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NPC登録名簿
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虚白の地NPC登録名簿
By 絹豆腐
2018-10-30 23:38:01
こちらでは虚白の地所属のNPCを自由に投稿してくださいませ。
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By 絹豆腐
2018-11-01 11:48:59
HN:絹豆腐(きぬとうふ)
名前:デキソコナイ
性別:不明
年齢:不明
種族:白夢
身長:1mから3m程あるものも
体重:不明
容姿:全身が白色の液状の怪物。濁った白はまるで溶けて崩れた肉と脂肪のそれ。
どろどろに溶けて形を保てていないが手足や臓器らしき器官も露出し、出鱈目に生えている。
顔らしきものもあるが、能面じみたそれから表情は読み取れない。

見方次第では、まるで赤子、水子のようにも見える生理的嫌悪を催す存在。

性格:攻撃的。理性や知性、自我はろくに感じられないが聞くに堪えない心をき乱すうめき声をあげながら命を脅かしに迫ってくる。

属性:白

武器:液状の肉体から生えた手足らしき器官、心を不安定にさせるおぞましい呻きや叫び

能力:果たして能力なのか、それともそういう性質を持っているのか。虚白の地だと特に顕著でありあまりてこずり過ぎると仲間を呼ぶのか人に集まってきているのか続々と増える。
短期決戦の場合問題ない。

弱点:特別何かの属性に強いというでもなく、攻撃的ではあるが冒険者として調査に挑めるぐらいの実力があるならてこずる要素は特にない。

所属国:虚白の地

職業:最下級白夢

二つ名・異名:生まれざるモノ

恋愛:不可

裏行為:不可

備考:虚白の地にて主に観測される白夢。
その中でも最も多い個体。

特別苦戦する要素はないが続々と集まる為早々に倒し、その場を離れるが吉。

おぞましい呻きをあげるが、何故か人によってはこれを赤ん坊の泣き声のようにみ聞こえる者がいるらしい。

PC挨拶:――A、aahhh……

pc
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By 絹豆腐
2018-12-02 20:16:52
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:ドナテーロ・タリアコッツォ

性別:雄

年齢:外見年齢50代前半

種族:自称化け猫の白夢

身長:194cm

体重:82kg

容姿:全身真っ黒の艶めいた毛並みに覆われた二足で歩き人語を介する黒猫。双眸は深緑の猫目。服装は黒の羽根付き三角帽子に黒の上着、白いシャツに黒のボンタン。革細工の指無しグローブに、腰にはサッシュベルトの上から更に黒のベルトを巻いている。

けれどもそれは仮初の姿。本来は黒ですらない、白き泡沫の夢。変り果てしかつての地の精霊たる賢人。邪智のチェシャと変貌した者。最早在りし日の穏やかな老賢人の面影はない。

性格:一見社交的で礼儀正しく温和な紳士。実態はどの姿であろうと根底には他人が堕落し、破滅し、零落していく様をこそ見届けるのを愉悦する畜生。商人の顔も、単に人が道を踏み外すよう唆し、舞台装置を整える為の数ある道具、数ある顔の一つに過ぎない。

武器:一応はペッパーピストルを懐に忍ばせているが趣味の飾り同然。

属性:智、地、白

能力:『千変の大智』
かつて地の精霊が持ち合わせていた地を司り、そして智をも司っていた能力が白夢と化した際に変貌したもの。

大地への干渉能力は喪失してしまったが、模倣する元々の生物の姿を造り替えた異形のものへと変化させる事ができるのは変わらず、そして姿形に合わせて二つ個人特有ではなく種族単位で持ち合わせるものならば能力を増設する事ができるようになった。

猫の商人としての能力は、価値ある物を見定める『審美眼』と、10メートル範囲の短距離であれば連続しては行使できないが壁などの障害物さえ透過して逃走を可能とする『猫足』。

弱点:基本的に増設できる能力は元となった能力の劣化物となる。

また、短距離透過の猫足は一度使えば一呼吸の間を置かねばならない。

そして他人の不幸、悪性をこそ好む性質上自らが舞台の主役や宿敵となるのは好まず脇役や舞台装置に徹そうとする為場合によっては必要ならあえて殺され一旦消えるのも躊躇わない。自分が手を汚すのでなく、他人が手を汚さねば意味がないとのこと。

所属:虚白の地

職業:死の商人

二つ名・異名:邪智のチェシャ

恋愛:不可

裏行為:不可

備考:良心的価格で人々に利益を齎す旅の商人を自称するが、その実態は奴隷商から薬に武器にとの密輸等、聖職者から犯罪者迄相手取り非合法的な取引の数々にも手を出しており真っ当な商人とは云い難い死の商人。害獣。
然して其の正体は猫の獣人でも化け猫でも無く、現れる場所次第で、ある時は逆さ頭の獅子、賢しき大亀、百眼の怪魚、無貌に裂けた口を貼り付けた悪魔等々千幻万化。
『悪魔』。種族としての悪魔では無い。魔界の住人だとかでも無い。人々が思い描く悪魔の概念が、人々の負の想念を糧に具現化した存在とも言える存在。白夢。
人の悪性其の物、純粋悪。
異端審問官に偽りの聖遺物を提供したり、英雄に成り得た豪傑をその友を罠に嵌めておきながら敵討ちの協力者を装ったり、ただの小悪党に過ぎなかった山賊に魔族の顔で近付き魔物や力を貸し与え商人として武器を密輸したり、他にも無数の悲劇、惨劇の芽を撒いている。

一巡前の世界では、地の精霊グノーメ・タイタスクロウを名乗り他の精霊や赤に抗う者達へと知恵を授けて支えてきたのだが、最期は八代目応龍の手で地の精霊の力を奪われ消滅した。

一巡後の世界で何があったのか。一巡する過程で、何があったのか。此処に在るのは地の賢人に非ず。皮を被りし悪逆に嗤う魔猫と化した。

記憶、記録から抹消されているが、『始まりの知恵の御遣い』であったらしいが、その記憶も記録も殆どの者から消え去り、それに合わせて世界は整合性を保たれている。

PC挨拶:やあ、御機嫌よう。何か小生の品をお買い求めかな?よろしい、日用品から違法な物品までお望みとあらば用意立てようじゃあないか!お代は良心的に、欲する者に欲する物を与えるのがモットーだ、遠慮はいらないよ。だが――そうだね、貴君がこれを手にして、どうなるか。吾輩に是非見届けさせて欲しい。

pc
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By 絹豆腐
2018-12-12 17:32:00
HN:絹豆腐(きぬとうふ)
名前:トラプラの兵隊
性別:不明
年齢:不明
種族:白夢
身長:1m50cm~3m
体重:不明
容姿:白い紙のような胴体に紙粘土を捏ねて目鼻口の穴を穿ったような気味の悪い頭部に陥没した兜をかぶり、白く細長い手足を持ち、胸にはそれぞれ異なる数字と模様を浮かび上がらせた童話の絵本に出てくるトランプ兵のような白夢。数字が大きい個体、数字ではない模様を記された個体になるほど体躯が巨大となり強大な個体となっている。
性格:攻撃的。白夢以外の者に対して基本的に発見次第追跡、攻撃行動を仕掛ける事が多い。
武器:武器は個体により様々であり、何の素材でできているかも分からない剣、槍、鎌、斧等様々。
属性:白
能力:ヒトには理解できない言語で意志伝達が可能であり、命令系統が存在するらしく統率された動きをしてくる。
また、薄い体に反して力強く、巨体になるにつれその腕力と耐久力も比例し強くなっていく傾向にある。
弱点:紙のようで紙ではないらしく火が苦手という訳ではないが、耐性があるわけでもない。
また、集団での戦闘では手ごわいが冷静に一対一で挑む分には腕に覚えがある者なら十分余裕をもって倒す事も可能。
所属:虚白の地
職業:白夢の怪
二つ名・異名:白のトランプ兵
恋愛:不可
裏行為:不可
備考:虚白の地にて度々目撃される人型白夢。
まるで城を護る兵隊のように、白に染まった王都の城内や城外での遭遇例が多いが街中やその他の場所でも遭遇しないわけではないらしい。

一体で巡回している分にはさほど問題ないが、複数で活動している事が多くその場合は実力を備えていないならばやり過ごすか、奇襲を仕掛けて数を減らさねば思わぬ連携により苦戦を強いられる事も。

PC挨拶:……――――!

pc
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By 絹豆腐
2019-01-15 17:24:59
HN:絹豆腐(きぬとうふ)
名前:ギロティーヌ
性別:女性?
年齢:不明
種族:白夢
身長:4m
体重:不明
容姿:骨ばって枯れた枝や寂びた針金の如き異様に細い手足と胴体。血の気の無い死蝋の肌。
断頭の処刑具、血に濡れたギロチンの刃を両手に大振りの鉈のように携え、背中には鉄の乙女に似た拘束型の搾血器具と二枚の回転鋸の刃、手足首には色褪せた手枷足枷と千切れた鎖を纏い、全身が爛れた白い皮膚が薄汚れた修道服のように変異している巨女。
頭部は真っ当な人のそれと大きく逸脱し、首に頭部を固定する木製の拘束具を身に着け、頭部は分厚い鈍色の断頭刃そのもののように変形し、側面に濁った死魚の如き淀んだ眼が不規則に辺りに飛ばすべき首を探して彷徨っている。

性格:高い攻撃性と、それに反する慈愛の心。慈悲深く、苦しみをなるべく与えずに首を刎ね、胴体を両断し、罪を洗い流さんとする。

属性:白、聖

武器:手に握られた断頭刃は見た目通りの不吉さ相応に鋭利さを誇っており、細すぎる見た目に反して重い鉄の刃を苦も無く振り回す。背負う他の拷問器具も同様。
また、頭部も立派な断頭の役割を果たしており、仮に刃を潜り抜けても頭部の一振りが待ち構えている。

能力:呪い。
この歩く処刑具の如き怪異と遭遇した場合、憑かれるというべきか、仮に逃走に成功したとしても虚白の地の外の世界に逃げたとしても数々の異変――室内や玄関扉に血痕。日用品の取っ手等が刃物のように変異。物陰から感じる視線。窓の外すぐそこに立つ怪女。首が切られるような痛み等――が起き、退治しない限り、或いは呪術に精通した者に解呪してもらうなどして縁を切らない限りは死の呪いから逃げ出す事は困難。

また、呪いそのものの如き存在であり、視界に入るうちの動作は処刑具を振るう時以外緩慢ですらあるのだが、見えなくなった途端暗がりより転移するように、冷たい空気が床を這うようにじわりと姿を現し追い詰めてくる。そして、撃破したとしても暫くすれば改めてこの怪女の形を取る。

弱点:左右に目がついているからなのか、あまり遠くを見通せない。代わりに一体何処が鼻なのか分からないが嗅覚が優れているのだが、その為香水等強い匂いは苦手であり追跡の足止めができる。

また、呪いの元となっている想念を浄化されれば復活は叶わない。

所属国:虚白の地

職業:血塗られた白夢

二つ名・異名:研身なる乙女

恋愛:不可

裏行為:不可

備考:虚白の地にて主に観測される白夢。

その中の一体であり、狂乱した、おそらくは女。

祈りの言葉を紡ぎながら見つけた命を執拗に追い詰め、殺害しようとしてくる。

言葉の端々から、それが救いであると妄信している節がある。

討伐報告もあがっているが、目撃証言は絶えていない。

始めは別個体と見做されていたが、後に同一個体であると判断され、警戒対象の一つとなっている。

PC挨拶:……救いましょう。贖いましょう。助けましょう……首を落として……罪を流して……穢れを削いで……助け、たす、タす、タすケ――!

pc
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By 絹豆腐
2019-02-26 18:24:26
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:【時に追われし者】 。集合した場合は【時に追い縋る者】

性別:不明

年齢:不明

種族:白夢

身長:単体は50cm未満。集合体は集った数に比例するが観測されている最大全長は8m。

体重:単体は5kg未満。集合した場合は計測困難、不明。

容姿:全身真っ白な体毛に覆われ、ベストを着こみ、壊れた懐中時計を携えた一見すると小さな兎。
けれどその目は溺死体のそれに似てふやけて濁った白。体毛の下の顔は人間のそれを強引に動物に中途半端に近づけたような薄気味悪いものであり、歪んだ顎のせいで口もまともに閉じられず涎とこごもった言葉が漏れ出すばかりで、長く伸びた二本の前歯はただただ獲物を殺傷する為だけの機能しか有していない。

頭部に生えている兎耳のようなものは、よく見れば真っ白な人の腕を頭から生やし、兎耳の耳介のように見える薄紅、薄桃の部分は皮膚を剥ぎ取られ肉と血管が露出し無理矢理再現したもの。

集合体。この白夢達が集結し、それぞれを踏み台によじのぼり、重なり合い、蹴りあい、落とし合い、殺しあい、溶けあい、融けあい、崩れて混ざっていった姿。

遠目に見れば、途轍もなく巨大な愛らしさの欠片もない狂った兎の生首。
集合体に限り浮遊能力を獲得するらしく巨体を浮かび上がらせている。

性格:単体ではどちらかというと臆病だが、無害かというとそうではなく、隙を見せたり弱ったりしている者相手には積極的にその前歯で頭蓋を陥没させようとしてくる。
また、常に何かに急かされているかのように止まっている事ができずに走り回り駆け回り這いずり回っている。

集合した場合は集合意識が存在するのか、時の狂った時計塔を登ろうとする者を発見すれば最下層へと突き落とすべく積極的に攻撃行動と妨害行動をとってくる。


属性:白、時

武器:単体では前歯。集合体では巨体に物を言わせた質量による圧殺。体の一部である無数の兎達を吐き出し衝突させてきたり、時計塔内部の歯車や円盤、ベルト等足場となるものを破壊する行為も武器となりえる。

能力:単体では大した能力は有していない。

しかし集合体となった場合は話が別であり、時計塔内部の空間に干渉して短時間、狭い範囲に限り時空を歪めてその空間内の歯車や円盤といった物体をそれこそ人を轢殺する程加速させたり、出鱈目に動かし足場にしていた者を振り落とす事ができる。

時の針の早回し。

弱点:単体ではそもそもさほど脅威ではないが、そのうえで時に追われる強迫観念に憑かれるあまり立ち止まる事や落ち着く事ができないらしく足場を踏み外して墜落することも。

集合体の場合、時計塔の歪みの元凶が鎮座する屋上まで踏破し、元凶を取り除く事で時の歪みが正されると消滅する。

また、【時を逆巻く者】という天敵たる白夢が存在しており、兎達はこの蜘蛛から逃げているのではないかという説もある。同じ白夢だが、捕食されている光景も確認されている。

所属国:虚白の地

職業:下級白夢

二つ名・異名:時の針を畏れる者

恋愛:不可

裏行為:不可

備考:虚白の地にて主に観測される白夢。
その中でも凍てついた時計塔の内部空間にて多く目撃されている白夢。

そして、何処からともなく一匹、十匹、百匹と次々わらわらとやってきて集合体と化し、探索者を時の底へ突き落としてでも自分こそが最上階、屋上へ至らんと目指す。

しかし、決してこの白夢が屋上へたどり着く事が有り得ない。
【時を逆巻く者】と呼ばれる白夢が時の歪みに呼び寄せられる事で時の糸を逆巻かんと出現し、必ずこの兎達を再び時の螺旋の最下層へと引き戻してしまうからだ。

PC挨拶:おここここらここられられれるるるははやくやはやくのぼのぼぼぼらないとくびびをははははねらられれれれれれ……

pc
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By 絹豆腐
2019-03-03 19:20:05
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:【時の糸を逆巻く者】

性別:不明

年齢:不明

種族:白夢

身長:顕現時点の全長は5m。しかし時計塔内部の破損度合や、時計塔を侵入者がどれだけ登っているかに応じて巨大化していく。

体重:不明。

容姿:蜘蛛。鋼、銀、金、胴、真鍮、ガラクタを寄せ集め模りし蜘蛛の形。
様々な作り物を纏い、その全てを白く染め上げた蜘蛛。

八つの眼は全てが時計、羅針盤細工でありその瞳は常に時を映し、刻み続けている。
牙は振り子を思わせる歪んだそれ。口腔には砕き、刻んだ獲物を細断し、粉砕処理する為の無数の細かい歯車が覗いている。
節足は時計柱、関節部は歯車。
胴体は壊れた時計塔の部品で覆われており、かりかり、きりきりと歯車は逆廻りし、ベルトが逆戻りしていく音が内部より絶えず聞こえてくる。

外見は寄せ集めのガラクタだが、まるで自分自身の刻を常に逆戻しにしているかのように極めて高い堅牢さ、再生力、修復力を持っている。


性格:凶暴というよりは、淡々と、粛々と、動きだしたら最後時計塔を登る者は白夢であろうがそうではないこの世界に住まう命であろうが構わず捕え殺す。
食欲というより、そういう機能を有しているといった無感情、無機質さ。

機械的に時計塔の秘密を探る者を殺し、奇怪的に時計塔を元の形に戻す。
静寂を取り戻す。

そこに一切、情を挟む余地も、対話の余地もない。



属性:白、時

武器:機械仕掛けの蜘蛛脚、牙。

能力:『逆巻く時の糸』
この奇怪なる機械蜘蛛の能力。
それは、時計塔内部の時間の巻き戻しにある。
時計塔内部で発生した事象、現在の出来事を常に八つの時の眼で観測しているこの蜘蛛は、これらの事象を糸として捉え、現在から過去、外からの侵入者ならば外から内部へ入り込んだ時点迄を逆戻しにしてしまう。
時の逆回し。

時計塔内部の破損した部品などもこの能力によって修復され、何事もなかったかのように再び時の静謐を守り続ける。
時計塔の歪んだ時から逃げ出そうとする愚かなる愚兎達に、何度も、何度も無意味な逃走劇とその末路たる死、奈落への転落を繰り返し続ける。

極めて悪質なことにこの能力は、この蜘蛛が能力を解除せざるを得ないと判断するまで逆戻しの対象となった事象はその事象そのものをなかったことにするのでなく、発生した事象を保存したうえで逆戻す。
つまり、壊れた物、死した者は戻される度に、再び時が保存された時の針を示した瞬間壊れ、死亡する。そしてまた戻される。何度も、何度も。時の糸を蜘蛛が手放さない限り。

また、十二の刻を刻む。時計塔の止まった筈の時が鐘を鳴らせば全ての時を元に戻すように一斉の時を戻し始める。

尚、この蜘蛛自身にも逆戻る力が働いており、完全破壊したとしても短時間(1、2レス)で再生、というより元の形に逆再生され復元されてしまう。

――報告例。死亡したはずの同業者と、生存した冒険者が外に出た途端再会を果たしたというものがある。だが、それはこの蜘蛛によって死亡したという結果を保存され、過程という糸を捕えられたということ。もし、再び同業者が入ればその時は二度目の死を迎えるのが確約されている。

弱点:行動ルーチンが存在する。奇数の刻(1.3.5……レス)では動きは穏やかになるか時計塔の修復作業に移り、偶数の刻(2.4.6……レス)では一転して動きが加速し侵入者の排除行動に専念する。その為、奇数の刻のうちに距離をとるか、偶数の刻に備えるという対処は可能。

十二の刻を刻んだ場合の対処法としては、一度きりではあるがこの蜘蛛に追いつかれてしまった場合もそうであるが自らが持つ時計を捧げれば一つ分の刻の動きを止める事が出来、猶予が生まれる。

また、時の糸を逆巻く対象は時計塔内部の出来事に限るが、そのうえで生命に関しては死亡するか或いは――自ら、戻りたいと願う。
そのどちらかが条件となる。そのため死せず、望まず、ひたすら上へ上へ、未来を求めるならば戻される事はない。


そして、ついでに言えばこの蜘蛛が出現する条件は時計塔内部の歪み、破損、死等既に歪んではいるものの時計塔の在る形を乱していく事にある。

つまり、それが可能かどうかはともかくとして、邪魔者の白夢兎を殺さず何とか凌ぎ、時計塔の部品も壊さずにいればそれだけ顕現するのが遅れる。顕現する場所は、必ず下層。

尚、破壊しても殆ど時間稼ぎにならないが、刻まれた時のリセット及び奇数からの数え直しのリセットという効果はある。

所属国:虚白の地

職業:上級白夢

二つ名・異名:時の狭間に巣食う蜘蛛

恋愛:不可

裏行為:不可

備考:虚白の地にて主に観測される白夢。
凍てついた時計塔の内部空間にて、時を巻き戻し続ける奇怪なる機械仕掛けの白き蜘蛛。

時計塔そのものを守っている節がある白夢であり、主(ぬし)のような存在ではないかと目されているが詳細は不明。

情報が少ないが、確かな事はこの白夢は時計塔内部の侵入者に対して極めて苛烈な敵性行動をとってくるということだ。

PC挨拶:――チク、タク。チク、タク……Gy、yiii……

pc
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By 絹豆腐
2019-03-28 15:19:00
HN:絹豆腐(きぬとうふ)
名前: リリラロン
性別:個体による
年齢:個体によるが、非常に短いサイクルの人生らしく生後一週間で成人し、寿命は一か月程の様子
種族:白夢
身長:10cm~30cm
体重:軽い
容姿:肌は白く、丸い目は空洞を思わせる黒。鼻はないが口はある。
服装は頭に白い布を巻き付けたターバンか、白頭巾を被り、体をすっぽり覆う外套のような布を纏っている。
また、役割に応じて短剣、湾曲刀、鞭、杖、銃等々を携帯している。
性格:小人同然の体躯ながら性格は好戦的。
カタコトだが言語を理解し操っており、組織を作り秩序を持って活動する。

属性:白

武器:個体により様々。中には彼らが巨人呼ばわりする外の者達と同様の体躯を持ち、全身を拘束具で戒められたナニカを操る者もいる。――ナニカ。もし拘束具を破壊すれば、それは白夢などではなく紛れもない外の者達、冒険者を始めとした虚白の地に足を踏み入れ失踪した者達だと分かるであろう。
だが、もう彼らに理性や思考力は残されていない。
この小さな白夢達により捕縛され、頭蓋を穿孔され、脳を一部切除、電極を挿す等の前時代的手術により強制的に思考力を奪われ、木偶となったところに動物のように調教して兵隊として扱われているのだから。
もしこの状態になってしまった者を発見した場合、殆どの場合介錯してやるほうが慈悲深いと言える。

能力:普通なら自分より遥かに巨大な者を相手にすればそれだけで恐怖し、立ち向かおうなどと思うのは難しいものだがこの白夢達は逆に巨大な者達を兵隊、家畜として運用する術を知っているが故に恐怖の対象として認識しない。

また、部隊編成が出来る程命令、指揮系統が整っており、カタコトなのはあくまで外の者達に理解できる言語を使っているだけで実際は彼らには彼らの言語があり、高い知性を有していると知れる。

尚、隊長格は小さいながらも卓越した戦闘力を有しており、小さいと侮ると小柄な体躯を活かした攪乱と高速機動、巧みな対巨体の弱点を突いた一撃を叩きこみ脊椎を断ち割り、脳を削り、急所を晒さぬ難敵相手ならば足や腕の筋を斬る等単騎で熟練した冒険者でさえ油断しようものなら瞬く間に狩猟され、彼らの兵隊として捕縛されてしまう羽目になる。

弱点:個体により戦闘力にむらがあり、ときには大部隊を成して襲ってくる等小さい厄介者だが、総じて見た目通り耐久力は低い。隊長格でも攻撃を当てる事さえできればそれは同じ。
そして、弱点というよりも彼らの生態なのだが、寿命が非常に短い。

所属国:虚白の地

職業:下級白夢

二つ名・異名:小人国の住人

恋愛:不可

裏行為:不可

備考:虚白の地にて観測される白夢。
その中でも白に染まった王都や、色褪せた王城付近にて確認される個体。

どうも何処かにこの小人もどき達の『国』が存在するらしく、そこから冒険者達を自分達の兵隊にする為狩りに出向いているらしい。

恐らくこの小人達の王となる者もいるとは思われるが、その国を発見しない事には始まらない。

非常に面倒な組織立った動きをしてくるうえで数の暴力が厄介だが、ほんのごく一部を除いて戦闘力は一体一体は高くない。広範囲、面で制圧する手段があるならば大分労力を割かずに済む。

PC挨拶:ハッケン、ハッケン!ツカマエロ!シュウヨウジョニツレテイケ!

pc
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By 絹豆腐
2020-03-28 16:16:16
HN:絹豆腐(きぬとうふ)

名前:サビシガリヤサン

性別:不明

年齢:不明

種族:白夢

身長:観測される最小は2m程。最大は直径10m程。(しかし性質上放置すると更に巨大化する可能性を秘めている)

体重:合体した総数に比例

容姿:ぶよぶよした水死体じみた白い皮膚と脂肪と臓器。
人や獣等様々な亡骸が溶け、癒着したような醜い姿をしている。
その姿はさながら亡骸で作られた白い肉団子。
表面には苦悶の死した際の顔が浮かび上がっており、手足が出鱈目に飛び出して新たな死肉を求めて蠢いている。

性格:普段はそこまで攻撃的ではなく、迂闊な接近や敵対行動を取らなければ反応が鈍い(ただし合体した総数が増えるにつれ凶暴化していく)。
しかしそこに死体や負傷者などがいると一転、この死肉塊は途端に活動的になり死体を自分の体に取り込み、負傷者は殺害して死体にしてから取り込み自分の体の一部に変えようとする性質がある。

属性:白、死

武器:死肉が癒着、合体していくにつれその死肉塊の重量や攻撃性は増大していく。力も強くなっていき、初期段階なら成人男性の平均的腕力でも引きはがせる程度だが、段々取り込む死体が増えるにつれて手足も増え、力も増していく。

また、死臭と腐臭と血臭を常に撒き散らしており、外見のおぞましさと合わさりまともな感覚を持つ者には視覚嗅覚から心身を苛む。

能力:『ミンナイッショ』
この死肉塊最大の特徴である死体を取り込み自分を構成する一部にしてしまう能力。
単純にこれにより取り込めば取り込むほどこの白夢は巨大化し、強大となっていく。
また、生命力(死体なのに妙な話だが)が尋常ではなく恐ろしくしぶとい。

『オトモダチ』
ある程度巨大化、肥大化すると今度は分裂を開始。
死肉が剥がれ落ち、そこから新たな同個体を作り出す性質を持つ事も確認されている。


弱点:比較的火に弱い傾向にある。ただしその際の悪臭は強烈なので注意。
また、死体や怪我人に反応することから実の所は単体ではそう脅威でない。
問題は、他の白夢などとの交戦により死人や負傷者がでるとこの白夢が連動して活動的になってしまう点にあるのだから。

所属国:虚白の地

職業:下級白夢(没書型白夢)

二つ名・異名:孤独なる死

恋愛:不可

裏行為:不可

備考:虚白の地にて確認されている白夢のうちの一体。
醜悪な外見同様の怖気を奮う性質を持つ。

死人や負傷者が出ると何処からともなく現れ、その際の動きは到底死肉で構成されているとは思えないほど機敏。

その為、死人や負傷者が出ないのが一番だが、危険と未知が溢れる虚白の地に踏み入りそれは困難。
だからこそこの白夢の出現、活動が開始した場合は死体への接触をさせる前に早急な対処が求められる。
残酷だが、死体や怪我人におびき寄せられる性質を利用し集まったところを一網打尽にする、罠を仕掛けるなども有効と言えよう。

PC挨拶:――La……la……la……

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By 宮津
2020-08-03 00:28:05
HN:宮津

名前:レベッカ

性別:女性

年齢:33歳

種族:人間

身長:165cm

体重:秘密

容姿:肩ほどの長さに切り揃えた薄金の髪に碧眼のぱっちり目。指定の調査員服や汚れた探索衣装でいることが多い。私服はラフなリブニットにパンツ姿など。少しボーイッシュな格好を好む。
移動してきたばかりの新任者からはみんなの良きお姉さんとして親しまれている存在。面倒見が良く、密かに隣を狙っている隠れファンも少なくはないんだとか。

性格:たおやかで優しげな風貌の通り女性らしい女性だが、あくまでも危険な地域で研究をする冒険者の一員として男性達にも負けない忍耐強さや精神力を持っており、物事を正確に判断できる冷静さもある。

属性:不明

武器:不明(場合により追記あるかもです)

能力:〃

弱点:〃

所属国:虚白の地

職業:ギルド所属の冒険者

二つ名・異名:無し

恋愛:可

裏行為:可

備考:愛称はベッキー-Becky。かつては地方から虚白の支部へ集められた同僚達と共に四人一間の部屋で暮らしていた冒険者の女性。
白の地の調査の途中、幼竜の姿で路傍に蹲り腹を空かせていたEltdown-エルトダウンを拾いルームメイト達と共に面倒を見ていた謂わば彼の育ての親。非常に情愛深く同室唯一の女性だったこともあり最も優しく彼に寄り添っていた。
とある理由で虚白の地支部から離れたエルトダウンを銀の国へ見送ってからは、不慮の事故等で失踪してしまった三人(Arnold-アルノルト、Carl-カール、Davis-デイビス)といた大部屋を空け、最低限の荷物をまとめ一人部屋に移り今も調査を続けている。
現在もエルトダウンがギルドを訪れれば親子のように振る舞う。公にはしていないが体の関係ももっているとのこと。


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