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今日のかて

聖書の言葉は生きていてそれだけでいのちを与え、人生を祝福されたものへと建て上げていくのに、最も力を持つものです。
今日のかてをぜひご活用ください。御言葉があなたを導く光になることをお祈りいたします。
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2012-05-15(火)
今日のかて ヨハネ 4:39-42

さて、その町のサマリヤ人のうち多くの者が、「あの方は、私がしたこと全部を私に言った。」と証言したその女のことばによってイエスを信じた。
そこで、サマリヤ人たちはイエスのところに来たとき、自分たちのところに滞在してくださるように願った。そこでイエスは二日間そこに滞在された。
そして、さらに多くの人々が、イエスのことばによって信じた。
そして彼らはその女に言った。「もう私たちは、あなたが話したことによって信じているのではありません。自分で聞いて、この方がほんとうに世の救い主だと知っているのです。」
新約聖書 ヨハネの福音書 4:39-42

一人の女性がイエスキリストに出会いました。
彼女は命に飢え渇きながらも、自らの問題に、そして罪に捕らえられ、人目を忍び生きてきました。
自分にはどうにもできないことを抱えたまま、だからこそ、その命が枯れ果て、心の奥底で命を求めていました。
このサマリアの女に声をかけた主イエスこそ、彼女が求めていた命の泉たる救い主でした。
彼女はほんの数言しかイエスと会話していませんが、彼女の命の問題、罪の問題、神との交わり(礼拝)の回復。言葉ではなく、知性でもなく、その霊の深くにまで至る全てが満たされ、イエスこそ我が救い主キリストと告白するに至ったのです。
その告白がサマリアの人々の心を動かしたのです。彼女にとっては人目を忍ぶ、恥ずべき罪深き日常生活を、そこから解放され命を得たからこそ、恥じる事なく告白した、その罪からの解放の知らせこそ、サマリアの人々への真実の告白、最初の福音となったのです。
そして、その言葉でサマリアの人々は、イエスを信じた。
しかし、ここからが重要な部分です。
どれほど強烈にイエスと出会ったという人がいても、その人の信仰の告白はその人のものです。残念ながら、その人の言葉をいくら聞いても、信仰へのきっかけにはなっても、自分の信仰にはなりません。自分が直接主イエスと交わり、直接主イエスから御言葉を聞かなければ、何の意味もなしません。
それは人からの借り物の信仰であり、借り物では命を受け取ることはできないのです。
これは信仰者としての歩みのどの段階においても言えることです。
どれほど素晴らしい信仰者と交わっても、どれほど素晴らしいメッセンジャーのメッセージを聞いても、どれほど多くの素晴らしい信仰書を読んでも、どれほど信仰深い信仰者に祈ってもらっても、それは自分が主と交わらなければ、何の意味もないものなのです。
なぜなら、主の言葉にこそ命があり、主との交わりにこそ命が流れる、直接的な主との関係のみが私たちを永遠の命に生かすのです。
その意味でサマリアの人々が強いて主にその地に滞在してくださるように、つまり自ら直接主と交わることを願って、主から直接御言葉を聞いたことは非常に重要な意味があったのです。だからこそ、彼等は信仰を自らのものとすることができた、その告白こそが、「もう私たちは、あなたが話したことによって信じているのではありません。自分で聞いて、この方がほんとうに世の救い主だと知っているのです。」という言葉になっているのです。
これこそが彼等が受け取った、地上の何よりも価値を持つ、永遠の命なのです。
信仰は自らのものとなって始めて、命となって力を持ち、隠すことができないほどに溢れて、命の川々となって流れ、多くの人々を命に満たし生かすものとなるのです。そしてさらに命はこのプロセスを繰り返して拡大し続け、だからこそ、時代を超えて、地域を超えて、世界中にイエスを救い主と信じる者達が生きているのです。
この主イエスがあなたに与えている永遠の命には、本当に力を持って溢れた時、世界中を命に覆うほどの絶大な力があるのです。
あなたはそれを本当に受け取っているでしょうか?
あなたは信仰を自分のものとしていますか?誰かからの借り物ではないでしょうか?
あなたは直接主と交わっていますか?直接主から御言葉を聞いていますか?
あなたは永遠の命を自らのものとしていますか?
今、主に祈り、主と直接交わる時を共に持ちましょう。


愛する主よ。今あなたの声を聞かせてください。あなたがどれほど、私達を愛し、またご自身の愛溢るる思いを明かされようと願っておられるのかを。そしてあなたを信じる者の内に与えられているあなたの命が、いかに絶大な力を持ち、また私達の内から溢れ出て、死に満ちるこの世を命に満たそうと願っておられるのかを。これほど絶大な永遠の宝が私の内に閉じ込められている、畏れ多さを覚えます。この永遠の命はあなたのものです。どうか御心のままに溢れ出てくださいますように。


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sent from WILLCOM 03
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