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…誰も何も言わない。
いや言えないのか。自覚は多少あるようだが転入生に入れ込んでるこいつらに仕事をしろと言ってももう駄目なのかもしれない。


そんな沈黙の中生徒会室をノックする音が響いた。


「…入れ」

そう言って俺は自分の椅子がある場所に座る。

水島だろうと予測して書類を鞄から取り出しておいた。

「失礼。…あれ?珍しく勢揃いしてるな。と言っても仕事は会長様しかやってないんだったな。」

そう言って、苦笑しながら風紀委員長の水島が入ってきた。



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