Muscari【おそ松さん】
6
「あ!カラ松兄さんの彼女〜?」
「…ケッ」
「めっちゃ可愛いね!」
ほんとにみんな同じ顔で
見とれてしまった。
「…すまない、とりあえずあがってくれ。」
「あ、うん、おじゃまします。」
和風な作りになっている廊下は、
なんだか懐かしくて好きだ。
「…えっと、これお礼のお菓子。
大きいの買ったから人数は大丈夫だと思うんだけど…たりる、かな?」
手土産を渡すと、さっき迎えてくれた
カラ松くんの弟くんたちがキラキラした目でみてくる。
「すっげーいい人!」
「うわっ〜これ限定のやつじゃん、
ありがとねっ」
「…うまそ。」
さっそく開けて食べてる。
同じ六つ子でも個性が違って面白い。
「またせたお茶だ…。」
お茶をいれると言って台所にいったカラ松くんが戻ってきた。
「わ、おいしそう。ありがとう。」
「あー、いや。安いお茶で申し訳ない。」
「カラ松くんが淹れただけで美味しいよ。」
「…っ「おー!カラ松。って!めっちゃかわいい!!なにお前どうしたよ!」
「落ち着きなよおそ松兄さん。
あ、こ、こんにちわ。」
「こんにちわ…。お邪魔してます。
みなさんもよかったら。」
この2人が家についたとき
すぐしゃべってた二人かな?
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