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Muscari【おそ松さん】
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次の日__

私は待ち遠しくて、早く家を出た。

「わっ、」

ぼーっとしてたから人影に気づけず、ぶつかる。

「ごめんなさっ…って、カラ松くん?」

そこには昨日とは全く違うカッコをしたカラ松くんがいた。

「昨日、家の場所教えてくれただろう?
昨日みたいなのがあっては、あぶないからな。」


昨日、あのあと連絡先を交換して。
何通かメールのやり取りをした。

家は分からないから、
あの公園まで来てくれるということになり、
それすら申し訳なかったんだけど。

「ありがとう。ほんとにカラ松くんは、優しいよね。」


「!…そ、そうか?そんなことはないぞ。」


「わたし、助けて貰ったのが
カラ松くんでよかったなあ」


おもわずそう言うと、
カラ松くんは私をしっかりと見つめる。


「な、なに?」


「いや、なんでもない。」


その言葉とうらはらに、耳まで染まるカラ松くんを直視することはできなかった。


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あきゅろす。
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