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水島が入ってきたことによって転入生が口を開く。

「なあ!!お前名前は??俺は美月洸哉!!洸哉って呼べよな!!」

会話した人は友達だという持論からだろうが…相変わらずの年功序列とか考えないこの転入生にとってはいつもの発言に水島はカチンときたようで一瞬眉をしかめていた。

まだ水島と接触してなかったんだな、転入生。
あれだけ問題やらかしてたから水島は風紀委員長だからてっきり接触済みかと思ってた。


あれ?何でホッとしてんだ俺は??


「…い。おい、砂霧。出るぞ。」
ってええ!?
何か考えたりしてたら呼び掛けてたらしい水島に手を掴まれて生徒会室ドアまで移動していた。
ちゃんと書類は持った状態で。鞄は何故か水島が持ってるし。


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