[携帯モード] [URL送信]


「で、星弥は何見てそんなに興奮してたの」

「美形×不良」


ああ、聞かなきゃ良かった。


「星弥ってばいつから不良受けに走ったんだよ!俺は平凡受けしか認めない!」

「ばっかいえ〜、平凡受けはもちろん大好物だけど、不良受けほどおいしいものはないぜ」

「だっから美形×不良よりもヲタク×不良のが萌える」

「腐った話すんな。煩い黙れ。うるさくするなら俺から離れろ」


たった今うるさくするなと言ったばかりなのに、BLの話をするとすぐに熱くなりやがった馬鹿二人を黙らす。



二人はハッと我に返り、静かに食事に取りかかった。


星弥が見ていた方に顔を向けると、生徒会長とやたら美形な人たちがいた。

――生徒会長と美形集団
ということは、生徒会の集まりか…



生徒会役員が勢揃いしてるからの騒ぎだし。

[*前へ][次へ#]
[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!