小説とか映画とか好きな人がえらい適当な話をするよ
2008-05-26(月)
女の涙は汚い?
男友達の恋愛話を聞いていると、女友達とはまた違った感覚があるもので、たびたび驚くんですが。
「女の涙って汚いよなー」っていう言葉には、耳が大きくなりました。
A君には彼女がいて、Bさんとしましょう。ある日、友達のC君がアルバムを持ってきたんですよね。んで、みんなで見て盛り上がったそうです。
和気藹々とした雰囲気の中、最後にめくったページにあったのは、A君とC君のダブルデートの様子。そこには今の彼女ではなく、数年間付き合った元彼女の姿が。
ショックだったのか彼女はその場から逃げ去り、あわててA君は追いかけたのにおらず。その後に会って、「あなたの過去が重たい」といって泣かれて、抱きしめようとしたら拒否られて泣かれて……。
たかだかアルバムの写真一枚でロマンチックドラマチックヒロイン展開になってしまう彼女の繊細さには自分でも脱帽ものでしたが、当の本人となると、本当にどうして良いかわからなかったんでしょうね。
「女の涙は汚いよ」と言っていました。
自分も痴話げんかのようなもので泣いたりしたことがあったので(今はあんまり泣かないけど。遠距離だから電話終わったらこそっと泣く程度)、その言葉にはちょっとドキッとしましたね。
確かに、ちょっとやそっとのことで簡単に傷ついて泣かれるのは困ってしまうものなのでしょう。好きすぎて簡単に泣いちゃうって気持ちは分からなくはないですけど、彼氏にも彼氏なりの立場があるっていうのは当たり前の話で、それをひとつひとつ認め合わないとならない。そういうのを諦めた涙は汚く感じるようです。
「じゃあ、どんな涙なら許せるの?」と聞いてみたところ、我慢して、がんばって、耐え切れずこっそり泣いている涙は「俺が守ってやるって思うんだよね〜」だそうです。
なるほどなあ。結局のところ、自立が前提で、自立の上で支えあうのが理想のカップルなんでしょうな。世の男性にとって。
凛とした末の涙は、女でも惹かれるから女性に限定した武器ではないかもしれませんな。がんばってる彼氏がこっそり泣いてたら確かにこう……ぐっとくるよな(爆)。
今日の格言「涙は最終兵器である」ということで。
はて、そんなこんなでA君はどうなったかというと、距離をとれと散々友人たちに助言された次の日、彼女と仲良くお買い物に言ったそうです。
楽「よりを戻したんだ?」
A「買い物、面倒くさかったけどなあ」
楽「だったらなんで付いてったのさ?」
A「惚れた弱みだよ……」
最終格言、「愛すれば、汚かろうが綺麗だろうが」ということで。
結局は愛情一本。涙だなんだのも武器には弱く。
恋愛ってだからどうなるか分からない究極の日常のかもなぁ、なんて思った次第です。
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