麻雀、役、解説 倍満役、役満 倍満役 @人ほう(レンホウ)は、満願役のところで説明したが、倍満とするところ、役満とするところもある。 なお、役を数えてその方が大きければ、そちらを取る。 A泣き九連ポートは、確定の倍満とするところと、泣きチンイツの5ハンに1ハン加えて計算するところがある。 役満 役満とは、満願の4倍の点数を言う。つまり、子32000点親48000点である。 @天ほう:親が、配牌で上がっていた時 A地ほう:子が、一巡目つもで、上がりの時。なお、ポン、チー、カンなどがあれば、一巡目ではなくなる。 B人ほう(レンホウ):満願とするところ、倍満とするところ、役満とするところが、あるが、役を数えてそちらが高ければ、そちらを取る。一巡目でロンする事。 C国士無双:1・9・字牌を1枚ずつすべてそろえると13まいで、これに、どれでもいいから、頭を作ったもの。先に頭が出来るとひとつ待ちになるが、13枚、先にそろうと13面待ちになる。なおこの場合、ちまたでは、ダブル役満としており、それにとどまらず、国士無双は、牌につながりが無く、自分の捨てた牌以外は、フリテンにならないので、国士無双をつもると、あたまを切って、多面待ちにして、それで、上がった場合も、ダブル役満としている。 D大三元:白、發、中をすべて、コーツにして上がった場合。 E字一色(ツーイーソー):字牌だけで、出来た役 Fチンロウトー:1・9牌だけで出来た役 G四暗こう(スーアンコウ):あんこうを4つ作った時。三あんこうが出来ており、シャンポン待ち、つまり、同じ牌を2枚ずつ、持っていた場合、つもったら、スーアンコウで、ロンの場合、三あんトイトイである。あんこうを4つ持っており、タンキ待ちなら、ロンでもスーアンコウである。なお、ちまたでは、タンキ待ちの場合、ダブル役満としている。なお、あんカンは、あんこうを壊さないが、みんカンはあんこうを壊す。 H四カンツ(スーカンツ):4つカンをして上がった場合、スーカンツである。なお、4つともあんカンなら、スーアンコウタンキも付き、複合トリプル役満である。なおダブル役満等なしのところもある。 I小四喜(ショースーシ) 東、南、西、北の内3つをコーツ(カンツを含めても良い)、にし、ひとつを頭にして上がった場合この役である。 J大四喜(ダイスーシ) 東、南、西、北を4つともコーツ(カンツを含めても良い)にし、上がった場合、この役で、ちまたでは、ダブル役満である。 Kりゅういーそ、オールグリーン 發と、ソウズの2・3・4・6・8だけで作った手を緑一色(リュウイーソ)、オールグリーンと言う。1・5・7・9には、緑以外の色が入っている為である。發がなければならないとするところと、發が無くても良いとするところとがある。 L九連ポート:面前チンチツで、1・1・1・2.3・4・5・6・7・8・9・9・9と他になんでも1枚付いたかたちで、あがれれば、どんな使い方をしていても九連ポートである。最初にあげた様に持っていれば、どの牌でも、上がれるチンチツであり、それが、ゆえに九連ポートなわけであるが、、他に1枚持っていて、2がないところへ、2で上がっても、九連ポートは成立するのである。 M流し満願:満願とするところが増えたが、本来、満願は最高に達する事を言い、元々役満だったのである。しかし、この役自体ないところもある。 最初から終わりまで、自分の捨て牌を泣かれず、自分の捨て牌が1・9・字牌だけだった場合、流し満願である。その局の最後の牌が捨てられ、上がる者がいなかった場合、流し満願成立と宣言する事によって、あがりとなる。 Nシーサンプートー シーサンバラバラなどとも呼ばれる。親なら、配牌の時、子なら、第1つもの時、ただし、ポン、チー、カンが途中でない時に、手が、頭ひとつあり、その他の牌が、同じ牌やカンチャン、ペーチャン、両面待ちになる近づいた牌もなく、バラバラの手の時、シーサンプートーと言って上がり、役満である。ないところもある。 O8連チャン(パーレンチャン) 親の時、8回続けて上がった時、役満で、それ以後も、上がり続ける度に役満である。ないところもある。 ちまた役 大車輪:ちまた大車輪では、チンイツニコニコで役満とするところもある。本来の大車輪は、ピンズの2〜8のチンイツのニコニコである。 小車輪:ちまた大車輪が役満であるのでこちらも役満と言うことになるが、1〜7または、3〜9のピンズのチンイツのニコニコを本来小車輪と呼んだ。 四連こう(スーレンコウ):同じ種類の牌で順にならんだコーツを4つ作って上がった場合で、カンツを含んでいても構わない。たとえば、ピンズの3・3・3と4・4・4と5・5・5と6・6・6を作って上がったら、スーレンコウである。 [*前へ] |