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……はぁぁっ。
思わず大きな溜め息が出てしまった。。
「…何まいってんだよ、俺…」
転入生の言葉と、それよりも怜の睨み付けてくる目にショックだったらしく胸が痛い。
しょうがないと自分の気持ちにけじめをつけたつもりだった。
なのに…。
「仕事してくれたら何も言わねぇっつの。」
邪魔するつもりもないし、転入生に魅力は生憎と感じられない。ちょっかいなんか出さねぇのに。
好きだった人に向けられる冷たい目って結構堪えるんだな。
だけど俺にはまだまだ処理しなきゃいけない書類がたっぷりある。
「とりあえず仕事やんねぇとな…」
ちょっと滲んできた涙を服の袖で擦って仕事するために自室へ戻った。
まさかこんな姿誰かに見られてるなんてな…。
「砂霧…?」
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