拍手お礼ネタ2
「万斉と山崎と似蔵さんの、縁側団らん」
山「お邪魔しまーす。」
似「いらっしゃい。よく来たねぇ」
山「あれ?。何で万斉が居るの?」
万「何故も何も・・・、此処は拙者の家でござる」
山「何時もは居ないじゃん。てっきり似蔵さんの隠れ家だと思ってた」
万「拙者は多忙の身ゆえ、普段は似蔵殿が一人で留守番をしているのでござるよ」
山「一人っきりで留守番って。似蔵さん、寂しくないですか?」
似「外に出る必要も無いからねぇ、一人で待つのは慣れてるよ」
山「そっか。二人は同棲してたんだ・・・」
万「え?、いやあの、その表現はどうかと・・・、」
似「別に、間違っちゃぁいない。俺ぁアンタに囲われているようなもんさ」
万「囲われって…、似蔵殿も何を申しておる、拙者そのような下心はござらん」
似「おや、そうかい?。この家も、俺を住まわせる為にわざわざ用意したってなぁ。河上よぉ、そう言ってたじゃぁないかい?」
山「そっか。万斉と似蔵さんって・・・、そういう仲だったんだ・・・」
万「ちょ!?、待たれよ山崎殿!。何か勘違いしてはおらぬかっ。良からぬ想像をしてはおらぬかぁ!?。似蔵殿も!、ニヨニヨ笑いながら下世話な事を!」
山「やっぱり、俺のことは遊びだったんだな?。見損なったよ万斉…」
万「あの、ちょっと?」
似「黙っててすまなかったねぇ、坊や」
万「いやいやいや、ええ?」
山「いえ、イイんです。俺のほうこそ、お二人の邪魔しちゃいましたね」
万「待て待て待てーい!」
似「俺としちゃぁ、あんな甲斐性なしの男より、坊やと一緒に居る方がよっぽど幸せさね」
山「有難うございます。それじゃこれからはアイツが居ない時を見計らって来ますからね」
万「双方とも待たれよぉおおおおっ!?」
山「何だよ、見損なった万斉」
似「何だい、甲斐性なしの河上」
万「何故に拙者の存在を全否定するのでござるかぉっ!。拙者が何をしたと申すかっ。あんまりでござるぅ…(さめざめ)」
似「はぁ…。もう充分じゃないのかい?、坊や」
万「ん?(ぐずっ)」
山「12月23日。絶対に家に居ろよ」
万「その日は仕事…」
山「ハイ決定事項ー。お前に拒否権は無しー。居なかったら、今の会話を現実にするからなー」
万「何と!?。」
似「あの子なりの、精一杯の我が儘さね。きいておやりよ」
山「まったくお前は、何時もは頼んでもいないのに勝手に出てくるくせに!、肝心な日にいないんだから!。」
万「肝心な日って…、はて?、その日は何が?」
山「お前サイテーだな本当に。見損なったよ甲斐性なし」
似「坊やの気を引きたかったら、その日までに思い出すこったねぇ」
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