぃいい!」

「ヒロ、ごはんつぶ鼻についてる」


ヒョイパクって表現しかしようがない。
彼女にやってもらいたいお弁当時の仕草ナンバースリーに入ることを!海斗の野郎、不良の癖にナチュラルにやりやがった!!!!!


「俺のウインナー…………てか!三島は普通にやりすぎだ!お前は笠木の彼女かっ!……………あ、三島に“お前”とかいっちゃったし…………!!!!!ばかさぎー!」

勝手に興奮して混乱する松野。確かに今のはツッコミたくなるけど。


「彼女はヒロだろ。俺、彼氏がいい」

「いや、ツッコムところちげぇし!」

「(三島気にしてない…ほっ)てか鼻にごはんつぶとか普通はつかないから!どういう食い方だよ平均値の癖に食べ方異常値かよっ!」

「松野ってけっこう面白いこと言うんだな」

「たったまたまついただけだ!松野うぜぇ!!なにより海斗うぜぇ!」

「おだまり!お子ちゃま。だいたい、三島をうざいって言えるの笠木だけだろ…………!」

「よしよし」



なぜか満足そうな海斗。頭撫でてくるし。計り知れない不良だ。
気のせいかも知れないけど、最初の頃より海斗は雰囲気が和らいだ気がする。






‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

というバツになった本編。
続きません(笑)

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!