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【HQ】 lilac 【黒バス】



「テツくん!」
今日は部活はお休み。

「今野さん。この本、ありがとうございます。」
「いえいえ!」
「栞、読みましたよ。」

そういうと、彼女は、嬉しそうな顔をして、

「やっぱ、信じて良かった。あのね、テツくん。
私、あなたの事が、好きです。」
彼女は、沸騰したくらいに、真っ赤になっていた。

「そういう風に気づいてくれると思ってたよ。」

「告白は僕が言いたかったんですけど。」

「え…?」

「そういうとこも、好きですよ、ゆづ
ボクと、お付き合いしてください。」

「はい!」

満点の笑顔を向ける君。


本より、好きなのは

あなたですよ。

決まってるじゃないですか?

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