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小説(長編)
3
一人は慣れてるし。
つかむしろ一人が楽だ。そりゃたまに淋しく感じるときもあるけど。
前みたいに親しくなった後から急に離れっていってしまわれるくらいなら。
─最初から一人でいい。
授業が終わりさっさと荷物を片づける。
席を立つと後ろから肩を叩かれ声をかけられた。
あいつ───橘康人だ。
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