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小説(長編)
2
自分で決めたから、あとは実行するだけ。

とりあえずバイトはもう1年前から始めてる。高校生にしては結構時給のいいカフェでのバイト。
何でも店長が気に入らないと入れない所だったらしい。
ダメ元で面接受けに行ったらOKで、今は週4で働かせてもらってる。
そのバイト代と昔から貧乏性であまり使うことはなかったお年玉を合わせたらそこそこの額になった。

───まさか貧乏性がこんなところで役に立つとは。

だからあと2年。バイトしつづければ何とかそれなりの資金は大丈夫なハズ。

家を出て、ゆっくりこの思いを昇華していけばいい。

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あきゅろす。
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