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愛報
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By 檜佐木修兵
2008-12-16 15:32:06
12月16日
11回目の記念日。
漸く忙しさから抜けたので俺がもう一度書いとく(笑)
どうせ暇人だよ(あ)

後から咲くさっちゃんの花達が元気がなくオロオロしている俺です。
そうなんだよなぁ、あの花の量と球根の大きさ考えたらなぁ…しかも咲く季節が10月とかになってて
今12月の寒い時期だし…寒さって花は本当弱いらしいな。
来年はきちんと鉢に土の毛布を入れて育ててやろうと思う。

それでも少ないながらも見せてくれた花はどれも綺麗で、仕事で疲れても癒してくれる。

と、色々書いてて
「あれ?俺他にもこういうモン持って無かったっけ」

と色々考えてみたら吉良だった。(笑)

疲れた時にはカワイらしい笑顔で
それでもって寒がりで。
一人だと寂しいけど、ジッと俺を待っていてくれる。

うーん、花は一つにしなさいと
誰かのお告げなんだろうかと。(笑)

でも少し位欲張ったっていいよな。
綺麗な花は何個有ってもいい。
恋人は一人だけど。

週末は久し振りに二人で出掛けられる。
昼間はケーキ作り夜は大事な人達の結婚式。
これ以上幸せになんてなったらバチ当たりそうだが(笑)
幸せのお裾分けを貰いに行くか。

聖夜に渡す贈り物も考えなくちゃな。
何が欲しい?
こんな時位食い物はヤメロよー?
なんて。
吉良に強請られたら何でも作りそうな勢い。(笑)

11ヶ月目も俺達は変わらずラブラブです。←

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By 吉良イヅル
2008-12-23 21:57:15


さっちゃんも花の時期を終え、あんなにまん丸のコロコロだった球根も
今はすっかりやせ細って次の段階へ進むために一休み中。
土のお布団を掛けてあげなくてはいけませんね。
来年また桜を見て、ひまわりも朝顔も一緒に見て
秋からまたさっちゃんを一緒に育てたいから
今度のお休みの日に栄養たっぷりの土のお布団を買いに行く予定。

それは何もさっちゃんだけに限らず、
体が疲れている時は思考はうまい方向に行かないし、
気持ちという球根がやせ細ってしまうから僕らもお布団に入って眠らなくては。
だから疲れている時はなおのこと、
気持ちがやせ細っている時はなおのこと、あなたの腕の中に包まれて眠りたいんです。

おねだりしたのに旅行も延期になったり
聖夜もぼんやりしか決まっていなくて
結局あなたが望んでくれたものすら贈れない自分に腹が立つのですが
それでも少しでも傍に居たくて、居たくてたまらない。


何が欲しい?
聖夜の贈り物、そう聴かれて思い浮かぶのは

 『 あなたが欲しい 』

それが答えで
僕が今全力で望むものの全てです。
それは時間であり、言葉であり、そして……でもあり。
僕だって男ですからね、欲求というものはあるんですよ、先輩(笑)

せめて聖夜が休日だったら…
そんな不可能なことさえ望んでしまう今。
何故今年なんだろう、先輩と過す初めての行事がことごとくうまく行かなくて
最後の最後までこれでと流石の僕でも気持ちが荒む。
声を荒げて叫びたくなる。

包容力があるのは先輩の方。
汚れたものも重たい荷物も持ってくれる、
冷えたこの手をいつも気にして包んでくれる先輩の愛、それが包容力。
どんなに忙しくたって僕の手が冷たくなってないかと心配してくれる
僕の思考の一歩も二歩も前を歩いて
喜怒哀楽の「怒」と「哀」を表現するのが苦手な僕を包んでくれる。
大丈夫だと自己暗示を掛ける僕に「お前の大丈夫はあてにならない」と
強く強く抱き締めてくれる腕に包容力以外の何があるというのですか。
こんなに解り難い僕を誰よりも解ってくれる。
僕よりも僕を知っているあなた。

あなたとの逢瀬やあなたの作ってくれる温かい料理を喜ぶのは
小さな部分にも「理解」や「思い」を感じられるから。
献立を考えることの大変さは勿論、
お握りの具一つとっても僕の好きなものをちゃんと理解しててくれるから、
だからお腹も心も満たされるんです。

そしてつい最近感じた包容力。
僕達のテーマソングはなんだろうってふと考え巡らせたあなたが
「___かな」って言ってくれたあの言葉、あの時は照れくさかったけれど
凄く嬉しかったんです。
これを綴りながら聞いていたんですが、ついつい中断せざるをえなくなるほどに。
泣けて泣けて仕方がない、
曲も大事にしてくれるあなたの気持ちは自惚れるほどに。


 聖夜を前に愛しき君へ。
 愛をこめて




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By 檜佐木修兵
2009-01-16 23:23:26
昨日から今日は山積みの処理しなくちゃならねェ書類が溜まってるのが解ってるから1時間早く執務室へ。
結局途中で居眠りこいちまって← 朝の一服時間を蹴倒して始まる慌しい一日。
目標は午前中に書類を仕上げる、午後には各隊回って其れを届ける!
が、結局編集の仕事と重なるっていう大惨事になっちまって…
本当その時は顔がポカーンとなった。
え、何此れ俺今日厄日?

厄日なわけねぇ 今日は俺達の大事な一周年記念日。

本当なら朝からノンビリと一年を振り返って。
けぇきでも買って吉良とお茶の時間にお祝いして。
天気がいいから何処か行きたいねなんて話しをして…

それらの妄想を全部スッ飛ばしたのにッ
煙草今日一本も吸ってねぇのにッ(笑)
昼飯も抜いた お茶を二口だけッ

それなのに残業で帰りは22時半。
玄関の時計を見て泣きたくなっちまったけど

可愛い可愛い笑顔が俺を迎えてくれる。
先ず風呂に入りたてのお前の髪の毛の香り。
其れから一生懸命作ってくれた握り飯、卵焼き、味噌汁。
レパートリーは少ないけど
でも
俺には最高の 最高のご馳走。
隣には可愛い笑顔のお前がいて。
俺についた米粒を取ってくれている。

俺達が一年掛けて築いたもの。
何にも負けない
腹の底から元気が湧き上がる 吉良が言う味噌汁みてェな。
愛情。

大事な大事な俺の吉良。
大切な大切な俺の吉良。

今まで有難う。
今日も有難う。
明日も 宜しくな。
明後日も
その次も

願わくばずっと。俺に元気を下さい。
沢山振り返ったから明日からは此れからを二人で歩こう。

手ェ繋いで。

おめでとう俺達。


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By 吉良イヅル
2009-02-18 20:48:32
1ケ月以上も間を開けてしまったこの期間、
二人の間に色んな変化が。

一番は家族が増えたことですよね。
可愛い二匹の猫に毎日二人で朝から晩まで翻弄されて
だけどそれを幸福と感じる日々。
畳んだ洗濯物すらちょっと目を離した隙に雪崩を起こされて崩れてしまったり
足袋を一組にしておけば咥えて物陰に隠されてしまったり。
本だって置いておいたら端の方に噛み痕どころか下手したら破られたり。
そうそう一番の高額犠牲は先輩の音楽用品だったりしますよね。

それを避ける為についつい隠してしまったり
高い場所に乗せてしまうから
目に見える場所には僕たちのものよりも
ふわふわしたねこじゃらしや
猫の為の立体玩具、餌皿に写真など愛猫たちの品々が増えて行く。

一緒に遊んでいる先輩の表情はどちらが子供か判らないくらいで、
自然と赤ちゃん言葉になっているのも微笑ましく嬉しく思う時間。

一年目を迎えたあの前後の日は
一年間を振り返る思い出話に花を咲かせていたけれど、
今の僕らは未来に目を向けている。
二人で手を繋ぎ、真っ直ぐ前を見据えて。

僕のお料理の腕前はなかなか進歩しなくて品数が増えないけれど、
その分増えたのは賑やかな家族、そして笑顔。
ちょっと塩辛くしてしまったお味噌汁も
増えた笑顔でカバー出来るでしょうか?(笑)

出会ってから色んな幸せを下さる最愛の先輩へ。

家族になって下さって有難うございます。
あなたの伴侶にして下さって有難うございます。
可愛い子たちを迎えさせて下さって有難うございます。
幸せな素敵な毎日を有難うございます。
「ずっと」という言葉を有難うございます。

あなたの隣にいられる事は僕の自信。
生きる意味すら感じるほどに。
これからも寄りそって、
たくさんの喜びを
たくさんの笑顔を
たくさんの愛情を
ふたりで育んでいきましょう。

今なお増え続ける愛を此処に。


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By 吉良イヅル
2009-03-28 12:05:52
あんなにすごい誕生日プレゼントを貰ってしまって、
あなたの誕生日にどうお返ししようか今から考えていますよ。

でもあなた以上の事などきっと難しい。
そのくらい素晴らしい「縁」という重みある、温かい贈り物。

ありがとう。

どれだけ惚れさせれば気が済むのでしょうね?
心臓…壊れるかと思いましたもの。

今朝目が覚め、隣で眠るあなたの首筋にまずひとつお礼の朱印を。

ありがとう先輩
ありがとう最愛のあなた。

あなたで良かった。
あなたじゃなくちゃ嫌。


今朝は世界中に僕の伴侶を自慢して歩きたい気分です。




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By 檜佐木修兵
2009-04-07 09:58:52
季節は厳しい冬を越えて 二人で過ごす二度目の春。
去年と違う事と言えば今年は家族が二匹増えている事。
一人ではきっと二つの命を預るなんて無理だったと思う。
アレコレと甲斐甲斐しく世話をしている吉良が居るとつくづくそう思う。
お蔭様で二匹は成長してヨチヨチ歩いていた頃が既に懐かしくて。
毎朝肉球で顔を踏まれて起きるっていう(笑)何とも幸せな日々を過ごしてる。
吉良は…執務の朝は、朝ですよって俺を起こしてくれる。
休みの日はまだもう少し寝てようかと、雨戸も開けず薄暗い中布団から顔を出しても寒く無いねなんて
他愛の無い けれど紛れも無い愛在る日々。俺も幸せだよ。

吉良の誕生日、楽しかったな。
正直俺もあんなに皆よくしてくれるなんて…って感動しっぱなし。
そうだ、礼状を書かなくちゃだよな。また皆で遊んだり…偶にはいいよなハメを外すのもさ。
この世界の限界を前に屈する事だけはしたくねぇんだ
礼儀や規則は勿論有って、其れを害しちまうのは駄目だと思うけど…
限界って文字は使いたくねぇ。けれど、其れもただの世迷言になるか否かは
俺達次第…吉良となら、限界超えて何処迄も行けそうだけど。

贈り物喜んで貰えて良かった。
皆が凄ぇ一人一人凄く出来た人だったのも勿論あるけど
吉良の対応も俺から見たら凄く良かった…まぁ前半黙りまくって若干焦ったけど(笑)
(多分大泣きしてるんだろうなァっての、俺は解ったんだけども/笑)
皆も空気から其れを読んでくれる…てかこの世界で空気を読むってアビリティは本当凄ぇわ。
レベルの高さは、腕じゃねェと思う。「心」そのものなんだよな。
凄ェ人は腕云々じゃねえんだよな。相手を感じる事求める事察する事思いやる事
出来そうで出来ない事をサラッとやる人を俺は「レベル高ぇ」って思う。

>桜がもう満開で、美しい桃色の雪を降らせている。
>お前と結局桜見に行けねェのかなァなんて寂しくなった今朝だけど
>桜見てもお前、パンジー見てもお前、抹茶アイス見ても赤いポスト見ても青い空見て>もお前なんだから
>例え石ころ一つ転がる荒野とかでもお前と逢うんなら 花畑以上になっちまうんじゃねェかなって。お前の頭が春じゃねェかなんて笑うなよ?
>本気でそう思ってんだ。

去年の4月1日の俺の記事抜擢。(笑)

懲りずに道端に咲いている花の写真を送りつけている辺り
あんまり変わってねぇと思う。
本当恥ずかしいんだけど、俺のアルバムの方見るとチューリップの後ろ頭が吉良に似てるとか…アハハ
コレしたらアレしたら 吉良は喜ぶかな怒ってプープー文句言うかな

こういう部分が変わる事を「成長」と呼ぶなら
俺はずっと 永遠に 「成長」しねぇと思う。

今年の桜は長持ちらしい。
も一回くれェ二人でも逢瀬出来るかな。桜吹雪の中、俺もお前の髪の毛に落ちる桜の花弁、大好きなんだ。

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By 吉良イヅル
2009-04-29 22:11:15
先輩が企画して下さった誕生日、たくさんの笑顔に、
桜の花弁に包まれて送った夜からもう1ケ月過ぎようとしているんですね。

情のある心豊かな優しい方たちに囲まれたその「縁」と
先輩の深い愛情を貰いました。
僕はこの世界で一番の幸せものだと
強く強く感じさせて貰いました。

幸せだと何度も何度も口にした夜、
それは今も継続中。
ここ数日泣き続けです…
執務室であんなに泣いたのはいつ以来だろう…。
でも幸せな涙は心地良くて、
心が温かくて仕方がありません(微笑)

僕もね先輩に習って一年前の記事を読んでみたんです。
そうしたら一年前の今頃も多忙な時期に追い回されていた二人がいました。
鍋いっぱいのカレーの事も懐かしかったですし(笑)
先輩は新人教育で忙しくされてた時期でしたね。
そんな日々が漸く落ち着き、
心の空白を埋めるように「お出掛け」計画、
浮かれている僕がいました。

今もそれは変わらない。
変わった事といえば先輩が書いてくれたように家族が増えたこと。
大事な命を二人で守っていること。
どちらかが出掛けていて帰ってくると、まず二匹がしていた報告から始まって、
休みの朝は猫達に起こされたり、庭に出ては一緒に戯れたり。

他はなんら変わらない、
二人の形がずっとずっと続いている。

出会ってから変わらない僕らの関係、
これまでは四季の移ろいで感じていた月日の長さを、
今は成長する二匹の姿で感じている。
僕らの繋がりを現してくれるものを
目に見せてくれる大事な家族が居ることが新しい幸せ。

今年の桜も去年に負けずに長持ちしてくれたから
何度と無く二人で見上げましたね。
二匹を連れてお花見しながらケーキを食べたり、
お誕生日も桜の下でしたし、
懇意にして下さってる方たちとのお花見も今年は参加させて貰ったり。
執務帰り、待ち合わせをしている場所で桜を見上げていたら
霊圧消した先輩が後ろからぎゅってしてくれて驚かされたこともありましたっけ。
綺麗だった、今年の桜も。

あ、去年の今と違うこと…発見しましたよ。
二人で同じ場所に帰ること。
って、それは家族が増えたことに共通しますかね?(微笑)
待ち合わせはお肉屋さんの前だったり桜の木の下だったり色々だけど
同じ場所に帰れること、同じご飯を食べること、
同じ物を見て笑ったり渋い顔をしてみたり…同じ方向を向いている。
それは一緒、手を繋いでいつも同じ方向を向いている。


月日が積み重なれば互いの状況が変わって来る事もあるのは否めない事実。
大事なのはそれを悲観せず、否定せず、目を反らさずに
まず第一に話すことだと知った今、心が「しゃん」としている僕が居ます。
怖いこともあるけれど「大丈夫」な気がします。

誰でもない、あなたが傍にいてくれるから。
あなたが傍に居てくれるから「大丈夫」。

僕もあなたの「大丈夫」で居させて下さいね、これからも。

さあ暦は皐月です。
早速計画したお出掛けが愉しみな僕でした。


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By 檜佐木修兵
2009-06-01 13:46:44
おっとやべぇ五月此処に書きに来る事を停めちまってたな。
書いてた気分で居たし何度も吉良の文字を読みに来たりはしていたんだが…御免な。

一年経過すると、去年は何をしていたっけ…って事を二人で考えられるようになるんだな。
吉良の記事を読んで実は其れが一番嬉しい事なんだなと気持ちがほっこり。
総じて吉良はよく泣くなぁ泣き虫だなぁと其れでもくしゃくしゃになりながら
俺に抱きついて来たりするのが嬉しくて 最近じゃ泣いたって聞くと妙に嬉しかったり。
かと思えば俺の些細な思考のお陰で喧嘩になって吉良を泣かせちまったり…
こっちの「泣かせる」は駄目だな、何度もしないようにと気持ちを強くするものの…
せめて少しずつでもいいからちゃんと成長しねぇとな。

この間蒔いた向日葵の目がちょろんと庭に顔を出してたんだ。
可愛いなぁなんて見てたらウッカリ遅刻しそうになっちまって。
吉良が具合悪いのを励ますようにして並んだ向日葵の芽。
俺達の手から育つ命の息吹が 何だから凄く胸に染みた。

今月は俺達が結婚式まがいの事をしてから一年目の記念日。
男同士で式なんて、と此処でも葛藤してる記事がいつか有ったよな(笑)
何言ってんだ恥ずかしいとかもっと大事な事有るでしょとか
なんつーのかな、結婚、なんてしたら吉良との時間が嘘っぽくて臨場感が無くなる気がしてたんだと思う。
今はもうそんな悩み何で抱えてたのかよく解らないんだけど。

吉良との恋愛は、自然体で居ていいんだって安らぎを何時もくれる。
俺の小さい言葉一つをとって大事にしてくれているお前が居るから…
下らねぇ事でも些細な出来事でも 吉良となら出来そうな気がするって今でも思うんだ。

一緒に住む上で、結婚という契りを交わしているのといないのじゃ何が違うんだろうなと
考えたんだけど、まぁ変わる所は殆ど無い 執務に出る時は当たり前にお互い苗字はそのまんまだし
何せ男同士だから結婚結婚とか言える筈もなく。(笑)
けれど、左手薬指に嵌めているお前と揃いの指輪を、何となしに眺めてみては元気とかやる気を貰う。
恋人同士だって一緒に住めば一緒に帰るのは当然だ、と思うんだが
「結婚している夫婦なんですから、財布は一緒でいいんですよ、月末の食費は僕が出します」
と月末苦しい俺に言ってくれる言葉に、素直に甘える事が出来る。
(昔から甘えてるだろうというクレームはいらんぞ…!/笑)

式を挙げているから、仔猫二匹の面倒は二人で見れる。
夫婦=二人で一つ。

お前が嬉しい時は俺も凄く嬉しい。
美味いもん食ってるーっつー時は悔しいけどニコニコ顔のお前を思って嬉しくなるんだ。
だから
お前が悲しんで苦しんでいる時は俺も凄く辛くて苦しくて。助けてやれたらと強く思う。
こんな気持ちにさせるんならとお前は思うかもしれねぇけど
お前が俺だったらどっちを選択する? 其れが今一緒に居るって事、答えなんだと思う。
辛くて苦しいの、俺じゃ荷物を持つ役には到底なれねぇ・って決め付けてたけど
この間阿散井がくれた言葉の中で「堂々と支えてやっていいんですよ」って言われて
自分が視野を狭めていたのに気付いた。
どんな事でもいい 俺はお前を支えたい。護ってやりたい。
100%勝て無い相手に理由や文句を付けて戦を逃れようとしてた。
無駄な争いや、揉め事を起こさない方がお前の為なんだと勝手に理由をつけて
一緒に泣いてやるなんておこがましいと自分に枠を付けていたよ。

ちゃんと手を握っててやるから、傍にいてやるから
沢山傷ついて帰って来い。
生きていれば傷は必ず癒える、何日、何百日、何年掛かっても。
生きていれば必ず。

落ち着いたら結婚記念日の話しをしよう。
思い出の現世の宿を取ろうか。
海豚が可愛い可愛いってお前の笑顔を思い出すと何度でも連れてってやりたくなるよ。

なァ 吉良 …お前が愛しい。
「愛しくて恋しくて涙が出る」って言ってたお前の気持ち。
其れが今、痛ェ程解るんだ。

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By 吉良イヅル
2009-07-07 11:03:11
焦らずゆっくりと、書ける時間が纏まって取れる時に思いをこめてと今朝開いてみました。
とはいっても時折やって来ては開き、先輩の文字を眺めているのですけれど
すっかり1ケ月ごとになってしまっていて申し訳ありません。

付き合って一年目の時も一年間を振り返って懐かしみつつ、
ここから始まる一年へ気持ちを高めたと同じように
結婚して一年目の日も教会を歩きながら一年前の夜の静寂を思い出していた。
誇らしげに背を伸ばす姿、誓いの口付け、真っ直ぐな瞳、優しい温もりと心まで包んでくれる声。
何も変わっていない。僕だけの先輩が居てくれる。
結婚式当日の日中買った指輪は今もちゃんと左手に光っていて
あの時はそこだけピカピカ光っていて浮いているようにさえ見えたのに
いまでは竹刀だこと筆たこのあるこの手にもしっくりと馴染んでいる。
二人で暮らす家も今は家族も増え、
生活して行く中で物も増えて手狭に感じるくらいだけれど
庭に咲く花々や自家栽培の野菜、
たとえば障子の染みや床についた傷さえも
二人で作り上げた思い出の記憶。
溢れんばかりの思い出たち。
見渡せる範囲の小さな箱かもしれないけれど、
その全てが愛おしくてたまらないのです。
二人で住まう家こそが宝箱なのだと思うんです。

一年前に結婚式をしようと思ったきっかけって
確か周囲の人に「結婚おめでとう」「いや、してないから!」って勘違いされた事でしたよね?(笑)
じゃあ、結婚しちゃおうか…そんなふうな会話から気持ちが動いたのですけれど
やるからにはとことん!と参列して下さったお二人や披露宴では先輩が紹介してくれた友人も交えての酒宴。
先輩の隣に並んでいる事が誇らしくて幸せで仕方がなかった。

きっかけは小さく些細な事かもしれない。
けれどそれをその何倍にも膨らまして届けてくれる、一緒に歩いてくれるから
自然なままの二人で居られるから僕は至極大きな安心感の中で居られます。
1年半という月日で培ったもの、先輩と一緒の日常で育んだ絆があればこそ
今の状況を恨むことなく、悲観することなく前向きに受け止められるのだと思います。

小さなこと、些細な事も二人で居れば大きな喜びとなる。
綴りの事も、色んな二人の思い出記録もこの両手に抱えきれない一杯の幸せを貰ってます。
身体を重ねることが全てではなく、
言葉にならない思いを共有するために身体を重ねるのも今もそのままで
ありふれた日常、だけどそのありきたりが二人で居るとキラキラ耀く宝物になる。

「大事にしないと取り上げるぞ」と神様が言ってくるって話――
最近とてもよくその事を思い出すんです。
この間、神機を水没させて調子が悪くなった時に特に強く感じて。
先輩から貰った神機につける装飾がぐっしょり濡れてしまったり、
いくら防水といえども神機の調子が悪く、
もしかしたら先輩から貰ったものが消えてしまうのでは?
そう思ったらいてもたっても居られなくなって新しいものを手にしていた。

だけどその思い出の全てを新しい器に入れ替える事ができなくて
消えてしまうのかな、もう聞けないのかな…
そう思ったら少しずつ先輩との思い出が抜け落ちて行ってしまうような
寂しい気持ちになっていたから…
だから昨日のあの「せみ」が嬉しくてたまらなかったんです。
執務室で泣いてしまうほどに嬉しかったんです。
手を繋いでいれば出来ない事なんてないと、
例え無くしてしまったものでもまた新しい記憶と共にこの手の中に
優しく温かく『想い』を運んでくれるのだと嬉しかったんです。

そんなふうに思っていたら夜はまた新たな想いを僕に運んでくれた。
可愛い二匹の写真と、今年も贈ってくれた芍薬の花束。
切花は直ぐに朽ちてしまうから苦手な僕に、
少しでもその姿を長くみせてくれるという魔法の包みと共に。
去年と違うのはその花に興味を示した白猫が鼻を近づけていたこと。
猫の愛らしい姿もまた僕の心に届いてきた。

去年の芍薬は今は此処にはない。
目に見えずなくしてしまって記憶となってしまった。

けれど手を繋いで一緒に歩んできたから
また今年新たな、より一層の喜びを齎しこの手の中に戻ってきてくれた。
そんな昨夜の宝物。
宝箱にまた一つ、大事に大事におさめた宝物。

芍薬の花言葉は「生まれながらの素質」

それは先輩、あなた自身なのでしょう、
生まれながらの素質なんだとおもうのです。
人の心に、気持ちに敏感で、人を大事にし優しさをふわり届けて心温めてくれるあなたの素質。
幾重にも重なったふわふわの花弁に触れると伝わる優しさ。
この花弁のように先輩の心は僕を幾重にも包み温めてくれています。

ありがとう。

単調な言葉しか出てこないけれど、
僕の思いの全てを
僕からの感謝の全てをここに。

今宵は七夕。
どんよりしていた雲が見事に晴れて青空が見えてきましたよ。
すでに一つ願いはかないました。

なんて
最初から五色の短冊に書くお願い事はただひとつ。

今宵、想いをあなたに届けます。
願いはただひとつ――。


.


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By 檜佐木修兵
2009-08-26 13:52:45
蝉の事件も懐かしい。
そういや今朝また蝉達の声が少なくなっていて
気付けば鼻先を撫でる風も冷たくて驚いた。
夏が終る、足早に。

忙しい中でも今年は縁側で花火をして、それから西瓜も食った。
縁日にも何とか出掛けられたし、昨日は旅行へ身に付ける物を買いに
阿散井と乱菊さんと出掛けられる事も出来た。
家での素麺、縁側で昼寝、カキ氷器を汗掻きながら回して
猫達の風呂も何時もの季節より多めに。
色々と思い出は有るものの、まだまだ気持ちは満ち足りてなくて。
腹を空かせた子供みてェにお前を強請り、欲してる自分が居る。
今日だってそう、お前が忙しい日に限って急に声が聞きたくて
切なさ募る思いを吐き出したくて、此処の一枚を漸く綴り始めた。
前の頁を捲りながら、俺への愛しさを詰め込んだお前の「声」を感じる。
目を閉じると、どんな風に此処を見て、どんな風に筆を認めたか容易に解って。
まるで何十年と連れ添った老夫婦みてェだな。笑っちまった。

一ヶ月に一枚。
其れがもう普通になっちまったな、良い事なのか悪い事なのか…
感覚が理解出来ないという事は良い事なんだと思ってる。
寂しい、と思ってしまえば良い事じゃねェ・とも思うんだが。
何だかんだと逢瀬の時間も取れているし、蝶も耐える事なく交わしてる。
勿論四六時中と言う訳にはいかねェのが、まァ寂しい事では有るが
其れでも吉良への気持ちは曇る事無く、静かに胸へ温もりを灯し続けている。

どんなお前も俺には解る。
俺にだけ解ればいい。
周りに押し付ける気持ちもコレッポッチも無ェし
理解して欲しいなんて思わない。

健気で優しくて熱くて。
低血圧なので寝起きは俺の腕の中でだけ見せる顔はぽやぽやと甘えん坊で。
そして俺が弱っちくなっている時は
細いながらも、逞しい腕で支え、癒し、冷えた爪先を温めてくれる。
猫を抱いて、任務帰りの俺を迎えに来てくれて
お帰りなさいと笑うお前の笑顔を見て、身体中の力が抜けて
「疲れている」のだと理解した。

大事な大事な俺の吉良。
繋いだ手を離さないように、真っ暗な時は明かりを灯そう。
小さいもんでいい、目立たなくていい。
俺達の誇れるこの恋情で 道を照らしこれからも歩こう。

一人の時間は寂しい時間は
先に在るお前との時間の為に使おう。
激務だった夏のご褒美に行く、来月の逢瀬は長い旅行。
其の間猫はお留守番で大事な友人に預けて。



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