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PSV 改造情報
ソニーが違法コピー対策にわざわざメモリースティックと違う規格を作り、PSPの二の舞にならないようにした。
だが、今回もハッカーさんは頑張っているようです。

◇分かる人には分かる欄◇
vhbl→wololo氏が公開予定(起動に必要なソフトはMotorStorm Raging Ice)
エミュレータ→PSPエミュレート中になら起動化、まだ公開はされていない
LCFW→現状不明
CFW→現状不明

◇価格.com◇
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2012-03-02(金)
VHBLのリリース後の注意点について

VHBLのリリース後の注意点について
■PS Vitaのファームウェアバージョンについて
PS Vitaの最新ファームウェアである1.61でもVHBLの起動は確認できています。
しかし、PSPのエミュレータのベースとなっているPSPのファームウェアの
バージョンは発売時から今日まで6.60で変わっていません。
従ってPS Vitaのファームウェアバージョンに関わらず既にインストールされている
VHBLならば動作状況としては変化ありません。
つまりPS VitaのファームウェアバージョンはVHBLの動作に影響しません。

ではバージョンは何でもいいのかというとそうではありません。
CMA(コンテンツ管理アシスタント)を使ってセーブデータの転送が可能であれば
PS Vitaのファームウェアバージョンは問いませんが、逆に転送が必ず必要なために
PCへインストールされているCMAのバージョンに要求ファームウェアは
左右されます。CMAにPS Vitaをアップデートせよと言われたら、言われた通り
アップデートする以外に方法はありません。

■コンテンツ管理アシスタント for PlayStationについて
コンテンツ管理アシスタントで動作確認できているバージョンはWindows版の
1.10.4086.63です。これより新しいバージョンが存在する場合、
動作確認がされていません。1.10.4086.63はPS Vita側のファームウェアは
1.61を要求します。
CMAのバージョンはインストール時ではなくインストール後しか確認できません。
公式サイトにも「最新版ダウンロード」しか書かれておらず、今配布している
バージョンが分かりません。
VHBLの場合、セーブデータしか転送できないCMAを利用してVHBLのデータを
PS Vitaに転送するために力技を使うためPS Vitaと接続できないことには
使い物になりません。openCMAを使うように公式には告知されますが、
私の環境ではopenCMAを使うとPS Vitaと接続できなくなりました。
今CMAをインストールしている方はバージョンが1.10.4086.63以下で
あることを確認してください。まだインストールしていない方はすぐにでも
インストールしてください。
Mac版の場合は1.10.4086.78までは動作確認できています。

■PS3を使ってのセーブデータ転送について
PS3の場合、セーブデータ転送するには最新ファームウェアの4.11である
必要があるはずですが、4.11の場合VHBLに必要なデータを転送できません。
データのほとんどが勝手に削除されます。
これはPS VitaだけでなくPSPやPSP goを使っても同じでした。
完全にHBLに必要なファイルだけを狙い撃ちして見事に削除します。
拡張子で判断しているのではありません。
そのため絶対にPS3でのデータ転送はしないでください。
100%の確率で失敗します。セーブデータ転送はできますが、必要なファイルが
ないため起動させるとフリーズします。
ただしゲームだけをPS3でダウンロードしてPS Vitaへ転送することは
『Motorstorm Raging Ice』自体がパッチされていない限り大丈夫です。
私はPS3でゲーム含めたコンテンツを集中管理しているので
『Motorstorm Raging Ice』はPS3で購入しました。
そのかわりPS3とPSVitaのファームウェアは最新版にしておく必要があります。

■PS Vitaのメモリーカード必要容量について
『Motorstorm Raging Ice』のダウンロード版の容量は525MBです。
VHBL本体は2MB程度ですので最低容量の4MBでも空き容量があれば問題ありません。

■VHBLのインストール方法とHomebrewのインストール方法について
これについては日本語版のマニュアルを作りました。VHBL本体(セーブデータフォルダ)にREADME_JP.txtとして同梱されますのでそちらをご覧下さい。

■VHBLの安定性について
Hello Worldの時点からそうだったのですが、LiveAreaへ戻るとそのまま
フリーズすることがあります。また、起動するかしないかはふたを開けてみないと
分かりません。3,800円もするゲームなのにVHBLが起動しないと困るという方は、
実際にVHBLが配布されてから動作確認できたという人が出た段階で
購入することをオススメします。

■VHBLの性能について
PS Vita向けになったからといってPSPで動作していたHBLと何も変わりません。
バックアップ起動ができたりはしませんし、カーネルアクセスが必要な
Homebrewが動くようになったりもしていません。
wololo氏のブログのコメント欄にはいまだにISO起動できるのか?
といった質問が来ていますがそんなことは元からできません。
今までHBLを使っていない方にとっては多分使うメリットはありません。

■VHBLリリースの段取りについて
現段階では『Motorstorm Raging Ice』が対策される、ストアから削除される
などの不確定要素があるため、なるべく必要なユーザーが購入できるよう
時間を作っています。VHBL本体を公開すると対策するための材料を
公開することになるので今回はゲームタイトルとVHBL本体の同時公開は見送りました。
本来なら/talkフォーラムでメンバーだけがこっそりゲーム名を知ってこっそり購入、
最終的に今回の様な形で一般公開の段取りでした。
実はフォーラムメンバーの中でも一部には海外版Vita発売後にゲーム名は
公開されていました。一部と言ってもwololo氏自身が信頼できる人物であるとして
認定したメンバーだけです。彼らも今日まで情報を公にすることなくここまで
来ることができました。非常に感謝しています。
VHBL本体データについても日本人で私以外にも(当然teck4氏は持っています)
複数名がVHBLを持っていますが、彼らも全くそのことを口にすることすらせず
秘密を守ってくれました。ありがとうございます。
もちろん全世界向け公開のために一番尽力してくれたのはwololo氏です。感謝。

■おまけ。『Motorstorm Raging Ice』について
レースゲームが好きな方は多分ハマる系統のゲームだと思います。
VHBLで使えなくても後悔しないのではないでしょうか。今までexploitはだいたい
重複することが多かったのですが、teck4氏が発見したこのゲームに関しては
海外含めて重複ゼロでした。かなりレアなケースです。
http://gamegaz.com/201203027099/

VHBL本体の公開は、皆がMotorstorm Raging Iceを購入した頃を
見計らって週末あたりの予定になるそうです。
上記の通りいくつかの制約があり、インストールもすんなりはいかなそうですが
取説としてREADMEの日本語版README_JP.txtを、まもすけ氏が
翻訳して作って同梱してあるので日本人ユーザーはだいぶ助けられそうです。

もっとも根本的な注意点として、今回話題になっているVHBLは
「ついにPS Vitaハックツール登場!」といったフレコミが多いようですが
正確にはシステムをちゃんとハックしているわけではなく、PSPローダーを仮想的に
走らせているだけであること。
これを入れればなんでも動くというわけではなく、一部の自作アプリとエミュレーター
のみであり、ましてPSPやVitaソフトのバックアップ起動はどう転んでもできません。
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