FF4TAプレイ日記
2009-03-22(日)
エンディング 2
ミシディア。
クリスタルルームにパロムがひとり。
無言でたたずむ彼のうしろから、ポロムが登場。
「ここにいたの?」
「ああ」
振り向かずに答えるパロム。
「長老がお呼びよ」
「め、目を覚ましたのか!?」
ようやく振り向いた。
「ええ!」と嬉しそうに答えるポロムと共に長老のベッドへ。
「戻ったか、パロム……」
ベッドで横たわったままとはいえ、無事で何よりの長老。
「ったく、歳を考えろよ」
「パロム!」
「よいのじゃ、ポロム。そのとおりじゃ……」
この双子のやり取りも久々。
長老はさすがにいつも程の勢いはなく。
「時にパロム。賢者の修行は、どうする……?」
「今は、後回しだ」
言って背を向けるパロム。ポロムが「え?」と驚く。
「オレがいないとどうしようもねえだろ?ミシディアは」
そう続けたパロムに、「待っておったぞその言葉……!」と長老。
何を企んでる!?
「これからは、おまえたち2人にこのミシディアを任せる」
「ええ!?」
「そんな!まだ私たちは……」
突然のことに戸惑う双子。
「おまえたち2人なら大丈夫じゃ。黒と白、光と闇……男と女。2人だからこそ道を間違わぬはずじゃ……」
確かに、この2人が組めば最強かも。
パロムが感慨深げにうつむく。
「遺言じゃ、しゃあねえな」
「な、なんてこと……!」
ポロムが止めるも、時すでに遅し。
「バ、バカものが!まだまだ修行が必要じゃ!」
「だから頼むぜ、長老!」
うん、パロムはいい子。ポロムも感動したようにパロムに近寄る。
と、そこに黒魔道士が入室。
「トロイアからお客人です」
トロイア?まさか……。
場面が館の外に切り替わり、レオノーラの姿が!
ポロムが「レオノーラ!」と走ってきました。
遅れてパロムも登場。感動の再会、とはいかず。
「おまえに教えることならもうないぜ」
「そ、それはわかっています」
「なら、何しに来た?神官は、どうしたんだよ!?」
「あ、あきらめました」
「な、なに〜!?」
怒り心頭のパロムを抑え、ポロムが冷静に「どうしてレオノーラ?」と問う。
「し、神官の見習いはたくさんいます。私より、神官にふさわしい人が」
「で、どうすんだよおまえは?」
「わ、私、今度は賢者を目指してみようかと……」
レオノーラ、片腕を上げて高らかに宣言!
パロムが飛び跳ねて驚く。
「マ、マジでかよ……」
「お、おかしいですか……!?」
パロムが答えるより早く、ポロムがレオノーラに駆け寄りました。
「いいえ!私も協力するわ」
「ほ、本当ですか!?」
「ええ!」
女同士の絆が深まる中、隅の方にカエルがちらり。
(ポロムさん……良かった……!)
様子を見に来たツキノワ君です。
「しゃあねえな。オレも面倒みるか」
「は、はい!よろしくお願いします!」
すべてが丸く収まった様子のミシディアでした。
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