青春しようぜ!【おお振り】
2
おおーっと歓声があがる。
私の紹介とともに休憩になったようだ。
「九組ってことは俺と一緒だな!あ、俺田島っ!」
見たことある顔だ。あ、
「あ、田島くん、席近いよね?」
「うん。三河、泉の隣なんだよな〜」
おーい、泉、三橋ーと大きな声で呼んで
連れてくる。
「三河サ、ンっ。お、おれっ、みは、し、ですっ。」
気の弱そう顔にそぐわぬ、って言ったら失礼だけど、マジックで書かれた、『1番』
「三橋はエース。田島は四番。俺は、外野やってる。
あ、やっぱ三河サンじゃん。」
一番に目を奪われていると、
目の大きい男の子がそう言ってくれた。
「あ、泉くん……。」
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