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日記だったり呟きだったり生存確認的なものだったり
2019-06-10(月)
黒ステ観たよ

なんだかんだで最後まで本会場取れず、ライビュ参戦でしたが、やっぱり楽しいね。

もともと主題歌好きなので、それにキャストさんがダンスを付けてくれてるのめちゃ楽しい。何回も見たい。はじめてCan do踊ってるの見たとき感動したもんなぁ…
最後は参戦校も増えて、豪華だった…

私はとにかく赤司くんが好きなので、赤司くん赤司くん!になるかと思いきや、秀徳…結果はわかってるんだよ…原作でもアニメでも見た結果だもん。どうなるか展開はわかってるのに、それでも勝てるかもしれないって思わせてくれるのが凄い。
それは後の決勝戦の時も、もう誠凜ムリじゃない!?勝てる!?ほんとに勝てる!?いや勝てるんだけどね!!?!みたいな気持ちになったので、いやすげぇよな、そう思わせる舞台が作れるっていうのは。
話が逸れたけど、秀徳の最後、舞台から客席に向けて整列して「応援ありがとうございました!」って言うシーン。実際、漫画にもあるシーンだけどさ、めっちゃ泣いた。これはさぁもう、負けたからって誰も責められねぇよなぁ。嘆きも出ないよ。あのシーンで応援してたチームメイトになれたような、観客席のモブになれたような、そんな追体験ができるのは舞台ならではだと思うのよ。

続くvs洛山はとうとう赤司くんの出番ですよ。
試合を見てるうちに、あれそういえば…って黛さんにふと気付いた時の驚き。いつからいた!?ってマジで思ったから、あれは演出勝ちだなと…笑

もう一人の自分と対峙する赤司くんの、精神面の描写を観ながら「赤司征十郎の心はいつ裂けたのか」って考え続けていたよ。
紫原くんに負けそうになった瞬間?
たしかにあの瞬間にもう一人の赤司くんは現れたのかもしれないけど、でも多分、彼の中に彼が存在していたのはもっと前からなんじゃないかな。
明確に彼の中に彼が生まれた瞬間があるというよりは、だんだんとジワジワと形を成していったような、そんな感じ。
みんなとやるバスケが楽しかった、って語る赤司くんの切ないこと。
赤司くんはとてもとても強いけど、弱い人。でもすごく弱いのに、強く在れる人。それはやっぱり強いんだろうね。弱さを持たない強さなんてないと思うし、弱さと向き合うことができなかった赤司くんが私はとても好き。
唯一の拠り所だった母を亡くして、彼の弱い部分を見つけて受け止めてあげられるはずだった人がいなくなって、本当ならそこで倒れてしまってもおかしくないのに。彼にとって不幸だったのは、その全てをこなせてしまう器量だった、みたいなモノローグが原作にあるんだけど、その通りなんだよなぁ。

「なんでもできること」は必ずしも良い方に作用するとは限らない。
強くあること、トップであることでしか認めてもらえなかった赤司くんに、それ以外の方法を教えてあげられる人がいなかったことは、悲しいことかもしれないね。

赤司くんにとって楽しいものだったはずのバスケがそうではなくなって、でも手放せもしなくて、黒子っちとは形が違うだけで、実は求めているものは同じだったのかもとか思うんですよ。

あのね、物語のことというか、赤司征十郎という人間について話すとまだまだ足りないんだけど、これ以上は舞台の感想っていう本筋から逸れるからまたの機会にするね。
赤司くんを見舞う不幸すら、彼を作ってくれた要素だから、哀しいけれど愛しいとも思うよ。
器用だけど不器用で、誰より大人に振る舞えるけど、子どもみたいな願望を満たせないでいるの。
うっ…すき……

舞台の話に戻りまして、赤司くんのそういうまぁ平たく言えば二重人格な部分を表現するの難しそうだなと思ってたけど、実際難しそうだったな…
赤司くんを演じてらした糸川くんは、この黒バスの舞台で初めてお名前を知ったんですが、大変だっただろうなぁ…と( ;∀;)
いや、赤司くんを演じるとか難しいでしょ!?
でもね、前回(IGNITE-ZONE)の終わりの方での片足を少し後ろに引いて、片腕をお腹の方に回して優雅に礼をする所作がまぁ美しくてね、紳士でね、あー…役について考えてくれる人だ、って勝手に思ってました。そうだといいなという願望もあるけど。

個人的に、幼少期の赤司くんから中学時代までの回想?モノローグ?のところで、バスケットボールを抱きしめて「唯一のよりどころ」って言うシーンと、僕司くんから俺氏くんになって「久しぶりだね、黒子」って言う前の微笑みの演技が好き。(セリフうろ覚え!)
どっちも赤司くんだし、どっちも好きなんだけど、俺氏くんの物腰の美しさが好きなので、両者の微妙な違いを演じてくださって、本当ありがとうございますヽ(;▽;)ノ

物語終わりの舞台からハケる時に、洛山のメンバーが赤司くんとハイタッチしてハケてくんだよ…!!たまらんよ!!!よかったね!!よかったね、赤司くん、君が笑顔でチームメイトと過ごせるこれからを想像できて、私歓喜ですよ!!!

赤司くんのことばっかだけど、小金井先輩の「もっと早くにバスケをはじめていたら…」ってシーンとか、黄瀬くんの「今行かなきゃエースじゃない!」も最高でしたよ。あとね、黒子っちに「僕は黄瀬くんのことが嫌いでした」って言われた時の反応が原作の黄瀬くんそのままでね〜!
緑間くんと言い合いして指食べちゃうとこも可愛かった 笑

長い話を舞台用にしてあるから、削られてしまったエピソードも多くありはするんだけど(仕方ないことだけど)それでも私はこの舞台3部作を観られて良かったです。
作ってくれてありがとう!!

最後の挨拶で、賢章くんが「最初はお断りをしました」って話からの、アニメから携わっている自分が伝えていかなくちゃいけないものがあるとか、二十代のほとんどを黒子と共に過ごしたっていう時間の重さ尊さに胸打たれながらも、
今まで映画とかね、ラジオとか、他のコンテンツが終わるって時に、いつも賢章くんは「皆さんの応援があれば、きっと黒バスはこれからも続いていくと思うので、これからもよろしくお願いします」的な挨拶をしてくれていたのよ。
でも今回はそれがなくて、まぁそんなのたまたまだよって言われりゃそうかもだけど、でもなんか「終わるんだな」って妙に実感したというか…

だんだんと過去の作品になっていくことが、当然だけど寂しいね。でも、できることやりきってくれたような気もするんだよ。

これから先もきっと私の中では好きな作品であり続けるんだけど、ひとまずは、お疲れ様でした。今までありがとうございました!


読み返しとかしてないから乱文極まりないと思うけど、日記だし多目に見てね(*´-`)笑
こんなん書いといて、EXTRA GAMEの舞台化もこっそり期待してたりはするよ!ジャバウォックのメンバーのキャスティング難しそうだけどね!!笑

また漫画読み返そうかなぁぁー!!
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