Memo
夢の裏話や原作語りを徒然と。
2008-05-01(木)
ゼロ・ハレルヤ夢ネタメモ
背中がシーツに押し付けられている。もうすっかり馴染んだベッド。けれど仰向けになったそこから見えるのは、いつもの白い天井じゃない。
「……ハレルヤ」
視界いっぱいに、凶暴に笑うハレルヤがいる。
ハレルヤはあたしの腕を押さえ付けていて、どうやら離してくれるつもりはないらしい。嗜虐的に歪んだ口元は、毒のような言葉をあたしに投げ付けてくる。
「抵抗しないのか?」
して欲しいのか、して欲しくないのか解らない。恐いくらい鋭いその眼が、期待するような、また恐れるような色に揺れているから。
愛しさと呆れのないまぜになった気持ちが沸き上がってきて胸を詰まらせ、あたしは何も言わなかった。
それをどう取ったのか、ハレルヤはまた嗜虐的に───あるいは自虐的に笑う。
「アレルヤに助けを求めたって無駄だ。今、奴は出てこれないぜ」
───その物言いに、かちんと来た。
何を勘違いしてるんだ、この男は。
「ハレルヤよ」
「……あぁ?」
「あたしが、今、見てるのは。あんたよ、ハレルヤ」
「……っ!」
頭上で、ハレルヤが息を飲む。いい気味だけど、まだ甘やかすわけにはいかない。
「あんたはどうなの、ハレルヤ」
───ちゃんと、あたしを見てる?
***
一場面だけピンポイントで浮かんでしまったので、とりあえずメモ。ハレルヤ好きだよハレルヤ。
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