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自分だけの趣味なら個人の自由で、私も何も言わないけど、その、BLを私に薦めてくるのだ。


私はホモとか、そういうのに偏見はないけど、やっぱり好んで見たいとは思わない。


なのにあのバカ男はウザイくらいに薦めてきて、結局折れた私はBL小説を何冊も読んだという苦い記憶がある。



陽のこの趣味を理解している陽の両親の太一さんも月子さんも私の両親も、馬鹿親だけど、凄いと思っている。




でもって、私はBLとやらの知識は無駄にあるようになってしまったのだ。

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