Muscari【おそ松さん】
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「…なに」
立ちどまってこっちを見てくれる。
「たしかに、トド松くんのこと考えてたけど、それは違うよ」
目が、あう。
「一松くんの弟なんだな、って思ったら羨ましくなっちゃって。
だって四六時中、ってわけじゃないけど
ずっといっしょだよ?」
「…羨ましかったの?」
つかつか、と近寄ってくる。
「…あんたが弟じゃ、こういうことできないじゃん」
軽く頬に、唇があたる。
「い!ちまつ、くん!」
「ごめん、ほっといて。
ゆるして。」
そんなの、許すに決まってる。
「うん、絶対離れないからね。」
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