【HQ】 lilac 【黒バス】
3
「テツくん!」
今日は部活はお休み。
「今野さん。この本、ありがとうございます。」
「いえいえ!」
「栞、読みましたよ。」
そういうと、彼女は、嬉しそうな顔をして、
「やっぱ、信じて良かった。あのね、テツくん。
私、あなたの事が、好きです。」
彼女は、沸騰したくらいに、真っ赤になっていた。
「そういう風に気づいてくれると思ってたよ。」
「告白は僕が言いたかったんですけど。」
「え…?」
「そういうとこも、好きですよ、ゆづ
ボクと、お付き合いしてください。」
「はい!」
満点の笑顔を向ける君。
本より、好きなのは
あなたですよ。
決まってるじゃないですか?
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