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渡り鳥の手記
◆387◆
☆ちぃの日記☆へ

2012-06-05(火)
想い出の軌跡


8月末…

この世界が終焉を迎えると風の頼りに聞き…

僕は…自分自身への禁忌を犯して、ここへ舞い戻ってしまった…(、、*



何を思ったのだろう…
何を考えて、こんなことを…

誰に合わせる顔もないはずなのに。

自分のことなのに…
自分の心が、今はよくわからない。



蘇るのは、あの幸せだった日々の遠い想い出ばかり(瞳伏せ静微笑

そして…
その裏で耐えに耐えていた、ある人物からの嫌がらせの数々…


僕を一番最初に家政夫として迎え入れてくれた、心優しいご主人様…
その人物の嫌がらせのせいで、この世界から消えてしまった。

僕なんかに関わったばかりに、あの人に目を付けられて…(、、*。

「ごめんなさい」

その言葉はもう届かないけれど、出来ることならもう一度逢いたい…(羽根しぼめ俯



その当の『あの人』は…
僕を独りぼっちにした挙げ句、とっとと裏切ってどこかへ行ってしまったけれど(軽蔑の眼差し

他にも、あの人に傷つけられた友達がたくさんいたこと…
この世界を去ってから、いくつも聞かされた。

今はもう…
思い出したくもない、忌まわしい記憶…見たくもない名前



もう…そんなことより(´`;

今は、懐かしい誰かに逢いたい…逢って、あの時のことを謝りたい。
あの頃の僕(の背後)は、まだまだ心が弱かったから
ああいう方法でしか、対処することが出来なかった…

でも、今の僕なら…
良くも悪くも大人になった今の僕なら、もう少し違った方法はとれたと思う。

そして、すべてをつつみ隠さず話すことも。

許してもらえるはずもないけど…
そんな資格さえもないのだろうけど…

この6年間、結局ずっと忘れることが出来なかった…
みんなに…

そして…
あの人の裏工作にすべてを壊されてしまったけれど

一番大切な存在だった



『愛方』に…



逢いたい……




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