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だからといって、陽と離れるのは負けたみたいで嫌だったので、徹底的に耐えた。


そんなことで私がへこたれないとわかった周りは、今度は物理的な攻撃をしはじめたのだ。



幸い、運動神経はバツグンだったので、致命傷は負わなかったけど、小さい傷が沢山できるようになった。



私は陽に、私を庇わないように言いつけてあったが、陽は我慢の限界らしく、私にケンカを覚えようと言い出した。





なんだかよくわからないけど、私と陽はケンカの仕方?を太一さんに教えてもらうことにしたのだった。


太一さんは武道を嗜んでいて、それを交えたケンカの仕方を教えてくれた。


陽と毎日のように組み手やらなんやらしていたら、かなり強くなってしまい、いじめは壊滅した。

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