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PC追加備考集
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By 黒介
2017-06-02 18:02:22
【脱出後】

施設も奇襲に遭っていた為に追手の類はなかったものの、地理に明るい者がいなかったのでしばらくは人里を求めて彷徨う状況が続く。
途中で一緒に脱走してきたNo. 1、No.2ともはぐれてしまい、食事にありつけず体力的な限界を感じ始めていた頃に魔王国の住人に助けられる。
正体は謎の人物であったが、食事を与えられた上に出身を伝えると紅蓮の国まで送ってやろう、と申し出てくれた恩人その二。
おかげで紅蓮の国に辿り着き、とりあえず両親にお礼参りして来ようと故郷に赴いたものの村長がギャンブルで借金を拵えてしまうような農村。いずれ滅亡するのは運命だったと言わんばかりに廃墟になっていた。そこで張り詰めていた糸も切れ、気分転換に諸国漫遊の旅にでも出ようと王都に赴くことに決める。
売られたのが10の頃、脱出時は20になっていたが人生の半分を施設で過ごしていた故、微妙に常識知らずで周囲に迷惑をかけることもあったものの、たまたま知りあった人物、兄貴姉貴と呼んで慕う2人の協力が大きくすぐにまともに生活出来るようになる。

以来、殺伐としていた10年間をまずは取り戻そうと人との触れ合いを大切にし日々を過ごしている。

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By 黒介
2017-06-02 10:22:15
【実験施設での諸々】

実験体たちは、ヤウスのように特殊な魔術回路を刻まれた者もいれば身体そのものを改造された者、はたまた魔獣と合成された者など多岐に渡る。
管理は契約魔術により為されており、命令に従わない、施設関係者に危害を加えようとするなどの違反行為を企てるだけで数秒で死に至るほどの激痛に苛まれる為に反抗はほぼ不可能な状態。
実験体は午前中に改造手術を受け、午後から試運転、夜には貴族などを招いて行われる賭け試合に出される。時には同胞とどちらかが死ぬまで戦わされる場合もあるが、この賭け試合の儲けがそのまま施設の運営資金になっていたので頻繁に行われていた。試合後、翌日の手術のために調整を施され、栄養満点のドロドロした流動食のような物を食して床に就く。
ヤウスの実験体番号は0515。当時の実験体総数は千に及ぶがそのうち9割以上は実験に耐えきれないか、精神崩壊を起こして処分されている。
実験体の中には曰く『出来が良い』三体がおり、No. 1とNo.2の両名はヤウスと励まし合い、施設を脱出した際も途中まで一緒だった。
脱出の切っ掛けは施設に勤めていた研究者夫妻の手助けを得られたこと。理由は不明だが契約の解除にも協力してくれた上に、当面の逃亡資金の面倒も見てもらっている。しかし、施設そのものは既に跡形も無く、消滅したのか移転したのか、ヤウス達が直接手を下した関係者以外の者や、夫妻の行方は不明である。

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ヤウス
By 黒介
2017-06-02 09:48:30
PCヤウスに関わる備考詳細とエンカ記録!
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