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※レスが必ずあるとは
限らないのがミソ

置き詩板



[新規トピ]
≫ 散る花に
By 町田
2017-10-06 00:19:26
散る花に はしゃぐあなたを抱いたのは 抜き襟 うなじが泣いていたから
iphone
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≫ タイトルはないよ
By 万智子
2016-11-10 18:18:16

漂えば あだし心のハチドリよ 羽を休めよ私の指で


iphone
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By (8_9)/
2012-07-21 08:30:56
 
うつ伏して
誰かの便り待つ君の
笑顔待ちながら
花の水やり

巣立ち行く君らを
どこまで見送れば
ふと目に止まる
白いカンパニュラ

誰彼が
優しくないなど
気にせずに
優しくしたけりゃ
すればいいんだ

夕暮れの
庭のすみ灯る
ほおずきが
遅い帰りの子を待つ
揺れて
 
 

T006
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≫ 紫
By 89
2011-07-09 23:51:48
たとえ燃えても紫
真っ赤はありえない
僕の胸のなかに
いつも咲く花の色は
日陰に置いて頂きたい
直射には弱ってしまう
それでもいいですか
それでもほしいですか
差し上げたいけれど
何か申し訳ないのです
愛すのも愛されるのも
 

T006
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≫ 水と空と紅
By 沙玖
2011-05-14 21:00:14
青が碧で
苦しくなった
綿のような白が
優しかった

空気みたいに
浮かび上がると
きっと
融けていくんだろう

あたしは
勝手に孤独で
解らないままに
金縛り

暗い部屋は
いつまでも暗く
戻るも行くも
きっと無いんだろう

くだらないから
何もしないのね
終わった頃に
またやって来る人

光が降り注いで
七色に輝く水面
知っていて酔うの
それは錯覚だと

金魚鉢は
限られた世界
在っても無くても
問題ではない

あたしは
勝手に孤独で
誰がいらしても
宙ぶらりん

揺さぶられながら
廻っている
頭の中で
叫んでいる

連れ出してね
ずっと上まで
手を放してね
ひと思いに


きっと とても 綺麗だ









CA005
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≫   
By 町田
2011-04-19 20:25:44
 
明日の事さえも語れぬあなたとは二度目の桜を見る前に散り

黒髪に絡まる花びら春の風ごと私抱いたその手が居ない

 
pc
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≫ どうか無事で
By 町田
2011-03-12 07:20:16

背を向けたテレビジョンから遠く聞く 誰の業火に燃えている里
SH06B
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≫ clematis
By 89
2010-06-22 08:09:49
 
日は薄情に暮れ
風は気ままに流れ
道は幾つも別れて
何処まで続くのか

夕刻に連れられて
朽ちた敷石の道を行く
今頃クレマチスが咲く
いつかのちいさな庭へ

そこには
そっと手を伸ばして
掴みかけたものがある
そこには
ふと問いかけて止めた
話しの続きがある

取り戻すならば
すべてを
忘れ去るならば
すべてを

いつまでも
見つけられない
始まりのかわりに
終わりを求めているよ

今にも消えそうな石畳
庭は遠過ぎて見えない
何度も向かっているが
まだ辿り着いていない

ある筈のない交差点で
いつも止まってしまう
仕方なく矢印に従って
或いは逆に行ってみて
どちらにしても違うと
行き止まりを見つめる

点滅し始める夜のなか
まるで我に返るように
家に帰る僕だけれど
そうさまよったままで

手を伸ばしているんだ
話しかけているんだ

今頃クレマチスが咲く
きっと雨に濡れている
 
 

W64S
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≫ [青林檎]
By 八九
2009-11-10 11:45:15
 
[青林檎]

青林檎
やがて赤くと思ってた
十人十色まだ知らぬ頃

許されず
濡らし汚れる恋ばかり
逃げて隠れて又雨の中

小糠雨
擦り切れそうな胸元に
やさしくしてよ
しみないように

微睡みに
なれそめ変わり結ばれた
糸口は脆く夜半に解けし

見落とした
君の悲しみ探しつつ
小春日和を一人で帰る
 

W64S
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≫ 初冬の女
By 八九
2008-11-26 19:11:08
 
もう二度と
貴方が解く事は無い
髪結ぶ、きつく。
もう一度、きつく、

鳴らす音
ある筈ないと
わかっている
雨降るかしらと
窓に立つだけ

花のよう
いつも綺麗と
言ったひと
貴方がないと
枯れるも知らず

なきがらも
骨も届かぬ
てのひらに
きっと貴方が
降らせてる雪
 

W42SA
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