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小説(長編)
3
「ちょっ、これどういうわけ?昨日まで普通の喫茶店やるって…」

とりあえず、前に立ってる実行委員に抗議してみるも…

「いや、それがさぁ他のクラスでもやっぱり喫茶店やるってところあるみたいで、何かオリジナリティあるものにしなくちゃ勝てないでしょ!?」

つまり、売上良いところに賞与貰える今回の文化祭において喫茶店やるクラスが他にもある。
なので此方のが良いとこあるってアピールが必要…それはわかるが…。

「理由は分かったが何故俺の名前横に遊女とあるんだ…」

俺の質問に対し、臆することなく実行委員が目をキラキラさせながら言った。
「いや、ただ単に見た目いいやつが女装、男装した方が目の保養になるし、真崎って背が高い目だから、着物着て座ってもらって…とか色々試行錯誤した結果だ!!」

何だ、その俺凄い名案提案したんだぜって面は…。
まあ、文化祭には力入れようって思っていたし…あまりやりたくはないが…。。

「…そういうことか…分かった…。」



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