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襲撃キャラ(たまにレスに現れる)
なし
遠野俊
山田太陽
アルザーク
松原瑪瑙
嵯峨崎佑壱
叶二葉
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「やっぱり、ダメ……」 肩口に顔を埋めてきたイケメンが呟いた。嫌みなことに、イケメンから香るのはシャネルのエゴイストだ。見た目には合っているよ、うん。 沸々と怒りがわいてきた。解ってるよ?これは八つ当たり。 ヘタレと優しさって紙一重でも違うと思う。いや、ホントに。 女から『お泊まりしましょう』と言われたら、男がやらねばならないことはそうじゃないでしょ? 足を絡めて一気に体勢を反転させた。 見下ろせばきょとんとした顔をして、何が起こっているのかわかっていないふうだ。 「『俺の身体で忘れさせてやるよ』くらい言いなよ、ロイ君」 誰か優しい年長者が、この愛すべきヘタレに教えてくれなかったのだろうか?女はときとして恐ろしい、と。 プルプルと震えるアメリカンを上から見下ろす大和撫子の目は、大和撫子からは程遠い。強いて言うなれば、今の彼女の目は戦場を駆ける荒武者。獲物を前にして名乗りをあげる鎧武者。 「ロイ君が言わないなら、私から言わなきゃね? ―天国見せてやるよ。覚悟はいいか?ロイ=アシュレイ」 にやり、としか形容できない笑み。 なんですか、この男前は……っ! 頬を染めるアメリカンの隙をつき、深い口づけが降った。 「〜〜〜っ!」 赤ずきんちゃんがいつも狼に食べられるとは限らない。
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