Muscari【おそ松さん】
3
「…これで大丈夫ですか?」
そのあと近くの公園に移動した。
コーヒーを手渡す。
「ありがとう。」
「いえ、こちらこそです。」
あのストーカーは
この人__松野カラ松くんに投げ飛ばされたあと
すぐ逃げていったらしい。
しばらく抱き締めあっていて、
カラ松くんもかなり真っ赤になっていた。
「本当に、迷惑をかけてごめんなさい。
何てお礼をしたらいいか。」
「いや、むしろさっきは悪かった」
さっきのことを思い出すと、どうしても
はずかしい。
ストーカーに触られていたときは気持ち悪かったのに、
カラ松くんに触れられた場所はあたたかい。
「あの!!」
「今度、お礼しにいっていいですか。
...あ、でも家族のかたとか、彼女さんとか...」
「いや!彼女なんていないから大丈夫だ。
むしろすまない」
意外だった。
こんなにかっこいいのに。
「あ、そうなんですね。意外です!
...えと、明日休みですしむかっても良いですか?」
カラ松君は笑ってああ、っと言ってくれた
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