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>>著作権と肖像権?
■肖像権って?
あなたは、自分の知らない場所で自分の写真がネット上に公開されていたら、どう思いますか?
肖像権とは、勝手に自分の写真を撮影したり、利用したりされない権利。
誰もが持っている権利です。
デジカメや携帯の写メ、またネットの普及によって、私達は気軽に写真を撮ったり、それを公開することが出来るようになりました。
しかし、それにより問題視されるようになってきたのが肖像権です。
現在、人物の肖像権を明確に定めたものは日本の法律には存在しません。
肖像権とは、不法行為に関するさまざまな判例(裁判)から法的に認められるようになってきたものです。
つまり、
なめた真似してると訴えるぞコラという、被害者の叫びや努力によって確立された権利と言えるのではないでしょうか。
肖像権には、
『人格権』や『プライバシー権』としての一般的な肖像権と、
芸能人やアーティストなどの有名人に適用される、
『財産権』の中の
『パブリシティ権』(別記)としての肖像権があります。
誰だって、普段の生活の中で見知らぬ人に無断で写真を撮られたら嫌ですよね?
しかもそれが、勝手に人目に晒されていたとしたら、どんな気分でしょうか。
一般人や有名人に関係なく、個人のプライバシーや人格を損なう行為は許されるものではありません。
たとえ友人であっても、本人の許可なく写真を利用・公開することは、肖像権の侵害にあたります。
ネット上で写真をアップする時などは、充分な注意が必要なのです。
(C)MATERIAL GUIDE