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お隣さんの煮物とアヒル
「お醤油ください。J

「…あ、あぁ」

ドアを開けるとふざけたデザインのアヒルが目の前にあった。小さな手がアヒルを包んでいて、ピンッと伸ばされた腕の付け根の先には歳のわりには幼すぎる顔があった。

無駄にキリッとした顔を見ると小・中学生を思い出す。彼女は学生のころも今もあまり替わらないだろう。
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アヒルを部屋に持っていきアヒルの頭を回すと外れて、とてもじゃないけど子どもには見せられない状態になってしまった。

醤油を入れるとアヒルの体が黒ずんだ。

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次の日の朝

ドアを開けるとこんどは夕ッパー(煮物入り)があった。

「お醤油のお礼です。」

と言って押しつけてどこかへ消えた。

おそらく仕事だろう。

まだ結んでなかったネクタイをしめて自分も仕事にむかうべく車の鍵を手に、玄関を出るのだった。
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短くてすまんなぁ。

次は政宗様と伊達の三傑、成実だすぜぃ。

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あきゅろす。
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