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独り言

紅葉（もみじ）への手紙
By ねぎりんご
綺麗に紅葉が色づくときに貴方の存在に気が付きました。
気が付いたのは貴方のパパ（笑）
私の事をよく見ていてくれたからわかったような物ですね。
もみじが生まれていたら今はどれくらいかな？
ハイハイが出来てつかまり立ちをする頃かな？
もみじは特に私の元に来てくれた事を後悔しているよ。
元の理由なんて安易な物だった。
「経済的に…」「コウちゃんと２人一所に育てる事の不安。」
普通の人が聞いたら殴りたくなるような理由。
こんな私の所にもみじですら居てくれる事、感謝しています。

のんちゃんとは違ってもみじにはごめんねよりも有難うの気持ちが大きい。そんなんじゃダメなのにね。

パパの優しさともう一つの顔を知るきっかけになってくれた事はもみじが私に教えてくれた事だと思っている。
悪い言い方をすれば、産んでいたら更なる不幸を確実に与えていた。
男の子か女の子か。その性別さえも私に恐怖を与え子供二人を路頭に迷わせていた。
本当に有難う。

のぞみの生きた証は無くなってしまった。
けど、もみじの生きた証は私が一生守り続ける。
もみじはパパを嫌いかも知れないけどもっとパパを見ていて。
もし、私が居なくなった時に淋しくならないように。
仏に守ってとは言うもんじゃ無いと言うから早く生まれ変わりなさい。
生まれ変わるチャンスが巡って来るまではパパとお兄ちゃんと仲良くね。
もみじはきっと私に似た男の子の様な気がします。
上よりも下の男の子の方がいい男になるらしいから彼女なんて作った日には大激怒していたでしょうね（笑）
もみじごめんね。ありがとう。
私の大事な第三子として永遠に感謝します。

私を選んでくれてありがとう。


私が二人の返事聞きたいって言ったら誰だかさんに気持ち伝えてくれるのかなあ？
私から聞かなくても向こうから言ってくるような事があれば嬉しいな。
それが嫌なら早く上に上がりなさい（笑）


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