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広報コラム 鬼門道場広報部長の柏崎仁志によるコラム
2020-05-27(水)
今月のプレイバック 新世代の最強タッグ誕生!!

―2014年5月31日 シリーズ最終日 PPV「TWIN GATE FINAL'14」 日本武道館 twin gate road'14―

メインイベント
第八回ツインゲートフェスティバル決勝
優勝決定戦
タッグマッチ
時間無制限一本勝負
●火村太陽、ガリスコ

石神俊也、○池田鉄

※28分57秒
タルカスボトム

アイアンゴーレムが初優勝。並びに石神俊也、池田鉄組が第二十一代SKタッグ王者組となる。

試合詳細



鬼門道場のタッグと言えば?

今であれば、石神俊也と池田鉄のタッグチーム「アイアンゴーレム」の名が真っ先に上がるだろう。
だが、そんな当たり前が始まるのは運命的であった。


新生鬼門道場黎明期からタッグ戦線は郡山三丁、藤沢元一のタッグチーム「overTHEspeed」がパイオニアとして盛り上げていた。
だが、彼等はジュニアタッグチームであり、ヘビー級選手によるタッグチームで絶対的な存在は居なかった。


そんな中、2013年から鬼門道場のタッグ戦線は変化の兆しが見え始める。

当時、火断亡所属の石神俊也とデフストリーム所属の池田鉄は、FATMAN BLACKが結成したSPINNING REELに移籍。
両者は鬼門道場でこれといった戦績は残しておらず、突き抜けるものが無い地味な選手だった。

だが、初めてタッグを組んだ試合でENAインターコンチネンタルタッグ初代王者組となる。
石神と池田は、個人として突出したものが無いにも関わらず、それがタッグになると上手い具合に作用し、掛け算のようにお互いの力を何倍も引き出した。

また、SKタッグに次ぐ王座として設立されたベルトと、タッグチームとして輝きを見せ始めた二人の相性は抜群だった。
アイアンゴーレムの完成度が上がるに連れ、ENAの価値はぐんぐん高まり、瞬く間に新世代を代表するタッグチームへ成長。


そして、2014年。
アイアンゴーレムとして初めて参加したツインゲートフェスティバルでは決勝戦に進出。
決勝戦は、当時SKタッグ王者組であった火村太陽、ガリスコの業火凍土とSKタッグ王座も懸けて対決。

選手個人としての格、実力、実績は圧倒的な差があるにも関わらず、タッグチームとしては互角の勝負を展開し、最後は合体必殺技タルカスボトムを決めて、池田が火村からピンフォールを奪う大金星。
一夜にしてツインゲートフェスティバル、SKタッグ王座、ENAインターコンチネンタルタッグ王座を同時に手にし、アイアンゴーレムは最強タッグチームとして歴史に名を刻んだ。

その後アイアンゴーレムは、康祐とU-keyのコウキー、霧澤朱とジャギのDADとタイプの違うタッグチームと幾度と争い、鬼門道場のタッグ戦線は黄金期を迎えることになる。


あれから6年。
アイアンゴーレムは鬼門道場タッグの新たな象徴となったが、ツインゲートフェスティバル優勝から遠ざかっている。
最近は圧倒的な個の力で最強タッグの栄光を掴み取るチームも多い。

果たして、アイアンゴーレムは改めてタッグの真髄を見せてくれるのだろうか?
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