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By リヴァイ
させねぇよ、全部蹴散らす。(普段からよくもここまで口が回るものだと考えていたが的確に思考を読み不安を突いてくるのは元々頭が良いためで売り言葉に買い言葉でつい返してしまうのも長い付き合いならではかと思案し、他の人間ならば手が出ているところだともう一度携帯を確認し)どういう目的だよ…、なんだうるせぇな………エレン。(手元に目をやっていたために気づくのが遅れたが同僚の大きな声に眉間の皺を深めると喧騒に混じった愛しい声も聞き漏らさず慌てて顔を向け)大丈夫だったか、そっちの袋寄越せ、持つ。

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By エレン・イェーガー
ハンジ:またまた。はぐれる心配なんかしてないよ、最近の高校生だってスマホの1つは持ってるだろうし(矢継ぎ早に話すのはもはや癖ではあったが入社以来相手とはこの距離感で付き合って来たために直そうと思ったこともなく、話題を逸らそうとする相手に胸の内ではにんまりとした笑みを見せて)私が女の子に飢えた男なら絶対声掛けちゃうね、彼氏いたって関係なし。ていうかそういう目的で……あーッ!!

(結局腹に溜まりそうなものとしては焼きそば、つまめるものとしてフランクフルトとポテトを買い足りないかと思うも思いのほか悩んでしまったために既に時間が過ぎており、慌てて両手に袋とスチロールの皿を持って先程示された方へと小走りに向かい)リヴァイさ……、…あれ、(幸いすぐに相手の姿を見つけたものの、隣に立つ長身の女性に見覚えはなく知り合いだろうかと瞳を瞬かせながらおそるおそる近付いて)…リヴァイさん?

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By リヴァイ
(一人ではなさそうな様子にさっさと退散してくれないかと念じるも同僚には全く効かず既に手遅れだろうが他から連れと思われないように少し距離を空け、付き合い始めの浮かれた頭である程度の情報を話してしまったのを悔んでいたが先程から脳裏によぎる心配事を口にされると余計に不安になり)…もう高校生だ、小せぇガキじゃねぇし…大丈夫、だろ…。(段々声が小さくなるのを自覚しながらもその実誰かに絡まれている相手が脳裏に浮かび、探しに行くにもすれ違いになる可能性を考えると下手に動けず恨めしげに睨みつけ)…てめぇこそ、こんなとこで油売ってていいのかよ。連れがいるんだろ?

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By エレン・イェーガー
ハンジ:はぁ?別行動?(大げさに片手を額に当て相手が口にしていた年下の恋人とやらを探すふりをしてみるも、相手の口から聞いた通り別行動らしくこの人混みの中離れるなど信じられないと声を上げて)こんなに人がいるのに?しかも年下でしょ、まだ高校生じゃなかったっけ?(自身も友人と来ているものの大人の友人同士が別行動を取るのとは訳が違うだろうと見てみたい好奇心と、反面仕事ではない相手が恋人に対してどう行動するかが気になりわざとらしく続けて)リヴァイがそんなの着てるって事は彼女も浴衣だよね、浴衣姿の女子高生がひとりでかぁ……

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By リヴァイ
(大して重くもない袋を指先に引っ掛けてようやく端に到達するとどこかに列んでいるはずの相手の安否が気になり落ち着きなく画面と道とを交互に見ていたが、突然かけられた声にすぐさまその持ち主の顔が浮かびうんざりした顔でちらりと視線をやり)…休みにまでてめぇの顔を見るとはな。(毎日飽きるほど見続けた顔に憎まれ口を叩き深く溜息を吐くと、再び出店の方へ目を向け)…別行動だ。わかったらさっさと行け、俺は忙しい。

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By エレン・イェーガー
(幸い露店の数は多く食べ物の種類も豊富なものが手近にいくつも立ち並んでいたためその近辺で探すにとどめ、いくつかの中から選べた方がいいかと目星をつけてとりあえずはと定番の焼きそばの列に並び)……あっ、はい、一つで…箸は二つ、ください(手際がいいのかすぐに順番は回り、おまけだと多めに入れられるそれに笑いながら支払いを済ませ袋を受け取って)次は…、

ハンジ:リヴァイ!(地元ではないがこの界隈で大きな夏祭りがあるならと足を向けた先でまさか同僚である相手に会えるとは思っておらず、ちょうど人の流れの区切りになる道端に復路を持って佇むその姿に思わず駆け寄って)びっくりした!こんな人混みの中ででも会うなんてね!ひとり……(会社ではスーツを着崩すこともしない相手がゆるい甚平を着ているのには噴き出しそうになったが、それよりもこんなところで一人かと問い掛けようとしたところでふと年下の恋人の存在を思い出し)…なわけないか、彼女?どこ?どの子?

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By リヴァイ
(そのまま踵を返す細い背に視線を注ぎ見送りながら自らも遅れないようにとすぐ目的の列に並び、程なくして自らの番になると相手の好みを思い出しながら数本購入してビニール袋を受け取り)…すぐに見えなくなるな…仕方ねぇ。(待ち合わせ場所に向かうより見つけたほうが早いと考えていたがさほど道幅も広くないが相手の背は見つからず、他人に触れる不快さに眉を寄せながら隙間をすり抜けるようにして待ち合わせ場所に急ぎ)

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By エレン・イェーガー
あっ…もちろんです!(ついにといった形で折れた相手に表情をほころばせ、今は小遣いと貯金から捻出しているが近いうちにバイトもしようと考えており、相手に甘えっぱなしもどうかとささやかながら返したいと眉を下げ、黒髪を撫でる手のひらに笑みを見せて)はい……10分もかからないと思うので、すぐ行きますから(相手が調達する飲み物は目の前の露店のためあまり待たせるのはと踵を返し、数歩先に並ぶ露店を歩きながら覗き込んで)…がっつり食べるかな……それとも、あとで飯に行けばいいか。

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By リヴァイ
(年下の相手に出させるというのは全く想定していなかったが故に戸惑いもあるがここで意地を張るものでもないと考えそのまま紙幣をしまうと、このまま人混みに一人で行かせるのも心配だが過保護すぎるのもと悩んで一歩踏み出し)…それじゃ、甘える。美味いもん頼むぞ?(離れる前にと片手を伸ばして黒髪を撫で、長く続く道の端を指差し)この道の端に集合するぞ。ちゃんと携帯持っとけよ?

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By エレン・イェーガー
(相手の口に合うものはどれだろうかと考えながら相手を振り返れば財布から紙幣を差し出されており、一度繋いだ手を離し反射的に両手を相手の前で差し止めるように伸ばして)……っあ、いや、これくらいは…、(日が浅いのもあるが頻繁にデートをする訳でもないがいつも相手に出させてしまっているために眉を下げ、拒否というよりはお願いするように首を傾げて)…リヴァイさん、…今日くらいは、ね?

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By リヴァイ
(多少は余裕があるものの別行動の方が調達は早そうでこれくらいは任せてもいいかと頷き、次いで質問には出店の衛生環境を考えるとあまり口にしたくはなかったが断るのも大人げないと思案し)…お前と同じもんでもいい。適当に見繕ってくれ。(このまま任せてしまってもいいが出店の割高な値段を考えるとそのまま出させるのも考えもので、惜しいが繋いだ手を離すと財布を取り出して紙幣を数枚出し)これを使え。

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By エレン・イェーガー
あっ、じゃあ……オレが食べ物を買ってきましょうか?(飲み物を相手に任せ少しは自身も相手に還元したいと考えて問い掛け、確かにそろそろ夕飯に差し掛かるいい時間であちこちから食欲をそそる匂いが漂ってくるのに気付いては相手と同じように視線を巡らせて)オレは何でも食べられますけど…リヴァイさん、お腹は空いてますか?(定番の焼きそばや粉物もいいが、唐揚げやフランクフルトなど簡単につまめるものもいいと顎に手を当てて考えて)

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By リヴァイ
(人混みに乗じて触れた肩は熱く触れた場所に意識を集中させていたが身じろいだのを感じそちらに目をやると暑いのか扇ぐ手に艶めいたものを感じて思わず喉を鳴らし、白いうなじにできるだけ目をやらないよう手を引いて歩きだし)けっこうあるんだな…そこの店でペットボトルでも買うか。食いたいもんはあるか?(落ち着こうとゆっくり歩きながら氷水に並べられた飲み物に目を向け、辺りに立ち込める様々な匂いに視線を動かしながら問い掛け)

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By エレン・イェーガー
(考えれば大胆なことを言ってしまったと感じたがもはや後の祭りであり、相手に引かれるまま身を寄せればしっとりと汗ばんだ身体がまたじわりと熱くなるようでこくりと喉を鳴らし)……えっ、と…1時間半くらい、ずっと上がるみたいですね(なるべく話題も明るくしていれば少しは怖さも紛れるだろうと考え出来るだけ声のトーンを取り戻し、片手で浴衣の襟首からうなじに掛けてを涼ませるように仰いで)


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By リヴァイ
(自らに関する事柄以外は気が強いらしい相手の珍しく弱々しい様子が見れただけで儲けものだがこの様子を見るにその場所では寄り添って離れないだろうことは容易に想像でき、決して下心だけではないがそれだけで高揚するのを自覚し)…もちろん。お前も、離れねぇようにしてくれれば大丈夫だ。(心霊スポットなど楽しさはあまり理解できなかったが少しだけ見直し、相手に不安を与えないようしっかりと頷いて返すと手を引いて肩を触れ合わせ)花火見てりゃ気にならねぇよ。どれくらい上がるんだ?

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By エレン・イェーガー
(周りにも羨ましがられる程優しい年上の相手を意図的に落とそうなどとは思わないが、その類が苦手なのは本当であり何と言うか様子を窺っていたが今回は譲る気がないらしく、頭の中ではぐるぐると逡巡してからゆっくりと唇を開いて)……ぜ、……ったい、離れないで下さい…(自身を置いて行く事はないだろうが万が一にもそういった現象に出会ってしまったらと思うだけで足が竦むのを感じ、相手の瞳をじっと見つめながら弱々しく呟いて)

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By リヴァイ
(さっぱりとした性格の相手だけに幽霊など気にしないだろうと思っていたが予想外の言葉に反応が遅れ、普段から相手の言う事は全面的に守り叶えてやろうと考えていたが少し拗ねたような表情に悪戯心が芽生え)…大丈夫だ、明かりもあるし他にも人はいるはずだ…俺もいる。そんな不確かなもんを気にするよりも、俺は二人きりになりてぇ…ダメか?(幼子のように裾を摘まれると少し揺らぐものの堪え、眉を下げて僅かに首を傾け)

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By エレン・イェーガー
(日頃から勝気でやや暴れがちな自らにも苦手なものや怖いものはあり、心霊や異常現象などはまさにその類で眉を下げて相手をじっと見つめ、カップを手放したことで空いた片手でそっと相手の袂を摘まんで)……こ、怖いんです…そういうの…(見たことがある訳ではないため信じがたいが、それでもテレビなどで流れるそれを直視できず相手の指すスポットはどれほどのものかと唇を尖らせて)

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By リヴァイ
(自らと同じく超常現象を怖がる質ではない同僚が楽しげに話していた姿を思い出したまにはそういったくだらないとも言えるうわさ話も役に立つと思案し、途中で飲み物と少し食べ物も調達するかと辺りを見回していたが突然止まった相手につんのめるように足を止め)…ああ…そんなに有名じゃねぇのか…どうした?(相手の家も程近いため知っているかと考えたもののそうでもなかったようで、それよりも様子のおかしい相手に不思議そうに片眉を上げ)

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By エレン・イェーガー
(カップは暑さですっかり汗をかいていたがそれを握る手の水滴もすぐに渇いてしまうほどで、相手に倣い中身を飲み干してからそっとゴミ用に誂えられた箱に置き相手が指す方を見つめて)ごちそうさまでした……穴場、ですか?(広場へと一定の流れを作っている人混みに逆らうように逸れた場所を指差す相手に首を傾げたが、相手が仕入れた情報ならば信頼に足るだろうと頷いた矢先聞き捨てならない言葉が耳に入れば足を止めて)し……心霊、ですか…知らない、です…

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By リヴァイ
(歩きにくい相手を連れて長く歩くのは自らとしても避けたく少し店を冷やかしたら留まる場所は事前に決めており、人混みから守るように歩きながら手にしたカップの中身を飲み干し近くのごみ捨て場に放り投げると離れた場所に見える丘を指さし)あっちに穴場があるとか、同僚に聞いてきた。近くに住んでるらしいが…まあまあ空いてるらしい。(これだけの人出で住宅地も近くにあるならば埋まりそうだが広場よりはマシだろうとそちらに向かいつま先を向け)どうもここらでは有名な心霊?スポットとか聞いたが、知ってるか?

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By エレン・イェーガー
……へへ、嬉しいです(好きな相手に可愛いと言われることがこれほどまでに嬉しく自身を昂らせることは最近知ったことで、頬に触れる指先にはぴくんと肩を揺らしたが相手の促す声にはっと表情を引き締めて店から少し離れるように歩を進めて)花火が見える位置まで行きたいですね、(人もとどまるところを知らずに増えてきており、花火が始まるまでにはどこか広い場所にいなければもったいないと感じながらとりあえずは先に進もうと相手の手を引き)

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By リヴァイ
(大きな飾りもない簡素なものを選んでしまったが大丈夫だろうかと心配していたが短いが艶のある黒髪にはよく映えて似合い最後に少しだけ位置を直すと満足そうに頷き、額にかかった前髪も少し直してやるとついでに柔らかな頬に触れてから置いていたカップを持ち直し)…似合う。すげぇ、可愛い。(アルコールや気温のせいだけでなく暑くなってきたが汗ばんできた指は握り直すに留め、じっと見つめ合うのも落ち着かず相手を促し)…行くぞ、他の店も見るだろ?

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By エレン・イェーガー
(手を繋ぐのもそうだが外で、まして人も大勢いる前で相手に触れられるのは心臓がひどくうるさく高鳴るもので、すっと髪に差し込むようにしてつけられたカチューシャは自身では見ることはできないがどうやら上手くつけられたようで)…ん、……大丈夫です、どうですか?似合ってますか?(つける前に見たそれは可愛らしいものだったがいざ自身につけられたならどうだろうと首を傾げ、知らず知らずのうちに握った手のひらにきゅっと力を込めて)

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By リヴァイ
(もっと気の利いた言い方はなかったのかとやや後悔しながら差し出したもののすぐに受け取らない相手に失敗したかと思案し、すぐにその原因に気付いて気まずそうに肩を竦め)ああ…すまん、考えなしだった。じっとしてろよ…?(とりあえず髪にさしてつければ大丈夫だろうと頷き屈んだ相手の頭にそっと差し込むとかかる柔らかな髪を軽く整えて角度を調整し、少し唸りながら手を下ろし)…曲がってるような気がするが…違和感はねぇか?

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By エレン・イェーガー
(年上の相手はぶっきらぼうに見えるがその実はひどく優しくそれでいてどこか不器用で、複雑そうな顔を見せたが不機嫌ではないのがわかるために口元には自然と笑みが浮かび)…あ、ありがとうございます、……じゃあ…(とは言え両手は相手の手のひらとジュースのカップで塞がっており、こくりと喉を鳴らしてから瞳を伏せて少し身をかがめて)…リヴァイさんがつけてくれませんか?

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By リヴァイ
(心からの言葉だが柄にもない台詞を口にしてしまったと僅かにバツの悪さを感じながら会計を済ませてしまうと慌てたようにだが少し控えめに引かれた手に不思議そうに目を丸め、年下の恋人に財布を出させるという発想すらなかったためすぐに何を指摘されたか思いつかず首を傾げ)…ああ、気にすんな。俺がしたくてしてるんだ…。(指先で摘んだ華奢なそれを相手に持ち上げて差し出し)それより、着けて見せてくれ。

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By エレン・イェーガー
か、……可愛い、ですか…(髪も長くないために普段ならいわゆる女子が好みそうなものは身に付けていない自身であり、相手が気に入ったとあればつけるのも嫌ではないと考えての問い掛けだったが、可愛いとの言葉には思わず言葉を濁らせて)…っえ、あ、(続けて逸らされてしまった瞳に瞬きをしているうちにさっさと会計を済ませてしまった相手の手を慌てて引いて)…買ってもらってばっかですよ、オレ…

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By リヴァイ
(どう身に着けるのかもよく分からない小物たちの中昔からよく見るものをつい手にしたが好みかと聞かれればはっきり頷けず思いの外軽いそれを出店の黄色い明かりに翳して眺め、すぐに覗き込んでくる相手の瞳に気付いて僅かに肩を揺らし)…これが好きかはわかんねぇが、お前には似合うと思う。どれも似合って…可愛い、が…。(黒髪に赤い色は映えると漠然と考え吸い込まれそうな瞳を見続けるのが気恥ずかしくすぐに目を逸らしてそれを店員に差し出し)これをくれ。すぐに着ける、そのままでいい。

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By エレン・イェーガー
(色鮮やかな装飾品はどれもさほど高くもなく、同じ年頃の女子がいくつか手にとっているのを控えめに見ていたが、相手がさっさと手に取ったそれは可愛らしいものでそれが相手の手にあるアンバランスさに眉を下げて笑い)可愛いですけど…リヴァイさんはそれが気に入りましたか?(付き合ってあまり長くもないためにまだ相手の好みは探り探りな部分があり、カチューシャを覗き込むようにしてから相手の顔に視線を移して)

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By リヴァイ
(今は外面的なものを取り繕って生活しているが昔の素行は目を当てられたものではなく、相手の評価に心苦しいものを感じながら人の間をすり抜け握った手を引いて店に近づき)似合うのを選べばいい…これなら、長さも関係ないだろ。…どうだ?(確かに長くなければ装着すら難しいだろうものばかりだったが、端の方に並べられた細い小花柄のカチューシャに目を留めるとカップを台の端に置いて赤いものを選んで取り上げ)

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By エレン・イェーガー
リヴァイさんもそんな所があるんですね…ありがとうございます(規律に厳しく従順な割には自身には甘い所がある相手の一面に思わず眉を下げくすりと笑い、成人した暁にはたっぷり甘えさせてもらおうと繋いだ手に無意識のうちに力をこめ、コップに口をつけ少しずつ飲みながら歩いていたが不意に相手の身体越しに示された場所を覗けばきらきらと反射するそれらが目に入り、年頃の女子であるために心惹かれるものはあったが同時に気掛かりも浮かび)…うわぁ、キレイで可愛いですね……あ、でもオレ髪短いし…似合わないかも知れないです。

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By リヴァイ
(今時の若者らしからぬ生真面目さだがそれも相手の好ましいところでもあり、僅かに喉を鳴らすと一気に半分ほどまでカップの中身を減らし)…その時はとっておきのレストランを予約してやる。(レストランどころかホテルまで予約するつもりで既にいくつかの場所を思い浮かべながら歩いていたが、色鮮やかなものが視界の端を過ぎり目を向けると夏らしい簪などが広げられ売られており)おい…エレン。お前、ああいうのに興味ねぇのか?

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By エレン・イェーガー
(喉を潤す甘味に意識を向けていたが不意に緩やかに指が解かれすぐに五指が絡むように握られた事に思わずこくりと喉を鳴らし、互いの身体の間にある手に視線を一瞬向けてから何か言いたげに口を開閉させたものの、大人しくコップに口をつけるだけに留まり)……へ、いや、オレはダメですよ!(相手の手の中に握られているコップには自身のものとはまた違う鮮やかなビールが入っており、思わぬ問い掛けに生真面目さから黒髪を揺らして)…オレがハタチになったら、ぜひ。

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By リヴァイ
(兄妹か何かかと思っているのか微笑ましいものを見る目を向けてくる店員を一瞥すると、指を揃えて握っていた手のひらを一度解いてから指を絡めるようにいわゆる恋人繋ぎに握り直し)……ああ、美味いな。(自らも喉の渇きを覚え一口煽ると独特の苦味と喉を通る冷たさに頷き、ふと相手の持つカップに視線を移すと片眉を上げ)…飲んでみるか?

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By エレン・イェーガー
あ……、(こういう場では相手に任せているのが普通なのか、制されたままぴたりと動きを止め申し訳ないと思うと同時に嬉しさを感じ大人しく相手と若い店員のやり取りを見ており、一瞬相手とこちらを交互に見るような視線に首を傾げたが相手の手にふたつのコップが渡されたのを見れば慌てて片方をその手から取って)…っ、ありがとうございます。いただきますね(自然と列から離れながらたっぷりと注がれた鮮やかなそれに瞳を細め、早速コップの淵に唇をつければ一口涼しげなそれを口に含んで)……ん、甘くて美味しいです。

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By リヴァイ
(あまり沢山を知っているわけではない相手の好みを間違えなかったことに無意識に安堵しながら財布を探しているような動きを制しポケットに直接いれていた束から千円札を取り出して店員に差し出し)ビールと、マンゴージュース一つ。(衛生的に不安が残る屋台だが綺麗な場所を選んだためか問題はなさそうで、釣りをしまうと手を繋いだままのため片手でコップを二つ受け取り)…早く取れ。さすがに長くは持てん。

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By エレン・イェーガー
(周りは賑わい人通りも多い中頬に触れる手のひらに一瞬ぴくりと肩を揺らしたが、それでもすぐに瞳を細めてはにかむように笑えば相手につられるままに疎らに人が列をなす露店へと並び、飲み物一つ取っても祭りは不思議とどこか高揚した気分になるものだと改めて感じ)…あ、いいですね。夏の果物っぽくて好きです(いくつか並ぶ機械の中には色鮮やかなジュースが波を打っており、鮮やかに目も覚めるような橙色に大きく頷き浴衣の袂から小さな小銭入れを取り出そうと片手をもぞもぞと動かして)

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By リヴァイ
(犯罪だ何だと騒ぐメガネはいたものの遊びではないことを知っている故に羨む声が多く、原因が暑さだけではない赤く染まった頬に繋いでいない手のひらで触れると屋台の列に並び)そうだな…一杯だけ飲む。エレン、マンゴーは好きか?(問われれば確かに冷たいビールが欲しくなり一度頷き、並ぶ沢山の種類のジュースから甘そうなものを選び問い掛け返し)

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By エレン・イェーガー
(自身の言葉を聞いていた相手が表情を緩めたのを見れば自身もつられるように口端を緩め、改めて身を寄せようとしたところに思い掛けない言葉が返ってくれば瞳をぱちぱちと瞬かせ)……っそ、そうです、か…(いざ存在を既に話されている上にまして相手の同僚ともなれば当然一回り以上は年上となり、その反応は気になるもので熱くなる頬に空いた片手を当てながら俯き、しかし露店の前で足を止めた相手にぱっと顔を上げて自身もそちらを見やり)…そうですね、何か甘いの……あっ、リヴァイさんはお酒のほうがいいですよね。

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By リヴァイ
(越えられない年齢の差を気にしていたのは自分だけであったようで軽く引き寄せられるままに肩が触れ合うと、むず痒いような感覚に唇の端を緩めて目蓋を細め)一応言っておくがな…俺はもう自慢した。あいつら、羨ましがってたぞ。(一部の同僚に年下の恋人の存在を打ち明けた時の反応を思い出し、小さく鼻で笑うと道の両端に立ち並ぶ屋台に視線をやって飲料を売っている店で目を留め)…何か飲むか?

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By エレン・イェーガー
(相手の言葉から自身の心配をしているのだと解れば意外そうに眉を上げ、余計な心配をさせてしまったかと思うがしかし続く言葉には複雑そうに徐々に眉を寄せ、知らず知らずのうちに握る手のひらには弱いながらも力がこもっていき)…妙な噂ってなんですか(そもそも噂になる事を恐れるような疚しい付き合いでもない上に、相手が最も気にしているだろう年齢差は自身にとってみれば気にするほどのものではなく、繋いだ手を引き寄せながらぽつりと続けて)…オレはリヴァイさんを自慢したいくらいなんですよ、……恥ずかしいけど。

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By リヴァイ
(相手の言葉が単なる羞恥という意味合いではなく自らを卑下しているようなものを含んでいるのに気づき、年甲斐もない緊張でとってしまった素っ気ない態度が誤解を与えたことに思い当たると視線をさ迷わせてから隣の沈んだ表情を横目で窺い)別に、そういうわけじゃない。ただ……お前こそいいのか?(すれ違う肩にぶつからないよう時折引き寄せたり庇いながら歩き、相手こそ歳に見合った恋人の方が友人らにも紹介しやすいだろうと考えると改めて年齢の差が憎らしいものに思え)…地元だろ。こんな年上の男と歩いて、妙な噂でも立つんじゃねぇか。

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By エレン・イェーガー
(ぶっきらぼうながら自身の我儘にしっかりと応えてくれる相手に瞳は自然と緩み、夏の暑さの中にも関わらず繋がった手のひらは不思議と不快感はなく、ゆっくりと歩き出した相手に連れられるように歩を進めれば隣を歩くその表情を窺うように視線を送って)…もしかして、少し恥ずかしいですか?(顔をそらしてしまった相手の素っ気なさにもしかしたら自身のような子どもと手を繋ぐなど考えていなかったかも知れないと眉を下げ、より賑わいを見せる通りへと向かう中大丈夫だろうかと空いている手で浴衣の袂をきゅっと握り締め)オレの同級生とか…いるかも、知れません。

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By リヴァイ
(地元というほどではないが住んでいる地域からはさほど遠くはない場所で恋人とはいえ歳の離れた少女と手を繋いで歩くほど若くはなく、様子をみて離そうと思った手のひらを柔らかい指に握られてしまうと離すことなど到底できそうになく緩めかけた指の力を再び込め)…人が多い。はぐれるなよ?(赤い頬に感情の高まりでか僅かに潤んだように見える金の瞳に息を呑むと、ごまかすように顔を逸らし。身長に差はあれど性別の差か自らより少し小さな手のひらを握り込んで軽く引き寄せると今度はゆっくりとした歩調で歩き出し)

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By エレン・イェーガー
(浴衣を新しくした際に念入りに悩んで合う桐下駄を選んだはいいものの普段から履く訳でもなく素足に馴染まないそれは痛みこそないものの歩きづらいのは確かで、振り返った相手に申し訳なさが先に立ち慌てて片手を離そうとしたがそれより早く手のひらを握られてしまえば、一見仏頂面の相手の優しさに瞳を丸くし同時に気恥ずかしさを感じて唇は情けなく開閉して)…大丈夫です、けど、リヴァイさん……あの、(上背は相手より幾分か大きいもののあどけない表情は幼さを含んでおり耳まで紅に染めながらじっと相手を見つめ、握られた手にきゅっと力を込めて)…このまま繋いでてくれませんか?

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By リヴァイ
(普段の私服や制服姿とはまた違った服装は他の人間ならばただの服のはずだが相手が纏うだけでひどく落ち着かない気持ちになりつい普段と同じような早足で足を踏み出したが、袖を引かれる感覚にもう一度振り返るとどうやら体勢を崩したらしいのを理解し)構わない。…ただ、気をつけろ。(足元を見れば新品同様のそれは履き慣れないものなのだろう、少しの思案のあと手首を返して袖を掴む手のひらを握り)足は大丈夫か?

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By エレン・イェーガー
(ただ目つきが人並みよりは悪いだけで目立ってしまう相手に内心で眉を下げて笑いながらも、誘ったはずの自身の方が到着が遅いとなれば申し訳が立たず、早足で数歩近付いた途端に歩き出した相手に慌てて自身も追い掛けの一歩を踏み出したが、慣れない桐下駄であることに加え立ち止まり振り返る相手に制止が出来ず思わず身体のバランスを崩し、咄嗟に伸ばした片手で相手の甚兵衛の袖を掴んでしまい)……っあ、す、すみません…!

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By リヴァイ
(人相の問題か時折感じる遠巻きな視線に随分前に止めた煙草が恋しくなる程苛々としたものを感じながら、組んだ肘を指先で忙しなく叩いていたが沢山の人混みの中特に目立たないはずの黒髪が自然と目を惹き付け)…待ってねぇ。(近付くと人に隠れていた控え目な色合いの浴衣が視界に入り先ほどまでの思考が一瞬にして消え失せ、何とか事実とは言い難い返事を返すと柱から背を離して歩き出し。三歩歩いたところで一度振り返り)…まあ、悪くない。行くぞ、はぐれるな。

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By エレン・イェーガー
(出掛けに母親から着付けてもらった浴衣はこの日のためにと新調した淡い色合いの中撫子が映えるもので、相手は気に入ってくれるだろうかと慣れない桐下駄をからころと軽やかに鳴らしながら少し早いかと思いつつも待ち合わせ場所に辿り着けば、境内まではまだまだある通りが既に予想以上の賑わいを見せる中、黒髪を揺らしながら辺りを見回し、遠目に見ても威圧感のあるその姿を捉えた途端表情が緩むのを感じて)…っ、リヴァイ、さん(ようやく馴染んで来た名前を口にしながら片手をおずおずと上げ、人波を避けながら相手の元まで足を進めてはきちんと祭りに興じた姿に瞳を細めて)お待たせしました、……似合ってますよ、リヴァイさん。

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夏祭り
By リヴァイ
(夕方にさしかかったとはいえ陽が落ち掛けた程度のまだ明るい時間、既に混雑を始めた待ち合わせ場所の公園で大時計の柱に背を預けながら腕を組み、自分としては見ているだけだが殆ど睨みつけているような視線で行き交う人間を眺め)…チッ…早く来すぎたか。(腕時計を確かめるまでもなくまだ待ち合わせ時間には早いのは明白で、これほどの人出ならばもう少し後に出るべきだったと後悔しながら前日店員に勧められるままに選んだ濃紺の甚平の裾に視線を落として雪駄の踵を鳴らし)↑

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