601〜700
By 601〜620
花食いの乙女は報復の代価に頭蓋を差し出す
死んでなお優しい君へ
妖精の心電図
これが悲劇ならどれだけ幸いだったか
歴史の被害者
口付けの口実
笑ってくれる方がいい
抱いた紅が消えて行く恐怖
犬は言った
きっと耳鳴りだよ
誰もが毒を持っている
a.彼女は逃亡しました
どうせまた知らない樹に寄り添うのだろう
彼を殺せる唯一
問いかけの返事が『不要』とはこれいかに
君を殺したら僕は罪人になるの
氷点が芽生える音
灼熱の海に飛び込んで
仮定する内はまだ壊れていない
どちらにせよ悲しい卵
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By 621〜640
幻の音
誰にも許せぬ罪の名
君はそれを楽園と呼ぶのかい
針の箱
巡る尾の催眠術
神に抱かれる趣味はない
あの日に戻れたら君を殺そう
唇付け麻酔
扉の向こう側は空色の花園
全部食べて欲しい
幼き故の過ちが許されるのかと問われれば
咎めるように響くは、あの日と同じ蝉しぐれ
誰かのために、誰かのために、あなたはいつもそればかり
もしあの頃に戻れるのなら、今度はきっと見つけてみせる
花が照らすはどの道か
あなたの望む結末を迎えていたのなら、僕達がこうして触れ合う事もなかった
二人が笑っていられる結末なら、世界はどうなっていたの
泣けども泣けども君は戻らぬ
それはまるで訓戒の鐘の音
三つの雨が削る骨
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