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【脱出後】 施設も奇襲に遭っていた為に追手の類はなかったものの、地理に明るい者がいなかったのでしばらくは人里を求めて彷徨う状況が続く。 途中で一緒に脱走してきたNo. 1、No.2ともはぐれてしまい、食事にありつけず体力的な限界を感じ始めていた頃に魔王国の住人に助けられる。 正体は謎の人物であったが、食事を与えられた上に出身を伝えると紅蓮の国まで送ってやろう、と申し出てくれた恩人その二。 おかげで紅蓮の国に辿り着き、とりあえず両親にお礼参りして来ようと故郷に赴いたものの村長がギャンブルで借金を拵えてしまうような農村。いずれ滅亡するのは運命だったと言わんばかりに廃墟になっていた。そこで張り詰めていた糸も切れ、気分転換に諸国漫遊の旅にでも出ようと王都に赴くことに決める。 売られたのが10の頃、脱出時は20になっていたが人生の半分を施設で過ごしていた故、微妙に常識知らずで周囲に迷惑をかけることもあったものの、たまたま知りあった人物、兄貴姉貴と呼んで慕う2人の協力が大きくすぐにまともに生活出来るようになる。 以来、殺伐としていた10年間をまずは取り戻そうと人との触れ合いを大切にし日々を過ごしている。
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