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お隣さんと醤油と不整脈
―1ヶ月後―

部屋のかたずけもすっかり終えてきちんとした部屋になってきたある休日。

やることも、やりたかったこともすべて終わらせたお昼間。弁当続きだったから飯でも作ろうと煮物、お味噌汁を作りにかかったが、

「しまった。なんてベタな、お醤油がない。」

こんな時はお隣さんだ!と、自分の勝手なイメージであひるの醤油さしを持って、お隣へ。

「お醤油下さい。」

「…あ、あぁ。」

片倉はアヒルの醤油さしを手に取ると部屋の奥に入って行った。

すぐに戻ってきた。

「料理。するんだな。」

アヒルを渡しながら以外そうに言った。

「女の子なのでそのくらいできます!」

ほっぺたをぷうっとふくらませた宇野をみていぬ、ねこあたりを思い出しフッと笑みを浮かべた。

それを見た宇野はジトォと片倉を見ると、

「ちっちゃいとか思ったでしょ…」

「…すまん…」

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夕飯を食べながら宇野は考えていた。

(片倉さんと話してるとなんか…あのーあれだ)

「ふっ、不整脈。」

明日かすがちゃんに相談しようと10時には寝ていた。

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〜次の日(お昼)〜

「でもあの人わr「あっ。あのね。かすがちゃん!」まだしゃべってるんですけど」

かすがは宇野が信頼する同い年の店員であり天然の宇野をフォローする友人だ。

不整脈のことを話すと、

「そんな事で病院行ったら医者に殴り倒されますよ。すきなんじゃない?その人のこと。」


え?幻聴?
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かすがちゃんと夢主は風魔の話をしてたんだよ。

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