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小説(長編)
2
あれから2週間が経った。

結局このままじゃいけないと思い、新しくスマホに替えて番号もメアドも変更した。
前の携帯はショップで引き取ってもらうときにデータを全消去した。

消すのを躊躇ってた受信メールやアドレスも消去した。
そうするとあれだけ女々しい思考だったのが恥ずかしくなった…。

何だったんだ…いくらなんでも乙女すぎるだろ!!とツッコミを入れてしまった。

学校の友達にも結構気を使ってもらってた分、もうすぐ始まる文化祭に貢献しようなんて考えてた自分に後悔することにこの時の俺は知らなかった。


「ちょっ、おい、何だこれ…」
教室の黒板に書かれた文字を見て唖然とする。

俺達のクラスは定番の喫茶店をしようという意見が出ていた。
普通の喫茶店だったはずだ…昨日までは。

なのに…黒板には男女逆転喫茶(後半)と書かれている。
後半って?いや、それもだが…俺の名前が書かれていてその横に遊女って文字が…他の男子の名前もあり、その横にはセーラー、メイド、ナース等が。





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あきゅろす。
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