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Natur Terra

4月29日 4時57分
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天然石(パワーストーン)の知識

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2010-06-05(土)
インクルージョン


インクルージョンとは(内包物または包有物)を言います。

インクルージョン(内包物または包有物)を含んだり、結晶の形が変わって見えるものを変わり水晶という。変わり水晶はコレクターに人気がある。

大別して、水晶の抱有物によるものと、形態によるものがある。

☆針入り水晶(ルチルクォーツ)水晶の結晶中に金紅石(ルチル)の針状結晶がインクルージョンとしてあるもの。 とても細い金色の針が入り込んだように見える。

☆ススキ入り水晶
水晶の結晶中に電気石などの柱状の鉱物がインクルージョンとしてあるもの。
細い苦土電気石が入り込むとほのかに緑色にみえ、まさにススキのように見える。
☆草入り水晶
水晶の結晶中に緑泥石などの不定形な(あるいは草のように見える)鉱物がインクルージョンとしてあるもの。

インクルージョンの形によって苔のように見えたり、毬藻のように見えたりする。

インクルージョンが緑泥石のように緑色のものは、まさに草入りというにふさわしいものがある。これは
ガーデンクォーツとも呼ばれる。

☆水入り水晶
水晶の結晶中に空洞があり、それが液体で満たされているもの。閉じ込められた液体は、水晶の成長当時の環境を保存していると考えられる。
空洞中に液体と共に気泡が入っている場合があり、結晶を傾けると空洞中の壁に沿って気泡が移動するのを観察できることがある。
☆山入り水晶
水晶の結晶成長中に成長条件が変化して一時期だけ有色の不純物やインクルージョンの混入があると、条件が切り替わる境界を目で確認することができ、水晶の中にもう一つの水晶が含まれるように見える。

この、水晶内部に見える結晶の頭部を山にたとえて山入りと呼ぶ。 ファントムクォーツ(幽霊水晶/幻影水晶)とも呼ばれる。

また、通常の山入り水晶の内包物は白色だが、緑色の場合もあり、こちらはグリーンファントムと呼ばれる。
なお、中に含まれる結晶の頭部が1つではなく、複数の場合もあり珍重される。

上記以外にも、さまざまな名称が使われている。特に連晶は形状がユニークであることから珍重されており
形状によってエレスチャル・スケルタル(骸晶)・カセドラル・ジャカレーなどとさまざまな名称が使われますが、名称の分類は必ずしも一致したものでない。

とくに一部マニアの間では、細長く先細りの単結晶をレーザーと称してとりわけ大きな力があるとしたり
あるいは、バーコード状の成長線が浮き出たレーザー石英(水晶)をレムリアンシードと称し、古代レムリア大陸の叡智を伝えるものだといっています。


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