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小説(長編)
2
兄貴は嫌ってるやつは関わりを持ちたくないから大抵無視して話をしない。必要最低限の会話はするだろうが、決して一緒に同行したりしないはずだ。

そんなことを考えつつ兄貴達の後を追ったオレが行き着いた場所は屋上だった。

屋上の扉をそっと開けて静かに入り辺りを見回した。

『あれ?兄貴たち何処に??』


キョロキョロしてると頭上から声が聞こえてきた。

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