[携帯モード] [URL送信]

高田隆博小生日記13 12年版/mixi/GREE/face
2013-12-17(火)
【日常】寝ないでください

■第2094話
【寝ないでください】

南海なんば駅裏、難波某町の
BOOK・OFFは早朝4時まで
開いているのでよく利用する。

日曜日未明。

二階フロアに怒号がとんだ。

何事か?と見に行くと
女性店員が小汚い男に
激しく罵倒されていた。

店員「ですからお客様が
 寝てらっしゃったので
 寝ないでくださいと…」

難民「寝てないわコラァ!」

すすけたリュックサックに
洗濯していない独特の芳香。
にしては威勢のいい中年だ。

店員「寝ておられました」

難民「寝とったんはええわ。
 問題は口のききかたじゃ」

なにをどさくさ紛れに
寝たことをうやむやに
論点をすり替えるのか。

この難民、なかなか狡猾だ。

難民「店長呼べ、店長を!」

男性店員が駆けつけてきた。

男性「どうされました!」

難民「この女が寝てないのに
 寝てたとかぬかしけつかる」

男性「あなた寝てたでしょう」

ばれてるがな。

難民「俺、ここでこんなん
 言われんの初めてやわ…」

確実に頻繁に寝てたな…。

女性「もう警察呼びますよ」

難民「俺は警察なんかいっこも
 怖いことあらへん呼んでみろ」

出た!必殺「警察怖くない」!
ここいらのクズはすぐそうくる。

国が国なら銃弾浴びせられても
おかしくないレベルの厄介者だ。

男性「とりあえずこちらへ」

難民「それがお前のやり方か」

連れていかれる小汚い男に
小生は一言つぶやいたのだ。

高田「頭冷やせこじきが!」

難民「誰じゃコラアアア!
 今こじき言うたん誰じゃ
 出てこいこらああああ!」

高田「♪〜」

何人かお客さんがいるので
俺が言ったとは気付くまい。

気付いたところで害もないし。

店員「…お客様が、お友達に
 言ったのかも知れませんし」

難民「おのれらのせいで
 言われてんのやろが!」

もうぶた箱に入れ。

そのすぐカッとなる気性の
成れの果てが今の境遇だと
気付かないからダメなのだ。

ああはなりたくはないものだ。


おわり

「【日常】寝ないでください」へのコメント

By まーちゃん
2013-12-17 00:27
久しぶりの長文ネタ待ってました!

By ■大平我路(高田隆博)
2013-12-17 04:34
すいません、最近忙しかったもので。

By TK
2013-12-17 04:35
河原乞食多いでぇ。



By ■大平我路(高田隆博)
2013-12-17 04:36
深夜営業する店の宿命ですね

[1-100]
コメントを書く
[*最近][過去#]
[戻る]

無料HPエムペ!