キリリク小説
2
「な!頼むよ!何か奢るからさ!」
クラスメイトの清水に合コンに出てくれと頼まれた。
普段なら断っていた俺だけど………早く隆を諦めたくて。
可愛い子でも見れば自分の中でけじめがつく気がして。
「…わかった。それって何時やるの?」
と返事をしてた。
俺の返事を聞いて一瞬清水はぽかんとしてたが、我に返って俺の手を握ってぶんぶん振り回しながら礼を言ってきた。
「マジで?!杉崎と中山二人そろうなんて!サンキュー!恩に着るよ!」
.
[前へ][次へ]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!