名前変換無極短小説
※狂・グロ・微裏…含有※
shortの小ネタになるので内容が被ることがあります
2008-11-16(日)
純白に映り込む
私の愛してる彼は白い服を好まない。
「そんな白い服すぐに汚れてしまいますよ?」
クフフと笑いながら私の白いスカートの裾を掴む骸。
「結構着てるのよ、でもまだ汚れてないでしょ?」
そう言うと骸は笑いを含んだ口を噤んだ。
私はと言えば、彼が何故白に拘るのかわからない。
好きな色がたまたま白だっただけ。
「……貴女が白い服を身に纏っているときは抱き締められませんから」
私の視線の意味に気付いたのか骸は瞳をふせて服から手をはなした。
ひらひら
風に揺れるスカートが
言い様もない悲しさを表している気がした。
「馬鹿ね、骸ったら」
「おや、馬鹿はないでしょう?」
ねぇ骸、貴方が望むのならお気に入りの白いワンピースだって血に染めてあげるし、純白のウェディングドレスだって脱ぎ捨てて貴方の元へ翔けるわ。
「それくらいで私は汚れない、弱くないわ」
純白に映り込む
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それは世界滅亡を望んだ彼の小さな小さな怯え
むくろさんだーいすき(棒読み)
('A')
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Buonanotte!
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