[携帯モード] [URL送信]

中途半端小話 限りなく意味不明で、限りなく下品。露骨な単語が飛び交う危険区域。太くて黒光りするビックマグナム乱発射な感じ。
2008-01-07(月)
残念な男(早漏編)

 好きだ、と告られた直後、いきなり濃厚なキスをかまされた。
擦り寄せられた奴の下半身は、勃起していた。

「…なに一人で興奮してんの」

つうかここ、教室なんだが。
ほら、周りにいた学友たちもお前のチンコばりに固くなってるじゃないか。抱き締めてくんな。人の肩に顔を埋めるな阿呆。

「てめえが舌絡ませてくるから悪ィ。責任とりやがれ」

真っ赤な顔と潤んだ目で睨まれましても。強面の不良君でも、全く迫力がない。

「舌入れられたら答えなきゃ男が廃るだろ。…なァに?感じちゃった?」

わざとらしくクスリと笑いながら、奴の頬を撫でる。
その行為に何故かノックアウトされたらしい奴は、俺にしがみついたままずるずるとしゃがみこんでしまった。

「ヤベ、イった…」

嫌な呟きを残して、奴は意識を失いやがった。心なしか、オナッた後のニオイがする気がする。精液ってやっぱ、みんな同じ臭いなんだろうか。

軽く蹴飛ばせば、力無く奴は教室の床にべしゃりと転がった。

「なァ」

そんな間抜けな不良を放置したまま、俺は学友に暢気な問い掛けをした。

「コイツ、絶対童貞だよな」
[*最近][過去]
苦情は受け付けませぬ。 汚い単語が飛び交うメールができる友人と疎遠になったが為のストレス発散場。 ごめんなすって!
[戻る]

無料HPエムペ!