Muscari【おそ松さん】
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「バイバイ、おそ松。」
《◯◯行きの列車が到着します。》
「行こう『かれん！』
「おそ松！？」
『へへっ、見送ろうって。それに、言えなかったことがあるんだよ。』
「…なに？」
『俺、お前のこと忘れらんないや。…だから、これ、受け取って欲しくて。』
「…え、指輪？」
『戻ってきたら、かれん、結婚してくれ。』
「でも、三年、日本にいないし、それに…」
『それは毎日電話するし！
…俺が、お前といたいんだけど。』
「おそ松…」
『泣くなよー、俺も、泣きそうじゃん。ずっと、待ってるから。頑張れよ。』
「…うん、私も、同じ気持ちです。」
『やっぱりー？…はは、嬉しい。フられたらどうしよう、って思ってた。』
《◯◯行きの列車が発車します。》
『あ、いかなきゃだな。
…からだ、気をつけろよ。』
「わかってる…。いってきます…」
『ん、いってらっしゃい。
俺のもんだからな！』
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