天使の井戸端会議
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[000] ウチの子、こんな子です
By 晶
2010-08-21 09:22:59
ユーヤンの彼女はこんな子…。
妄想万歳


河内まりあ
オタク主人公と同い年の幼馴染み。ユーヤンのカノジョ。イチの師匠(主に漬物)。
料理が得意な心優しきお転婆娘。黙っていれば、腰まである緑の黒髪にグリーンアイ。大和撫子と誰もが勘違いしてくれるだろうに、すこぶる残念。
本人は知らないが、実は有名な占い師の家系らしい。いろいろ面倒だから言わないらしいが、色んなモノが見える人。
高坂さんの奥さんと赤毛のオネェさんは、実はメル友です。


W31K
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[053] By 晶
2011-10-24 13:26:18
いつか、返してもらうよ?
誰がなんと言おうと、あの子は僕の息子。
僕が迎えに来るまで、大事に大事に扱ってね?
そうしないと、僕は君らを神への供物として捧げてしまうかもしれない。あの子の悲しみを怒りを、そうやってはらしてしまうかもしれない。
だって、貴方の跡目は美月が継げばいいし。


いつかお母さんと、一緒にご飯でも食べようね?

可愛い、要。
もう一人の、可愛いベイビーちゃん。
K006
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[054] By 晶
2011-10-27 11:52:23
恐ろしくて堪らないんだよね?
そう言って笑う口元と、笑っていないエメラルドの瞳は、自分の知っている『女』とはかけ離れていた。
助けてあげる。
だから大人しく命令を聞いてね?
誰が言ったんだ。
こんな恐ろしい生き物がただの愛人だなんて。

K006
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[055] By 晶
2011-10-28 13:52:07
「五十代既婚者子持ちの男がモテてモテて掃いて捨て、二十代独身結婚適齢期がフラれてフラれて黄昏る!そんなアホなことあってたまりますか!」
「せ、せやかて、ホンマなんやもん!」
「…まさか、合コンにジャージ着ていったんですか…?」
「……」
「先生、いいですか?結婚は恋愛と違います。365日相手の全部と付き合うことです」
「ジャージは俺の一部やで…!」
「そうですね。私もヒロがもし仮に裸族だとしても、なんとも思いません。ドンと来い!何故なら、もう二年一緒にいて服を着ていてもある意味丸裸ですから」
「だから、言います。丸裸で大丈夫だと解るまでは、ある程度着込め!と」

K006
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[056] By 晶
2011-11-07 13:48:34
「三区は人魚の遊ぶ庭。海の魔女の安らかな一時を邪魔すれば、海底に引きずり込まれ、二度と白日を目にすることはない」
K006
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[057] By 晶
2011-11-18 20:47:45
「回数券やるわ…。うん…。ご利用ありがとうございます…」
「ラブホに回数券なんてあるんだ…」
「便利な時代だな」
「ミーさん、ウチの箱入り娘が汚れた〜」
「「泣くな、ラブホテル王の孫娘」」



鬼頭蓮、実家はラブホテル業界のパイオニア、ウッズ経営。
今のラブホはとってもお洒落。
K006
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[058] By 晶
2011-12-06 17:51:00
ポタリポタリと、床に落ちて集まれば黒みを帯びた赤い色。口許を掌で覆っているにも拘らず、結構な量だ。

ふらつく身体はもう限界で、その場で膝を付いてしまった。

「河内…っ!」
「河内さん…っ!」

傍らにいた隼人と要が青ざめる様子が可笑しくて少し笑う。特にチャラ男が引っ込んだ『神埼隼人』なんて、あんまり見れないだろうから今のうちに見ておかなければ勿体無い。

「ねぇ、カイ君お願い聞いてくんない?」
「なんだ?」
「…ピヨ王子と…二葉先生、貸して…?」

眉一つ動かさない神様は今最高の悪役だろう。無関心さはいつもと変わらない。ただそれだけのことなのに。

「…イギリスに…行ってくる…」
「何言ってやがる…っ!この死に損ない…っ!」

隼人の言葉に、ビクリと要の肩が震える。それを確認して話が早いと、またまりあは笑う。今度は隠さない。

隠すことに意味はない。

「正解…」
「何言ってやがる…」

青ざめたイケメンに仕返しのように笑いかけた。

「私、もうすぐ死ぬんだって…。あの世に行く前に、一仕事してくるわ…」

K006
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[059] By 晶
2012-03-07 19:56:58
 身支度を整え、店の手伝いに出ようとしていたまりあが呼び止められたのは、まだ夕方を幾分過ぎた頃だった。
「まりあちゃん、嵯峨崎様から連絡入って『桔梗の間』にお連れ様先通しておいてくれって」
 珍しいこともあるものだ、と言うのが第一印象だった。仕事で嶺一が『梅屋』を使うときはない。奥さんと食事するときは一緒に来るし、小林秘書も同じだ。
 めんどくさいからだと言っていた。誰かと顔を会わせれば、大抵仕事関係の話になるのだから、そうでもしないとプライベートがなくなるのだという。
「あいよ。で、お名前は?」
「山田さま」


平凡と会ったときの第一声は、『あの山田様の息子さん!』

K006
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[060] By 晶
2012-03-28 07:12:59
「ねぇ、シュウちゃん。頭のいい人って皆そうなの?」
「そう、とは?」
 ぱちぱち。遠野さんちの課長な家長、社長に組長、財閥会長。四人のオッサンの前でまりあは演説をぶった。
「エメンタールチーズの穴を粉チーズで埋めるようなことするの?、ってこと!」
「あの、まりあちゃん?」
 女子高生の気迫に圧されつつ山田父、挙手。
「わかるように説明してくれないかな?」
「だが、断る!」
 だが、断った。その勢いのまま立ち上がり、カップの温いホットチョコレートを一気に煽った。足は肩幅、手を腰に当て雄々しいことこのうえない。
「シュウちゃん、私にはその人がミィちゃんには見えないよ。悪いけど」
「なぜ、そう思うんだ?」
「カイくんが生まれたから」
 少しの沈黙の後、まりあは語りだした。
「もし私なら、……シュウちゃんを殺す。その方が手っ取り早い」
「……」
 ねぇ、シュウちゃん。聞いて?静かに呼び掛ける、それはたった一人に人魚姫が語る物語。

「この世界が壊れてしまう前に、わたしの話を少しだけ……」

K006
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[061] By 晶
2012-06-28 21:56:12
「ケータイ持ってる…?」
「えっ、持ってるけど」
「太陽君のメアド教えて。私のメアドも教えるから此処でメール送って…」
「あっ、うん」
「ちゃんと届くね…」
「なんだよ、これ…」
「ヒロに貰ったの。シーザーがいなくなった頃…」
「まったく、とんでもない参勤交代だわ…!ヒロのバカタレ…!」
「かっ、河内さん…?」突然叫んだまりあに太陽も桜も目を丸くする。たった一人俊だけが静かだった。
「俊、ごめん…。匿って…?私、しばらく帝王院に居なきゃならなくなった…」
「ユーヤは知ってるのか?」
「これから話す…」
「泊まる場所は?」
「俊の部屋じゃ、駄目?」
 見上げてくる潤んだ瞳にオタクはおろか、平凡二匹まで茹で上がった。男子校の真ん中でどうやって女性への免疫をつけろと言うのだろうか?機会がないというなら、ワクチンなり用意していただきたい。
「まりあ、それはよくない。俺だって男だ。も、もしかしたら、腐男子だって狼になるかもしれませんわよー!」


桜の口調が再現できない。めそり。
K006
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[062] RE:エムペ!BBS通知メッセージ
By 藤都幟岐
2012-06-29 17:14:04
「僕のぉ、メアドはぁ、サクラサクなんだよぅ」
「すんすんドットコム!」
「俺はサンライズY」
「俺ぁ、アルティメットカルマだな」
「初期設定だぜ」
「パイレーツオブパイオツ(*≧m≦*)」
「カルマキングオブザワールド、でしたかね」
「セクシーフェアリー隼人くん」

まともなメアドはいない

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[063] By 晶
2012-08-08 14:44:09
「こんにちは、って言った方がいいのかな?」
 おずおずとした少女の言葉に黒髪の長身が破顔する。
「汝はダリアに生き写しですね。此方に来てよく顔を見せてくれませんか?」
 その言葉を聞いたまりあは長身に小走りに歩み寄り飛びついた。満面の笑みで首に回された両手に動じるどころか、美月自身笑みを深めながら応じる。黒装束が嫉妬の眼差しを注いでいる気がするのは気のせいではないだろう。
「ダリアの瞳と同じエメラルド。受け継いだのは汝だけだと聞いたときは、少しだけ嫉妬したものでしたが……」
 目元をなぞりながら、マジでキスする五秒前。しかし、艶やかな髪を撫でながら言う青年と撫でられるがままの少女はあくまでマイペースだ。不倫ダメ絶対、とオネェ様が呟いてもまるで気にしていない。
「汝は本来なら、吾にも青蘭にも会うことはなかった。汝自ら会いに来たということは、何かしらありましたか?」
「協力してほしいの。私を守ることで、ヒロとケンゴ君、それに要君を守ってほしい。そうすれば手間が随分減るから」
「なかなか賢い一手ですね」
「おい!二人の世界に行ってないで、説明しろ!」
 立ち上がったヤーさんJAPANの先制攻撃に無粋となじるものは皆無だ。端から見たら恋人同士のような甘い空気が流れていても、片や中国マフィア片や女子高生。接点が説明なしで思い浮かんだらエスパーとしかいえない。
「マリー、説明はまだでしたか?」
「説明しようとしたら丁度メイちゃん達が来たからね」
 やっと回していた腕を離すと、まりあは爆弾を落とした。
「メイちゃんは私のお兄ちゃんですよ?向日葵さん」

 筋金入りのシスコン。はからずもオッサン四人の呟きがカルテットを奏で、カルテットの一人がくしゃみをしたとか……。



いつだったかの要の台詞で妄想した自分万歳!
K006
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[064] By 晶
2012-09-06 06:01:22
「先生って大奥様の言うことは素直に聞くよねぇ?レイさんとは寄ると触ると親子喧嘩してんのに……」
K006
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[065] By 晶
2012-09-29 14:39:45
カチカチとタティングレースを編みながらまりあは言う。

「あの人は俺がほんのガキの頃から知ってるからなぁ」

イーネオヤ。トルコの伝統手芸だ。縫い針一本で作られるレース編みは、その技術の面倒臭さから、若い女性に嫌がられ廃れつつあるというが……。

「「本当に、あなた男?」」

叶さん宅の双子が唸るくらいに、嵯峨崎家長男の手芸の技術は確かだ。暇だ暇だというから手持ちの手芸雑誌を貸したら、あっという間にスカーフの縁に鮮やかな縁飾りを縫いとった。

K006
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[066] By 晶
2012-11-21 13:18:30
「『朝顔につるべとられて、わしゃ密男にかかをとられてもらい乳』」
 なんて風情のある嫌味だと感心するべきか、それとも艶めいた都々逸の唄い手が、女子高生だということに眉を潜めるべきか悩むところだ。情緒溢れる音色をBGMに大空は杜仲茶を啜った。


 最近のワラショク社長の日課はある意味とても優雅である。


「そんなところまで姉上に似るなんて……っ!俊には優しいのに……っ!」
「俊は友達の言うこと無視して特攻したりしないからね」
 部屋の片隅でさめざめと泣く三十男にピシャリと冷たくまりあは言い放った。
「シューちゃんがもう少し我慢していたら、もっとやり易かったんだよ?なんで山田さんか小林さんか、レイさんに連絡とらないかな?」

K006
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[067] By 晶
2013-01-26 16:07:53
「君ら邪魔だよ」

くるり、と綺麗な弧を描き細い身体は天高く跳ねた。殴り付けようとした男子生徒の肩を蹴り、壁を経由して蜻蛉を打つありえない運動能力を披露する少女に周囲は呆気にとられる。

一人二人、数えるのが馬鹿らしくなる人数が、糸の切れた人形のように倒れ小柄な少年たちは青ざめた。一体なんなのだ。何が起きている。

「ねぇ、僕は君と話がしたいんだ。それだけだよ」

周りを囲む不良を舞でも舞うような流麗な動きで、すべて一人で地に沈めた人物とは思えない。慈悲と慈愛に満ちた言葉と声。捕まえた、という言葉は隠れんぼうの鬼のような童心に満ちていた。

「嘘だ……っ!出鱈目を……っ!」

バニラの香りがする。そう言って笑う声に返されるのは苛立ちなのだろうか?怒りなのだろうか?悲しみなのだろうか?

でも、何に対して?

「怖いんだね?俊が君の『普通』を壊してしまったから」

男では駄目だよ。そう言っていた言葉を理解できなかった面々もその表情を見て納得したのだ。疑り深い隼人さえ。

「それが本当に君の意思なら、君の話を最後まで聞くよ。そうじゃなくても最後まで聞く。投げ出すなんて絶対にない」

その言葉に背中からやんわり抱きしめられている少年はついに泣きだした。

「僕の名前はまりあ。君の名前は泣き止んだら聞かせてよ」

誰もそんなことを言ってくれる人なんていなかったから……。



(暗黒と銀の皇帝が『姉』と呼ぶ、)

(『聖母』の名を持つ『魔女』はなんと呼ばれるのだろうか?)

(確かなのは、)

(また一つ、新たな伝説が産声をあげるのはさして遠い未来ではない。)

(と、いうことだけだ。)

K006
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[068] By 晶
2013-01-28 17:54:54
「陛下、一つお願いがございます。叶えていただけませんか?」

その願いは全員の度肝を抜いた。
開幕のベルに相応しい。予測不可能な科白は魔力を秘めて、観客を劇中に引きずり込む。

考える暇すら与えずに。


「キング陛下、私をあなたの愛人にしてくださいませんか?」


(劇の結末は劇作家しか知らない。)

(人生は舞台。だというなら、今賽は投げられた。)

(でも、ダイスはディーラーではなく『魔女』が投げたのだ。)


(ルールレス。変幻自在に形を変えるだろう。)

(神の福音をその身に宿した、薔薇のごとく……。)

「ローゼマリー……」
「陛下……っ!」

青ざめた腹心の言葉を聞きながら、神と呼ばれた王は不本意ながらねだられたものを少女に与えた。

「そなたが『青い薔薇』として咲くとは思わなかった」
「母の遺言でございます。『自由に生きなさい』と」
「君は『青い薔薇』の花言葉を知っているか?」

K006
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[069] No Title
By 藤都幟岐
2013-01-29 20:46:17
「一説には、奇跡と伺いましたわ。神の祝福とも」

あどけなさを残す美貌は真っ直ぐ、神たる男の眼差しを見ている。

「矛盾こそ世の常と知るが良い。相反する意味がある」
「ええ。不可能。ブルーローズは、不可能から生まれた奇跡ですもの」
「…良かろう、そなたの望みとあらば叶え授けるも吝かでない」

だが、と。
眼差しだけで笑う年齢不詳の彼は、慈悲の言葉を翻す。


「然るべき対価を見せよ」

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[070] RE:エムペ!BBS通知メッセージ
By 藤都幟岐
2013-01-29 20:46:54
いやん。

マリーたんが反抗期だなんてハァハァ(´Д`*)(*´Д`)

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[071] By 晶
レスに必要なキャラ:嵯峨崎佑壱
2013-04-05 16:33:39
「浮気する男より、しない男の方がいいに決まってる……」

 ベットに広がる乱れた黒髪。シャワーを浴びたばかりの肌は微かに湿って、乱れたバスローブのあわせからは胸の膨らみと白いショーツが見える。レースとリボンで飾られたシルク。

 ひどく扇情的だ、とロイは思った。顔が熱い。昔から恋い焦がれて、でも彼女が選んだのは自分とは別の男。奪い取るという発想がない自分の中にも、雄としての欲が備わっていたのだと改めて感じただけなのに、なんだか怖い。

 細い身体は少女特有の儚い印象であるのに、愛されることを知っているとエメラルドの瞳が語っている。今まで線を引いていた何かを越えたら何が変わるのだろう?

「俺は浮気なんかしない」

 今の状況でどんなふうにその言葉は彼女に届くのか?誰に宣言しているのかというような言葉は。

 外は雨。硝子を叩くような雨粒の音の中、ホテルの一室でバスローブの男女が二人きり。やることなど一つなのに踏み切れない。

 気がつけば、張り合っているような台詞に悟りを開いた聖女のように笑う顔。

「そうだね……、それがいいのかも……」

 なんだか寂しくなって……。

そっと、肩口に顔をつければ石鹸の香りがした。微かに震える気配が伝わってきたから安心させるように言った。千載一遇のチャンス?とてもそんなふうには思えない。

所詮、俺はヘタレなんだ。


「やっぱり、ダメ……」
K006
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[072] By 晶
レスに必要なキャラ:遠野俊
2013-06-13 18:44:50
「やっぱり、ダメ……」

肩口に顔を埋めてきたイケメンが呟いた。嫌みなことに、イケメンから香るのはシャネルのエゴイストだ。見た目には合っているよ、うん。

沸々と怒りがわいてきた。解ってるよ?これは八つ当たり。

ヘタレと優しさって紙一重でも違うと思う。いや、ホントに。

女から『お泊まりしましょう』と言われたら、男がやらねばならないことはそうじゃないでしょ?
足を絡めて一気に体勢を反転させた。

見下ろせばきょとんとした顔をして、何が起こっているのかわかっていないふうだ。

「『俺の身体で忘れさせてやるよ』くらい言いなよ、ロイ君」

誰か優しい年長者が、この愛すべきヘタレに教えてくれなかったのだろうか?女はときとして恐ろしい、と。

プルプルと震えるアメリカンを上から見下ろす大和撫子の目は、大和撫子からは程遠い。強いて言うなれば、今の彼女の目は戦場を駆ける荒武者。獲物を前にして名乗りをあげる鎧武者。

「ロイ君が言わないなら、私から言わなきゃね?
―天国見せてやるよ。覚悟はいいか?ロイ=アシュレイ」

にやり、としか形容できない笑み。

なんですか、この男前は……っ!

頬を染めるアメリカンの隙をつき、深い口づけが降った。

「〜〜〜っ!」

赤ずきんちゃんがいつも狼に食べられるとは限らない。


K006
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[073] By 晶
レスに必要なキャラ:遠野俊
2013-11-16 15:11:24
「太一お兄ちゃ〜ん、洋二お兄ちゃ〜ん。何処ですか〜?」

なんてことだろうか……。
青天の霹靂とはまさにこの事。

結子は内心頭を抱えながら、ポクポクとロリータ御用達の厚底靴で目的地にむかうことにした。

「ランちゃん、緊急事態ですからイチ先輩と合流しましょう?ここは目立ちます」
「ふぇ……っ、ひっく……っ」

妹と喧嘩して大泣きする、出会ったばかりの友達。彼女の手を引いて歩き出す。目的地には最強チームのメンバーが雁首並べていると聞く。文句の一つも言わねば気がすまない。

「皆さ〜ん、行きますよ〜?案内よろしくで〜す。
―庶民愛好会まで」

にこやかにいうロリータ少女に、レジストご一行が青ざめマッチョの幻影を見たらしい。


K006
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[074] By 晶
レスに必要なキャラ:遠野俊
2014-02-28 10:23:10
「今日の献立は『鶏肉とさつま芋の甘辛炒め』『豆腐田楽』『鰯のつみれ汁』なう」
K006
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[075] By 晶
レスに必要なキャラ:他
2014-03-03 10:05:02
「いいですよ〜?娘に『パパはほんと、手間がかかるんだから』って、プンスカされながら、ネクタイ結んでもらったするの」
 苦々しげな赤毛を見やり、自称『昼あんどん』はニマニマと笑う。
「嵯峨崎先輩のところは息子さんだけだから、わからないかもしれませんけどね〜」
K006
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[076] By 晶
レスに必要なキャラ:遠野俊
2014-07-22 15:54:22
「リンちゃんランちゃん、『お出掛けセット』です」
「なに?化粧品?」

手渡された化粧バックを覗けば、何から何まで入っていた。化粧筆、化粧パフ、ビューラー、ファンデーション、グロス、口紅。まさしく、『お出掛けセット』だ。

「これ何?」
「紙おしろいです。時間がないときには便利ですよ?あぶらとり紙とおしろいの両方の役目を一度にしてくれます」

最近メイクを少しするようになったインドア若葉マークが感心げにレクチャーを受け、その片割れは珍しく「ヤバい、売り切れだった新色だわ!ラッキー」と満面の笑みを浮かべている。

で、その横で

「流石はあの亀村の身内だな……。今回何が起こってるのか、知ってるんだろ?お嬢」

極道の組長様が唸る。

「大丈夫なのです、向日葵おじ様。マリーは必ず帰ってくるです。勝つと言って、負けたところを見たことはありません」
『負けたところを見たことはありません』

その台詞を言いながら妖しく微笑む『魔女』に、ついに『猛虎』は白旗を上げる。

なんとも、外見に似合わない気骨ではないか……。ニヤリと高坂は笑った。

「わかった。その言葉信じよう」
「ありがとうです、おじ様。それとこれはおじ様に父様からです」

小さな冊子―新商品カタログを手渡しながら、日本で一番歴史のある化粧品会社の後継ぎは切なくため息を吐いた。

「父様が言っていました。『トシさんに化粧品を選んでる脇で、高坂先輩とアリアドネちゃんが睨みあっただけで売り上げが上がった昔が懐かしい……』」

春の新製品が目白押しです。そういった少女の目は商魂逞しい。明日世界が滅びようとも、その力強さがなくなる日は来ないだろう。

「無事に帰ったら、アレク連れて『カメボウ本店』に行くか。……美肌石鹸の新しいの買いに」

K006
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[077] By 晶
レスに必要なキャラ:遠野俊
2015-11-27 08:22:37
藤倉紅 ふじくらべに

藤倉さん宅に生まれた双子の姉の方。
料理は得意で性格もいい。が、極道の幼馴染みの求愛により雄どもは皆逃げ出す。
ママ似の高校二年。

ビオトープに触発されて、書いてみましたなり。
ていうか、おひさしぶりです。
今度からはパソコン投稿するです。
ケータイは電話のみなのよ。家で療養生活なのです。
pc
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[078] Re:
By 藤都幟岐
2015-11-27 08:31:25
ちわにちわハニー、かわいこちゃんスキーの変態藤都でございますやら!(・∀・)

然し療養中とは…ハートが心配で震えてなりません。
ですがこれ変態の妄想を益々駆り立てて最早大変なことに!

今から投稿戴いた藤倉ヒストリーを、しゅばっと片っ端から読み直してきます!\( ??? )/

然し…やはり心配で震えてなりません。ガタブル…

お体は!
お体は!皆様お元気でぇえええ!!!。・゜・( ノД`)・゜・。

いつも有難うございますー!うわーん!
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[079] By 晶
レスに必要なキャラ:遠野俊
2015-11-30 02:31:14
実は私、発達障害だってわかりましてね。
早い話が一生自宅警護員なのですよ。
車の運転ができないので、パソコン買って補うことにしたのですよ。
そして、思う存分夢を追うことにしました。
ただ、ただいま自律神経が荒ぶっておりますなり。
めそり。
pc
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[080] By 晶
レスに必要なキャラ:遠野俊
2015-12-01 01:44:52
昨日のことは忘れてチョーだい。
少しばかりへこんでいた自分のただの若くもない至りなのよ……。
pc
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[081] By 生ゴミ
レスに必要なキャラ:遠野俊
2015-12-02 00:37:36
へいハニー!チミの藤都生ゴミだよ!ヒャッフー!

なんと、ストレス社会では色々あります。ええ。
何せ山田がひねくれるくらいですもの。

でもハニーが書き込んでくれるとここでハァハァしながら喜ぶ変態がおりますよ!どうぞどうぞレスの遅いクソヤローをお見捨てなく…!今後もこの変態めをハァハァさせて頂きますよう、眼鏡の底よりお願い申し上げます!

ハニー!
何か生ゴミにリクエストなどありましたら、駄小説なり駄絵なり、命の限りお捧げしますので…!ええ!生ゴミの作品で残念ですが、何か「遠野書けよ!」とかありましたらご命令くださいましへい!

ではでは、いつもコメありがとうございますん!ヒャッフー!ヽ(´▽`)/
pc
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[082] By 晶
レスに必要なキャラ:遠野俊
2015-12-10 02:37:08
「わー、遂にやるんだね。リンリン」
「勿論よ。女に二言はないわ」
まりあとリンが心底楽しげに笑い、その横でランはその様子をガタブルと震えながら見守った。
なんでこんなことになったの……。
そう、それは数時間前に遡る。


「うちの旦那がね。カルマなんだよ」
まりあが言った科白にリンが鼻息を荒くし、その言葉に食らいついた。
pc
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