タチンの日記♪
2010-01-07(木)
偽善か否か
カラスが行水してました。
このクソ寒い中。
カラスの行水って早々と風呂を上がるせっかちな方を比喩する言葉として知られていますが、私が見た限りその比喩は間違いのようでした。
見たことあります?
水溜まりに頭をつっこんでパシャバシャ。
またバシャバシャ。
これを私の手元の時計で約5分くらい繰り返すんですよ。
真っ黒なくせになかなか綺麗好き。
そんな姿をいつもの川の畔で眺めていました。
仕事サボりながらね。
わが社の横を流れるこの汚い川、一応一級河川と看板が出てますが、その汚さからは到底一級とは言い難いものがありまして。
もう何かね、ウンコを水で解いたような色してますし、上流から何やらお宝がドンブラコ〜って感じなんです。
生活排水これでもか!って。
何の基準でこの川を一級と位置づけるのかは知りませんが、一級と呼ぶ以上やはり一級は一級らしく綺麗な川に保てるよう人間は努力せないかんと思うのです。
少なくともあのカラス君が毎日私に会いに来てくれる程度には。
すべては人間。
汚すのも人間。
本来あるべき姿を勝手に変えるのも一級だ二級だと位置づけるのも他の鳥が近寄りにくくしちゃうのも
ぜんぶ人間なんですよね。
そりゃそうです。
人間なんて中途半端な知恵だけはあって、自分以外の人には冷たくあしらう。
まれに何かいいことをしてる人を見掛けると、やれ偽善だと罵る。
心配してるフリや一緒に悩んでるフリがとてもお上手で、心底他人を思いやる気持ちなんてサラサラないのです。
それが人間ですものね。
もうそんな奴を嫌ってほど見てきた私ですが、近頃なかなか見所のある奴らがいましてね。
くわこ、マリナ、パンチラ野田。
この三人は実に優しい。
少なくとも何の恩義もない他人である私に、何か久しぶりに炊きたてのごはんのような温かさを与えてくれます。
ごはん美味しいです。
ごはんは絶対に残さない主義の私です。
有り難く頂戴しようと思います。
この三人にはきっと今の私がこの汚い川のように写ったんでしょう。
人間によって汚された物を人間の手によって綺麗に戻そう。
一級って呼ばれるように戻そうと手を差し伸べてくれているんですね。
有り難い。
何だか最近ほとほと疲れた私の中に、何か一筋の光明が見えてきました。
頑張るよ
超頑張るよタッチン。
冴えない毎日に何か希望が見え初めてきたとある寒い日の昼下がり。
吸殻を川に向かってピーンと飛ばし、
さて仕事頑張るか!
あ
やっぱ駄目ですね私って。
〜マリナ名言集〜
たっちんって足音で機嫌いいかどうかがわかる〜♪
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