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高田隆博公式日記11 10年版/mixi GREE

2011-10-17(月)

【回顧】鯨、ふわりふわり

第1400話
【鯨、ふわりふわり】

小生の黒い財布の中に
１万円札が、３枚ある。

今週、競馬に使っていい
お金だけを財布に分けた。

…そんな３万円だ。

それを持ち、いつものように
ＷＩＮＳ道頓堀に、突撃した。

昨日降った、雨は止んで
心地好い、秋の風が吹く。
今日は、京都で秋華賞だ。

秋華賞は、自信があった。

常にあと一歩で涙をのんでいる
◎ホエールキャプチャの順番だ。

父親のクロフネから、連想された
捕鯨という意味の名の芦毛の牝馬。

「涙の数だけ強くなれるよ」

小生の大好きな岡本真夜さんの
デビュー曲の歌詞の有名な一節。
惜敗続きの彼女にぴったりな詞。

白っぽい毛の女の子が、春の涙を
秋に大輪の花にかえると期待する。

さぁ、馬券を買おう！

昨日のブログに書いたとおりに
　12◎ホエールキャプチャ池添
　４〇アヴェンチュラ　　岩田
この２頭の３着以内は堅いはず。

相手も、対戦済みなので単純に
　18☆マルセリーナ　　　福永
　９☆エリンコート　　　後藤
　15☆マイネイサベル　　松岡
　１☆キョウワジャンヌ　飯田
　16☆カルマート　　　　安勝
　８☆デルマドゥルガー　武豊
このあたりまでで、いいだろう。

買い方は、ブログのとおりに
　■単勝◎ 12　　計10400円
　■３連複軸２頭◎－〇－☆
　　　　各1000円　計6000円
　■３連単マルチ◎－〇－☆
　　　　各 100円　計3600円
合計 20000円を使って購入だ。

３万円、全部を使うほど
リスキーなことはしない。
２万円、資金を投入する。

そして、15時40分。

…ファンファーレとともに
手拍子が起こって、生涯に
一度きりの秋華賞の発走だ。

ガシャッ！

運命のゲートは開いた！

高田『頼むぞ、鯨！』

まずまずのスタート。

中団くらいの位置取り。

そして、最後の直線に。

ロスなく、内の最短距離を走る
〇アヴェンチュラが抜け出した。

２番手は☆キョウワジャンヌ。

一方、◎ホエールキャプチャは
速いというイメージではなくて
でも雄大な大きなストライドで
それこそ泳ぐように伸びてきて
最後、３番手は届きそうな勢い。

高田『ああ、３着やな…』

単勝に１万円賭けた割には
自分も驚くほど冷静だった。

結局、勝つと思っていた
◎ホエールキャプチャは
３着確保が精一杯だった。

また、彼女は涙をのんだ…。

１着４〇アヴェンチュラ
２着１☆キョウワジャンヌ
３着12◎ホエールキャプチャ
　３連複　 1720円
　３連単　12680円

３連複と３連単が、当たった。
３連複は千円ずつ賭けている。

…払い戻しをしたら
29880円が戻ってきた。

(３万円、ほぼチャラでないか)

何やったら、ジュース１本分
１２０円、減ってるやないか。
これではとても帰れないぞと。

高田『続行や』

…そう、思い込んでいた。

新潟の最終12Ｒは【竹尾特別】。
◎ヤマカツハクリュウ　木幡と
〇メデタシ　川須の２頭が人気。
しかし、〇メデタシは明らかに
人気先行、勝つイメージは無い。

ならば、２着続き◎ハクリュウ。
常に33秒の脚で追い込んでくる。
これの単勝を１万円買わねば！

新聞の血統を見て、確信する。
◎ヤマカツハクリュウは何と
これもクロフネの子供だった。

高田『よし、ハクリュウや！！』

別に確信に意味や理由などはない。
クロフネの負けはクロフネで返す。
ただただ、そういう信念だった…。

レースは、後方を進んだ本命の
◎ヤマカツハクリュウが、最後
馬群の中から、じわじわ伸びる。

先に抜け出すナイスミーチュー。

外から◎ヤマカツハクリュウが
ふわりふわりと伸びてきている。

やはり、スピードとかじゃなくて
速さなど全く感じないが、雄大に
すーっと前に上がって来てるのだ。

高田『よし、かわれ！』

最後ぎりぎり交わした所がゴール。

高田『よっしゃー！！』

ここで今日初めて叫んだ。

しかし、スピードを感じない馬だ。
…フワッと伸びてきて、かわした。
父クロフネ自身もそんな馬だった。

クロフネという種牡馬。
実に、けったいな馬だ。

１万円は、２１０００円になった。

高田『とにかく１万円勝ちか』

なんか今日は、フワッとした
競馬だったなと払い戻し機に。

高田『あれ？』

払い戻ししたら、財布に
何故か、５万円もあった。

１万円多いような気がした…

なんでだろう？

ここで気付いた

３万円全部を賭けたつもりになり
だから、秋華賞で微妙に１２０円
負けたつもりになっていたのだ…。

実際、１万円残していたのだから
あの時点で１万円勝っていたのだ。

負けたように思っていた秋華賞も
蓋をあけてみれば実は１万円勝ち。
そして新潟最終で更に１万円勝ち。

合計、２万円勝っていたのだった。

しかし今日は興奮らしい興奮もなく
淡々としていた気がするのは何故？

そんな気分も、クロフネらしい
フワッとした感じの競馬だった。

そんな一日も、悪くない…。

おわり

■大平我路出演情報■
『笑林寺20』～弟子進行拳～
　　年季明系芸人ライブ
日時:10月18日(火)
開場:18時30分　開演:19時
会場:ワッハ上方四階小演芸場
料金:500円　(当日券)
出演:おぎの信号
　よね皮ホホ骨
　大平我路　漫天
　虎谷新之助　いしもっちゃん
　川井健太　松本あつひろ
　桂ちきん　スズキリサ
　チャンバラチャンネル
　オッサンパラダイス　他

｢【回顧】鯨、ふわりふわり｣へのｺﾒﾝﾄ

By すみ（レディ加賀百万石）まさし

2011-10-17 06:58
ウチの姉がクロフネのファンで、縫いぐるみになっても全く可愛くない所とか、前脚をハの字に広げて走る姿をパー走りと言って、とても可愛がっていました。
何だか他の芦毛馬の子供より、父同様シュッとしない顔立ちは、親の名前をすぐ想像できます。
体重もシゲルスダチの400キロから、ブラボーデイジーの最大575キロまで、かなり幅があります。
しかし、芦毛の産駒でなかったとしても、馬にこすられると下がる気性は、大体受け継いでいる様です。